画像引用:大豆田とわ子と三人の元夫|関西テレビ放送 カンテレ
基本情報
カンテレ制作でフジテレビ系の「火曜21時枠」で放送されている4月期ドラマ。松たか子さんが主演で、3回結婚し3回離婚しているバツ3の女性・大豆田とわ子を演じる。
そんなとわ子が、松田龍平さん演じる田中八作、角田晃広(東京03)さん演じる佐藤鹿太郎、岡田将生さん演じる中村慎森の三人の元夫たちとの関係を描いていく
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『大豆田とわ子と三人の元夫(まめ夫)』登場人物・キャスト
大豆田とわ子 … 松たか子
田中八作 … 松田龍平
佐藤鹿太郎 … 角田晃広(東京03)
中村慎森 … 岡田将生
大豆田唄 … 豊嶋花
大豆田旺介 … 岩松了
綿来かごめ … 市川実日子
松林カレン … 高橋メアリージュン
三上頼知 … 弓削智久
城久間悠介 … 平埜生成
大壺羽根子 … 穂志もえか
黒部諒 … 楽駆
六坊仁 … 近藤芳正
三ツ屋早良 … 石橋静河
古木美怜 … 瀧内公美
小谷翼 … 石橋菜津美
登場人物の詳細については以下を参照ください。

3話ゲスト
仲島登火 / 神尾楓珠
「しろくまハウジング」の設計部に勤める才能ある青年。自身の作品がボツになったため、会社を辞め、シンガポール行きを決めた。
出口俊朗 / 岡田義徳
八作の幼馴染で親友。恋人の三ツ屋早良の様子がおかしいと、八作の家を訪ねる。
『大豆田とわ子と三人の元夫(まめ夫)』3話あらすじ
大豆田とわ子の二番目の元夫・佐藤鹿太郎は、ファッション誌などでまあまあ活躍しているカメラマンだ。
しかし、彼は誰に聞いても「器が小さい」と言われるくらい器が小さく、かつて彼が開いた飲み会で「どう?僕のお金で開いた飲み会。みんな楽しんでる?」と語った一言が、業界内で語り継がれている伝説となっているくらいだった。
社長としてのとわ子の決断
これまでとわ子の会社「しろくまハウジング」は住宅専業だったが、最近初めて区民会館を設計し、建築の賞をもらった。
設計部の部下・仲島登火がみんなにもてはやされている中、社長はいるだけでパワハラだと、とわ子は一人で壁際の席でみんなを見ていたのだ。
そんなある日、とわ子の部下で、優秀な若手建築士の登火が大学図書館の設計を手掛ける。
デザイン案を見たとわ子は、その素晴らしいセンスに同じ建築士として感動を覚えるが、松林カレンに建築費を相談すると、半期分の利益がこの一件でショートすると言われる。
これは設計部の渾身の作品だと口にするとわ子だったが、最終的に採算度外視のプランを会社の商品として採用するわけにはいかず、その案を不採用にすることに。
社長として苦渋の決断だったが、そのことがきっかけで一部の社員から不満の声があがり、とわ子を悩ませることになってしまった。
鹿太郎ととわ子の出会いと別れ
その頃 鹿太郎は、自分のオフィスに飾ってある とわ子の写真のことをアシスタントに聞かれ、ダンス教室で初めてとわ子と出会った時からプロポーズまでのロマンティックな思い出を語る。
当時スキャンダル専門のカメラマンだった鹿太郎は、野球選手の不倫相手がいるという情報を基にダンススタジオに潜入していた。
そこでとわ子に出会った鹿太郎は、不倫を撮っていると言えず、ファッション系のカメラマンをしていると嘘をついたばかりか、自分が男であることを意識させたら引かれるのではと考え、自分は馬しか愛せない人間だと話したのだ。
鹿太郎は、そんな嘘をついてしまった自分に罪の意識を感じ、一から勉強しなおしてファッションカメラマンを目指し、馬と仲良く写真を撮りそれをとわ子にみせたりしていた。
ただとわ子のそばにいたかったという鹿太郎は、自分に「好きになっちゃだめだ、好きになっちゃだめだ。」と言い聞かせていたが、とわ子のことをどんどん好きになっていった。
とわ子に会うためにダンスを始めた鹿太郎は、とわ子といっしょに発表会に出ることになったが、その日は台風のために中止になってしまった。
それでもその日、鹿太郎はとわ子にプロポーズした。それから1年後に、とわ子は結婚を承諾してくれたという。
その時、アシスタントに「何で離婚したんですか?」と聞かれた鹿太郎は「しゃっくりがね…、止まんなくなっちゃったの。俺には、それを止めてあげることが出来なかった。」と悲しそうに答えるのだった。
鹿太郎の新しい恋
離婚してもなお、鹿太郎はとわ子に未練を持っていた。その一方で、自分に好意を寄せてくれている美怜の存在も気になる。
新しい恋をするべきか悩む鹿太郎は、八作と慎森に相談するが、二人はそれぞれ早良、翼のことが気にかかり相手にされない。
そこで再び美怜の部屋を訪れた鹿太郎は、美怜のイヤリング探しを手伝うことになった。
ベッドの下に見つけたイヤリングを取ろうとして棒で払ったところ、さらにほかの場所に移動してしまい本当に見つからなくなってしまった。
新しいイヤリングをプレゼントすると話す鹿太郎に美怜はイヤリングの思い出を話し始める。
「このイヤリング、なくすの2度目なんだよね。」
「1度目は8歳の時、お母さんのイヤリングだったけど、ふざけてたらなくしちゃって。」
