画像引用:大豆田とわ子と三人の元夫|関西テレビ放送 カンテレ
基本情報
カンテレ制作でフジテレビ系の「火曜21時枠」で放送されている4月期ドラマ。松たか子さんが主演で、3回結婚し3回離婚しているバツ3の女性・大豆田とわ子を演じる。
そんなとわ子と、松田龍平さん演じる田中八作、角田晃広(東京03)さん演じる佐藤鹿太郎、岡田将生さん演じる中村慎森の三人の元夫たちとの関係を描いていく。
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『大豆田とわ子と三人の元夫(まめ夫)』登場人物・キャスト
大豆田とわ子 … 松たか子
田中八作 … 松田龍平
佐藤鹿太郎 … 角田晃広(東京03)
中村慎森 … 岡田将生
大豆田唄 … 豊嶋花
大豆田旺介 … 岩松了
綿来かごめ … 市川実日子
松林カレン … 高橋メアリージュン
三上頼知 … 弓削智久
城久間悠介 … 平埜生成
大壺羽根子 … 穂志もえか
黒部諒 … 楽駆
六坊仁 … 近藤芳正
三ツ屋早良 … 石橋静河
古木美怜 … 瀧内公美
小谷翼 … 石橋菜津美
出口俊朗 … 岡田義徳
小鳥遊大史 … オダギリジョー
登場人物の詳細については以下を参照ください。

最終回ゲスト
甘勝岳人 / 竹財輝之助
とわ子の初恋の人。当時のとわ子はフラれたようだ。
國村真 / 風吹ジュン
とわ子の母の知人。
『大豆田とわ子と三人の元夫(まめ夫)』10話あらすじ・ネタバレ
その日の早朝4時52分に、ハワイへ出張している慎森からとわ子に電話が入り、グダグダ面倒くさいことを言っていたため電話を枕で埋める。
1話・船長さんとの思い出
朝になりとわ子が会社へ行くと、とわ子が1話で出会った「船長さん」が結婚詐欺で逮捕されたという記事を従業員が見ていた。
船長さんは、被害者女性を写真に納め、それをネットにアップしていたという。その中の1枚に、顔にモザイクはかかっているものの、とわ子の写真もあり、みんなはとわ子のその写真を見て無邪気そうだと言っていた。
その日とわ子が写真と同じ服を着ていたため、六坊がその写真の女性がとわ子だと気付き、みんなに、そういうのを見て色々言うのは人として最低な行いだから、見るのをやめるようにと告げるのだった。
初恋の人との出会い
その日の夜、とわ子が「オペレッタ」のカウンターで」ワインを飲みながら食事をしていると、鹿太郎がやってきてとわ子の隣に座り、ごちゃごちゃと言い出す。
その時、とわ子の姿を発見した一人の客が「豆子ちゃん?豆子ちゃんだよね?」と声を掛けて来た。その男性・甘勝岳人はどうやらとわ子の初恋の人らしい。
2人はテーブル席へと移動し話を始める。そんな2人を見て気が気でない鹿太郎は、とても1人じゃ耐えられないと慎森に電話をするが出ない。
甘勝岳人は現在、ナイトクルージングをするヘリコプターの操縦士をしていると言い、操縦士の帽子をとわ子にかぶせると、とわ子の写真を撮り始める。奇しくもとわ子は詐欺師の「船長さん」に撮影された時と同じポーズをさせられるのだった。
唄と西園寺君ととわ子
そこに唄がやってきて、八作と鹿太郎と共にとわ子の家へ行き、鹿太郎が唄の宿題を手伝い始めるが、WiFiがつながらないという。
八作が「マニュアルある?」と尋ねてきたため、とわ子が探し始めると亡くなった母の手紙などが見つかり、嫌な予感はあったものの、ついつい読んでしまう。
その手紙は、他の人に送った母の恋文だった。その手紙を読んだとわ子は、見えなかった母の本当の姿が見えたような気がしたのだ。
その後、唄がやっていたのが西園寺君の宿題だと知ったとわ子は「何で唄が、西園寺君の宿題やんの?」と言うと、唄は「西園寺君、受験勉強中だから。」と答える。
「何で、唄が受験やめる必要があるの?」
「何回も言ったじゃん。西園寺君の方が、医大に入りやすいでしょ?出世だってしやすいでしょ?」
「それは間違ったことだよ。」 「知ってるけど、それが私たちの現実じゃん」
「西園寺君を支える人になった方が、生きやすいでしょ。」
