『教場Ⅱ』前編ネタバレ感想。今回もサイコパス登場、意外な人が退場と完全退場

引用:『教場Ⅱ』 – フジテレビ

2020年1月に、木村拓哉さん主演で大好評だった「教場」が「教場Ⅱ」として、2021年に帰ってきました。

前回より2年後という設定となっていますが、前回同様警察官志望の研修生と、そんな彼らの内に秘めた裏側などを、風間教官がどのように導いていくのか、今回も非常に興味深い内容となっています。

ここでは、『教場Ⅱ』前編のネタバレ・感想などを紹介していきます。

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『教場Ⅱ』登場人物・キャスト

風間公親 … 木村拓哉
鳥羽暢照 … 濱田岳
稲辺隆 … 眞栄田郷敦
堂本真矢 … 高月彩良
石上史穂 … 上白石萌歌
忍野めぐみ … 福原遥
漆原透介 … 矢本悠馬
比嘉太偉智 … 杉野遥亮
杣利希斗 … 目黒蓮(Snow Man)
稲辺隆 … 眞栄田郷敦
伊佐木陶子 … 岡崎紗絵
堂本真矢 … 高月彩良
坂根千亜季 … 樋口日奈(乃木坂46)
服部京子 … 佐藤仁美
須賀太一 … 和田正人
小野春江 … 高橋ひとみ
田澤愛子 … 松本まりか
四方田秀雄 … 小日向文世
宮坂定 … 工藤阿須加

登場人物の詳細はこちら

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『教場Ⅱ』前編 ネタバレ

今年も神奈川県警警察学校の風間教場に仮入校を終えた第200期・訓練生の任命式が終わった。

そこには200期の仮入校期間中に指導員として教育をしていた198期訓練生だった宮坂定(工藤阿須加)の姿もあった。

宮坂は、時間の感覚が通常の人と異なるため、頻繁に遅刻しがちで少々出来の悪い漆原透介(矢本悠馬)を、かつての自分に似ているような気がして、気にかけていたのだ。

一方風間と言えば、警察学校とは適性のない人間を振るい落とす場であるという考えを持ち、訓練生の真の姿を見極め、退校届を突きつけていくのだった。

鳥羽と稲辺、最初の退校届を渡されるのは?

鳥羽暢照(濱田岳)は白バイ隊を目指す30歳を目前にした人物で、ずっと耳を鍛えてきて、車が走る音を聞くだけでおおよその車の速度を聞き分けることができる。

そんな鳥羽を稲辺隆(眞栄田郷敦)は、先輩と呼んで親しくなろうとしていた。稲辺は昆虫採集が趣味で、手先が器用なため、鑑識を目指していた。

そんなある日、稲辺は無断外出をしているという疑いをかけられてしまう。図書室で勉強していた稲辺は同じく図書室にいた鳥羽にアリバイ証言を頼むのだが、鳥羽は稲辺を見ていないとアリバイ証言を拒んだのだ。

風間はそんな鳥羽を呼び出し、窓を開け車の音を聞かせて時速を言い当てさせる。

風間は、実際には走っていないバイクの時速を訪ねると鳥羽は30キロくらいだったかもしれないと答える。

風間はバイクなど通っていないことを鳥羽に告げ、鳥羽が耳をやられていることを見破っていたことを告げる。

救助訓練でプールに飛び込んだ時に、滲出性中耳炎になって、耳の奥に膿がたまっていると話す鳥羽に、風間は鳥羽の日記を見せ、最近耳がよく聞こえているとアピールしている文相が増えたという。

そして、稲辺が証言を頼んだ日も、鳥羽は日記に嘘の記述をしていたため、鳥羽は部屋にいて図書室にはいないことにしていた。そのために、稲辺のアリバイ証言を断ったのだ。

そんな鳥羽に、風間は退校届を渡し、サインして持ってこいと告げ、去って行ったのだ。

その後、嘘の証言をされた稲辺は、掃除を手伝って欲しいと嘘をついて人気のない射撃練習場に鳥羽を呼び出し、鳥羽を拘束して動けなくした後、蟻を中に仕込んだヘッドホンを瞬間接着剤でくっつけて鳥羽の耳をふさいだのだ。