とわ子が2人の元夫に助けを求めると、役立たずの鹿太郎をよそに八作が話し始める。
「唄はさ、憧れのお医者さんがいたから、医者になろうと思ったんでしょ。」
「内藤和美先生。」 「唄が医者になったら、内藤先生喜ぶと思うよ。」
「内藤先生は病院の中でいじめられて、辞めちゃった。」
「まあ、大人がそういうこと言うのわかるよ。」
「でも、こっちはそういう現実をこれから生きるわけだからさ。」
その時、唄に西園寺君から電話が入る。
「ごめんね、今 実家。何買っていけばいい?コーラもね。わかったわかった。遅くなってごめん。」と唄が西園寺君にあやまっていると、突然とわ子が電話を奪い取り、西園寺君と話し始める。
「お菓子やジュースぐらい、ご自分で買いに行ったら?」
「勉強ばっかりしたっていいお医者さんにはなれませんと思いますし、唄には唄の…」
「はい?今、何て?? いい奥さんになる練習? はぁ~、なるほどなるほど。」
「落ちてしまえ。大学、全部落ちてしまえ。」
唄が電話を取り上げて、西園寺君と話をしようとすると、西園寺君は別れると告げ電話を切ってしまった。
「相手16歳だよ?私が徐々に教育していけば済む話だよ。最悪だよ、ママ。最悪」
そう告げると、唄は出て行ってしまった。
その後2人の元夫に謝るようにと諭されたとわ子は、鹿太郎と一緒に謝る練習をして西園寺宅を訪ね、謝ろうとするが、西園寺君はとわ子の手土産にケチをつけ、西園寺君が希望するマルディデルニィのカヌレを買いに行かされる。
行列に並んで買ってきても、西園寺君の好みの味じゃなかったため再び買いに行かされという風に、インターホンを何度も切られているウチに、とわ子は再びインターホンを鳴らし「落ちてしまえ。」と言い放つのだった。
とわ子の母の秘密
その夜、機嫌の悪い唄をとわ子の父・旺介と義母の幾子が迎えに来て、一緒に帰ろうとするが、唄はやはりもう一日泊まると告げる。
おばあちゃんの手紙が仕舞ってある段ボールの部屋に入っていった唄は、おばあちゃんが出さなかったラブレターを読んだのかをとわ子に訪ね「かわいそうなおばあちゃん。かわいそうなおじいちゃん。かわいそうなママ」と口にする。
「おばあちゃんは、その國村真、マーって人のことが好きだったんだよね。結婚してたのに」
「でも、書いてあるのは、手をつないだとか、それぐらいのことだから。」
「すべてを捨てることになっても2人でいたいとも書いてあるよ。」
「でも、この手紙は出さなかったから。」
「出せばよかったのにね。全てを捨てればよかったのにね」
「私のために我慢してたんだよね。家庭に残って、結局それも壊れて。」
「生きたいように生きられなかった。」
マーに会いに行くとわ子と唄
すると唄はそのマーという人に会いに行ってみようと言い出し、「なんで唄が?」と尋ねるとわ子に告げる。
「おばあちゃんが生きた人生は、私の未来かもしれないんだよ。」
その翌日とわ子と唄の2人は、國村真の家を探しに出かけ、やがて一軒のアパートにたどり着く。
唄がノックすると、中から女性が出て来たので「こちらに、國村真さんはいらっしゃいますでしょうか?」と尋ねるとわ子。
とわ子が「あっ、ごめんなさい、大豆田と申します。」と名乗ると、その女性は「どうぞ」と部屋に招き入れようとする。
「あの、マーさんは…。」ととわ子が尋ねると、女性は「ははっ、マーは私だけど。」と答えたため、とわ子は「はじめまして、大豆田つき子の娘です。」と挨拶するのだった。
部屋に入ったとわ子は、真に母が出していなかった手紙を渡すと、真は小学校の頃につき子と出会ったと話す。
「恋人だったの?」と尋ねる唄に、真は答える。
「素直にそう言えるって素敵だね。今の子はそうなんだね。」
「私たちの頃にはイメージなかったし、そこだけで私たちを語られるのは嫌だったけど…」
「そうだね…。」
「どうして母は、あなたの元に行かず、どうして結婚して、どうして私を産んだんですか?」
「そりゃあ、あのころ私を選ぶのは…。あっそっか、あなた、不安だったんだよね。」