稲辺は耳の中の膿を餌と間違えて蟻が鼓膜を食い破るという話を鳥羽に言い残し去っていく。鳥羽は暴れて拘束を解こうとするが、動くことができずにいた。

しばらくすると、風間が現れ、鳥羽を助けてくれた。

後日、鳥羽は、耳に包帯をして授業を受け、稲辺は退校となっていた。

忍野しのぶと堂本真矢

そんな中、休学していた199期の石上史穂(上白石萌歌)が警察学校に戻って来て、200期の訓練生と一緒に授業を受けることになった。

その頃、風間教場では、最近マレットやパソコンのマウスなどちょっとした備品が紛失するという事件が続いていたのだ。

200期の訓練生・忍野めぐみ(福原遥)は、体力や筋力がないため、体力を使う訓練中に脱落してしまうことが多い。そのため、連帯責任でみんなが罰を受けることも多くなる。

そんなめぐみに反感を持つ一部の女子が、めぐみに対してイジメを行う。

その様子を見ていた同期の堂本真矢(高月彩良)がめぐみを助け、相手になめられて再びイジメられないように、怖い表情をつくるようにと告げる。

そして、めぐみをトレーニング室へと誘い、筋力トレーニングをすることや肉を中心とした食事にし、いっぱい食べる事、体力をつけることなどをアドバイスする。

そんな中、傷病者の脈拍を測る授業が行われ、風間の指示で千亜季(樋口日奈)とめぐみ、甲斐(落合優人)と入江(朝日奈寛)の備品の紛失届を提出した人が前に呼ばれた。その後全員の脈拍を測り終え、風間はめぐみに皆に返すように依頼した。

その時風間は、盗難に遭っていた備品全てが、訓練生・坂根千亜季が触れたものであるということをめぐみに伝えるのだった。

その後拾得物の受け取りの授業で、千亜季が善意の拾い主として触れた10円が入った財布を、警察官役のめぐみが受け取った。

風間は、「犯人は千亜季が触れた10円玉を自分の10円玉と交換するだろうから、この10円玉をおとりにして罠をかけ、残された10円玉から指紋を取り、犯人を割り出す」ということをめぐみに伝えた。

その後に行われた指紋採取の授業の時、その10円玉から指紋を採取すると、その指紋は千亜季自身の指紋のままだった。

そんな中、当直勤務を終えためぐみに風間は「君にはここを辞めてもらう。サインして持ってこい。」と退校届を渡すのだ。

風間はめぐみに「犯人をかばったな?」と言い、授業で脈拍を測ったのは千亜季と紛失届を出した3人だから、犯人はその時、自分は揺さぶりをかけられていると思い冷静でいられるはずがないと伝える。

そして一人だけ脈拍の高い人物がいたが、なぜかめぐみが犯人をかばおうとし、10円玉を先にすり替えたという。

その後、犯人が10円玉すり替えたころ合いを見計らって、千亜季の指紋がついた元の10円玉に戻したというのだ。

風間が罠を掛けたのは犯人ではなく、めぐみにだった。

犯人は千亜季のことが好きだった真矢だった。

めぐみは自分を助けてくれた真矢を守ろうとして10円玉をすり替えていたが、そのことも風間は見抜いていた。

真矢はめぐみがかばって10円玉をすり替えてくれていたことを知っていた。しかし、そんなことをしても風間教官にはかなわないと口にする真矢。

真矢は「めぐみは辞めちゃ駄目だよ!トレーニング、続けるのよ。」と告げ自分の腕時計をめぐみにつけてあげた。

真矢が風間の元を訪ねると、風間は「しっかり想いは伝えたか?」と声をかけ、真矢が書いたハーモニカを吹く忍野めぐみの浮かび出されていたスケッチを見せる。

真矢は「いいえ」と涙ぐみながらその場を去り、学校を退校していった。

漆原透介

いつも遅刻を繰り返している漆原透介は、人と時間の感覚がズレているという。

ある日、週末の外出から門限ギリギリで学校へ戻って来た透介は、副教官の須賀(和田正人)が注意をするその言葉を無視し、寮の中を走り回って2階へ去っていった。

その後も起床時間前にランニングへ行ったり、授業中に急にトイレへ行って走り回るなど、不審な行動が目立っていた。教官たちは透介の覚せい剤使用を疑う程だった。

そんな中、風間は透介を呼び出し、透介が走り回っているのは、掲示板を探し回って走っていたのだなと指摘する。

風間は「ここでしか知ることができず、早く知りたいこととはなんだ?」と尋ねると、透介は「あの人が、あの人がどうなったのか、あの人が…。」と焦りながら口にする。

その時、所轄から、ある監視カメラ映像が届いた。

その映像には、学校近くの交差点の信号機が故障したため、宮坂が交通整理を行っている様子が映し出されていた。

そこには、遅刻ギリギリで急いでいる透介も写っていて、宮坂は車を止めて「がんばれよ」と透介に声を掛けてを渡らせてあげていた姿が映し出されていた。

するとその後、一台の自動車が宮坂めがけ、真っ直ぐに突っ込んできて、宮坂は自動車に撥ねられて亡くなってしまったのだ。

宮坂の死を知った透介は、弔いに来た198期生に土下座をしてお詫びし退校を申し出るのだが、風間は透介に「部屋に戻れ。」と告げるだけで一切耳を貸さなかった。

『教場Ⅱ』前編 感想

一番最初に退校となった稲辺隆は、表面上おとなしくて優しそうな雰囲気をもちながら結構なサイコパスぶりを発揮していたのがかなり怖かったですね。

眞栄田郷敦さんも、1作目の林遣都さんとも、遜色のないサイコパスぶりでした。

登場時の雰囲気からは、稲辺はなんとなくあのまま泣き寝入りをしちゃうのかな?と思ってたけど、まさかあそこまでやらかすとは…

それに、鳥羽を拘束するのもなんか慣れてるような感じだったし、実は元々そういう人間で、実生活で行き場がなくなって、警察学校へ来たんじゃないかと勘繰ってしまうような性格でしたね。

それにしても、鳥羽もいくら自分の耳をアピールするためとはいえ、あそこまで徹底して嘘を書き続けなきゃいけないものなのかね?

一回嘘をついたら、もうそこから嘘をつき続けるしかなくなっていたのかな?

まあ、たしかに耳が聞こえにくくなってるってのを言い出しにくくなってたんだろうけど、治らないワケでもないだろうし、正直に話したら大丈夫なんじゃないのかな?

それでも風間は「耳が聞こえにくいんだって?」って言いながら、退校届を鳥羽に渡すのかな?

まあ結果として、稲辺については、拉致監禁傷害に当たるだろうから、退校は仕方ないよね。

その反面、可哀想なのが、堂本真矢の退校ですね。

確かに窃盗と言えば窃盗なんだけど、マレットとマウスとかのちょっとした備品と、10円玉をすり替えただけだから、退校以外の罰はなかったのかな?

実際、某県の県警で、会計課の金庫から8572万円ものお金が盗難に遭った事件だって、金庫の管理責任者と証拠品の保管責任者は懲戒処分だったけど、署長が本部長訓戒で、他3人が本部長注意だったんだから、校長からの厳重注意とかで済まなかったのかな?

しかも、忍野めぐみに自分の気持ちを伝えないまま学校を去っちゃうことになっちゃったから、ちょっと同情的な目で見ちゃうところもありますね。

でも、彼女元々は千亜季が好きだったんじゃなかったっけ?それがあっという間にめぐみを好きになっちゃうなんて、ちょっと気が多いのかも…

そしてなんといっても、宮坂の殉職にはホントに驚きました(゚Д゚;)

なにも死なせなくても…

これで、工藤阿須加さんは、来年「教場III」をやったとしても、生きて登場しないことが決定してしまったワケだね…

ところで、あの事故で漆原透介がかなり気に病んでいたけど、どう見ても事故は彼のせいじゃなく、宮坂を轢いた運転手の過失だよね。…警察は過失で済ませないかもしれないけど…

まあ、酒酔いなのか脇見なのか、居眠りなのかは知らないけど、ノーブレーキで真っ直ぐ突っ込んできていたから、漆原を渡らせたためってわけじゃないでしょ。

でも、帰って来た時あんなに慌てていたから、事故を目撃したけど、遅刻しそうだったからとそのまま放置して帰って来たのかどうかは気になるところではありますね。

それにしても漆原だけど、あんな風に時間感覚が普通の人と違うため、遅刻しまくるような人が、5倍を超える倍率の警察官採用試験に合格できたのは少し謎ですね…

しかも遅刻だけじゃなく、すぐパニックになるし、しどろもどろになるし、落ち着きがないしと、適性試験とかで引っかかりそうな気がするんだけどね。

とりあえず、前半のメインは以上だけど、後半ではいよいよ松本まりかさんや、坂根千亜季以外の残された訓練生が描かれて行きます。ということで後半はまた後日。

『教場Ⅱ』後編のネタバレ感想はこちら

『教場Ⅱ』後編ネタバレ感想。松本まりかの企みと、風間の目の謎に迫る!
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『教場Ⅱ』前編 見逃し配信

2021年1月9日現在『教場Ⅱ』前編の見逃し配信はFODプレミアムでどうぞ。

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