「大丈夫だよ。つき子はあなたのことを愛してた。夫のことだってもちろん。」
「あなたのお母さんは、ちゃんと娘を、家族を愛してる人だった。」
「ははっ…。じゃあ、どうして。」
「家族を愛していたのも事実。自由になれたらって思っていたのも事実。矛盾してる。」
「でも、誰だって、心に穴を持って生まれて来てさ、それを埋めるために生きてんだもん」
「1人の中にいくつあっても、どれも嘘じゃない。どれも、つき子」
真は結果として家族を選んで正解だったし、だからこんなステキな娘が生まれて、孫も生まれて、生涯幸せな家族に恵まれたわけだから、私を選ばなくて良かったんだよ。と話す。
「母は、幸せだったんですね。」
とわ子は真に、時々ここに遊びに来たいと告げ、真と一緒にキッチンに立つのだった。
帰り道、唄はとわ子に自分の決めた事を話す。
「あのさ。めんどくさいから1回しか言わないし、理由言うのも感想言われるのも嫌なんだけど」
「聞く…?」
「えっ、何だろ…。 何でしょ?。」
「私、やっぱり医者になる。医者目指して、勉強する…。 以上」
「そう…、うん。」
とわ子はそう返事をすると、嫌がる唄の手を取り、手をつないで歩こうとするのだった。
旺介の思いととわ子の気持ち
家に帰ったとわ子は旺介と母の浮気についてを尋ねるが、旺介は昔一緒に神宮球場や温泉にいったこともあるし、高いイヤリングをプレゼントしたこともあると答え、とわ子の質問をはぐらかす。
そして「お母さんは野球も、温泉も興味なかった。イヤリングだって、私センスありませんから、恥ずかしかっただろう。お母さんには悪いことしちゃった。」と話すだけだった。
その後旺介は「あなたが自転車に乗れないのは自分が教えていないせいだ。」と話す。
「ちょうど教える時期だったからね、私が家に帰りたくなくなったのが。」
「あなたが転んでも1人で起きる子にしてしまった。お母さんは悪くない、俺のせいだ。」
「私、ちゃんといろんな人に起こしてもらってきたよ。」
「今は一人だけどさ、田中さんも佐藤さんも、中村さんもみんな転んだ時に起こしてくれたよ。」
その日の終わりに、とわ子は初恋の人とやり取りして、ヘリコプターに乗せてもらう約束をした。
とわ子と初恋の人のデート
その日の夜、鹿太郎はとわ子がヘリコプターデートへ出かけたため、機嫌が悪く、八作にグチる。
「初恋の人との再会なんてがっかりするだけでしょ。いや、僕が思ってるんじゃないよ。」
「僕はね、人が思うより、器の大きい人間だよ。」
「誰かにプレゼントあげるときも、一瞬値段を口にしたくなるけど、黙ってます。」
「だから、好きな人がデートしてたら雨降れとは思うよ。思いますけど…。そんな器の小さい事」
すると本当に雨が降ってきたため、鹿太郎は「よっしゃー」と喜ぶ。
雨が降ってきたため、とわ子と甘勝はレストランでデートをすることになった。
「豆子ちゃんはもう豆子ちゃんって感じじゃないね。すごくすてきなレディーになった。」
「男が10人いたら9人は好きになっちゃうんじゃない?」と甘勝
「それは言い過ぎ。」
「まあ、俺は最後の1人だけどね。それは25年経っても変わらないね友情感じちゃうね」
デート後のとわ子
今回もフラれたことでショックを受けて店を出たとわ子は、壊れた自動ドアに挟まれて、うごけなくなってしまった。
その頃、オペレッタに唄がやってきて、落ち込んでいる鹿太郎を励ます。そしてとわ子に電話して「どう?デートは順調?」と尋ねると、とわ子は「めっちゃ順調だよ。今だってぎゅ~ってされてる感じ。」と自動ドアにぎゅ~っとされた状況のまま強がる。
電話を切ったが、自動ドアにぎゅ~って挟まれている状況は変わらない。目の前にカップルが通り、どうしようか迷うが、ニヤニヤされる覚悟を決め「助けてー」と叫び助けてもらう。
家に帰りつき、疲れて横になろうとすると、日焼けして時差ボケの慎森がやってきた。そこに鹿太郎と八作もやってきて、日焼けして健康的な慎森を見て笑う。
しかし、すぐに鹿太郎は我に返り、初恋の相手が部屋に潜んでいると考えた鹿太郎は、他の2人もけしかけ、初恋はどこだと叫ぶ。
「もう遅いよ。何回も ぎゅ~ってされて、きゅん!ってしたんだから。開けない方がいいよ。」と訴えるとわ子の声を無視し、3人はベッドルームに隠れていると考える。
思い切ってドアを開けるが結局 誰もいなかった。
「初恋は、所詮初恋でしかないもんね。」とニヤニヤしながら話す鹿太郎
「30年前のお菓子がまだ食べられると思ってたのかな。」と慎森が言葉にし、3人は笑う。
夜中のとわ子と三人の元夫
その後 夜中だというのに、元夫3人は時差ボケの慎森に合わせて朝ごはんを食べ、とわ子はトロピカルなハワイアンカクテルを飾り付けた花火を避けながら飲む。
慎森は4人にハワイのお土産を渡す。お土産は英字新聞のシャツだ。おそろいのシャツを着た4人は、八作、鹿太郎、慎森がボーリングのピンとなり、とわ子がボールを放ると3人共倒れストライク。
その後4人で話している間にとわ子は眠りに落ちる。
夜中にふと目を覚ましたとわ子は「片付け大変そう。」とつぶやく。
「パーティーの跡片付けは大変な方がいいよ。」と慎森
「次の朝、意味なく並べられたワインのコルク、テーブルに残ったグラスの跡」
「みんな楽しかった思い出でしょ?どれも君が愛に囲まれて生きてる証拠なんだよ」
続けて鹿太郎が話し始める。
「例えばさ、お風呂のお湯がやがて水になって、川に流れて、川は海に流れ込んで」
「その海は君をベトベトにさせて、君はまたお風呂に入る。」
「そうやって、僕は何度でも、巡り巡って君を好きだってこと。」
「僕たちはみんな、君の事が好きだって事、大豆田とわ子は最高だってことだよ。」と八作。
そして3人はとわ子にプロポーズし、激しく言い争いになる。
とわ子は「やめてやめて、ケンカしないで私のために。」と言いながらなんとなく嬉しそう。
…という夢を見ていた。
やがてとわ子が目覚めると、三人の元夫はワインを手にとわ子を見て微笑む。
「何?ねえ、何話してたの?」と尋ねるとわ子
「僕たちはみんな君の事が好きだって事、大豆田とわ子は最高だってことだよ。」と八作。
「私は、そうだな…。」
「私の好きは、その人が笑っててくれること。笑っててくれたら、後はもう何でもいい」
「やっぱり、富士山じゃないですか?」とキャンプの話を始める三人の元夫。
ラストのネタバレ
大豆田とわ子は網戸が直せるようになった。上空からの夜景より、自分家から見える景色が好きと思う。
その日歩いている大豆田とわ子は、前が横並びになっていたため、上手く抜くことができずにいた。前の人たちが右に曲がったため、安心して進もうとすると、さらに大勢の人がどんどんと前を歩き始めた。
すると後ろにいた人物が、とわ子が通るからと前の人に「人、通ります開けて。」と道を開けてくれて、まるでとわ子はアカデミー賞をもらいにいく感じになってしまった。
そのままとわ子が歩いていると、公園で「小谷翼」がトランペットを吹いていた。そのまま横を通り過ぎて歩き続けると、「古木美怜」がドラマの撮影をしていたため、ジャンプしながら撮影の様子を見る。
その後、保育園で園児を連れている「三ツ屋早良」の横を通り過ぎようとすると、園児が転びそうになったため、とわ子が手を貸す。
慎森は、最近雑談ができるようになった。鹿太郎は器は小さいままだったが、カメラマンの仕事に励む。八作はオペレッタでお客に料理を提供している。お客は八作に少し熱い視線を向ける。
出社したとわ子が自分のデスクに座ると、椅子にシナモンロールが置いてあり、そのまま座ってしまった。とわ子はそのシナモンロールを取り出し嬉しそうに頬張る。
エンディング曲が終わり、とわ子の後をついてくる三人の元夫に「なんでついてくるの?」とわ子。
「僕らもこっちが帰り道だから、ねっ。」と元夫たち。
どっちへ行ってもついてくる元夫に「ついてこないで。ついてこないでって言ってるでしょ。」と走って逃げようとするとわ子。
そしてカメラに目をやり「大豆田とわ子と三人の元夫。ありがとう!」
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