「次の日、お母さんに呼ばれて…、怒られちゃうって思ってたら…。」
「お父さんと離婚することを聞かされたの。あなたはお父さんと暮らしなさいって。」
「私が置いていかれるのは、昨夜イヤリングなくしちゃったからだと思ったの。」
「必死に3日探して、見つけて、私もお母さんと一緒に行くよって言ったけど…。」
「お母さん、もういなかった…。バカみたいでしょ。はははっ。」
「探します…、絶対探します。」
「もういいよ。それより今夜 泊って行ってくれない?そばに誰かいて欲しいの。」
その夜の鹿太郎は、美怜の隣で服を着たまま、直立不動で眠れずにいたのだった。
翌日、なにかを決意した鹿太郎は仕事場に飾ってあったとわ子の写真をしまい込み、美怜の家へと行き、掃除や洗濯 食事作りにいそしんでいた。
そしてその日の夕食時、美怜に「今度、写真 撮らせてもらっていいですか?最高傑作を更新したいんです。」と告げるのだった。
その夜、家へ帰った鹿太郎が美怜の出演作品を見ると、作品の途中から、先日イヤリングをなくした時に美怜に言われた母の離婚の話と、一字一句全く同じ内容だった。
そのことを八作と慎森に相談すると、2人は口をそろえて騙されたというが、鹿太郎は「僕は信じるよ。彼女はそんな人間じゃない。」と言い切るのだった、
仲島登火の退職
翌朝とわ子が出勤すると、設計部の三上頼知から、お時間いただけますか?と声を掛けられる。
その席でとわ子は、仲島登火から退職願を渡された。
とわ子は必死に引き留めようとするが、登火はもう決めていて以前から誘われていたシンガポールへ行くと辞めて行ったのだ。
社内から反発が出て、自分も辞めようかななどと声が出る中、松林カレンが「辞めたいなら辞めなよ。」と声にするが、とわ子は彼女を止め仕事の話に引き戻したのだ。
その日の夜、道を歩いていた鹿太郎は、車の中で見知らぬ男性とキスをしている美怜を見かけた。
彼女と目が合ったものの、車内の男性が再びキスをしてきたため、鹿太郎はその場をあとにするのだった。
その後鹿太郎が一人でバーに入ると、そこに偶然登火が友人と一緒に飲んでいて、とわ子の悪口を言っていた。
鹿太郎は、トイレで登火へのとわ子の気持ちを代弁しようと考えてから、彼へ近づくと、登火は「まあ、でも俺、あの社長好きだけどね。あの人は嫌われても逃げないから。」と友人に告げる。
「みんなにいい顔して、ごまかしたり、だったらお前がやれよって逃げたり。」
「社長がそういう人だったら会社 潰れるでしょ。あの人はちゃんと嫌われ役を引き受けたんだよ」
「自分だって、建築士だったのに、今は嫌われ役をやってる。」
「今回は、離れることにしたけど、またいつか一緒に仕事できたらって思ってるよ。」
鹿太郎はそんな登火の肩を叩き「そうそれ、それが言いたかったの」と告げるのだった。
鹿太郎の優しさ
一方 とわ子は、皆が帰宅した夜のオフィスでひとり仕事をしていたところ、入り口から不審な物音がしたため、様子を見に行く。
音の主は鹿太郎で、鹿太郎は大きな花束を抱えて隠れながら進んでいくが、とわ子に見つかってしまう。
とわ子に花束をプレゼントし、社長の椅子に座った鹿太郎はとわ子に「社長業、きつい?」と尋ねる。
「ううん、きつくはないけど。」と答えるとわ子。
「器をさ、小さくすればいいんだよ。まあ、誰だってね、苦しい時はあるよ。」
「思ってたのと違うな、やってらんないな って時はあるよ。」
「そういう時にさ、我慢することないんだよ。1人で乗り越えることなんてないんだよ。」
「愚痴、こぼしていこうよ。泣き言 言って行こうよ。」
「器が小さかろうと何だろうとさ、愚痴ぐらいこぼしていかなきゃやってらんないでしょ。」
「そうだね。やってらんないよ。」
「みんな、勝手なことばっかり言うし、偉い人たちとの会食は疲れるし。」
「全く、やってらんないよ。」
その後、とわ子と鹿太郎は会社の中で社交ダンスをする。
鹿太郎は「パーティーだったんだ。君との出会いは俺にとって、人生最高のパーティーだったんだ。」と思うのだ。
3人の悪女
その翌日、鹿太郎が仕事をしていると、美怜から呼び出しがあった。
美鈴の部屋で鹿太郎は「すてきな夢を見せていただけて、感謝してます。もうここに来ることはありません。」と告げる。
すると美怜は鹿太郎に写真を見せる。写真には美怜と鹿太郎にそっくりな男性がショッピングをしている姿が写っていた。
美怜は、写真の男性と鹿太郎がそっくりな別人であることを告げ「彼はね、私が心から愛してる人。彼ね、結婚してて、まあ、不倫なんだよ。」と話す。
「一緒にいるとこ、パパラッチに撮られて、今、その写真で脅されてんの。」
「佐藤さん。あなた独身でしょ?私と付き合ってるのはあなたってことにして。」
「私たちを守って。」
その頃 慎森は小谷翼に会い、以前の勤め先に内容証明を送ることを告げ、パワハラ上司のことを訪ねる。
その時慎森が上司の名前をわざと「大谷さん」とカマをかけると、翼は「うん。はいはい。」と上司のパワハラについて話し始める。
慎森はすかさず「こないだは、大宮さんって言ってたね。」と追及すると「名前、間違っちゃった。」と答える。
「半年もの間、パワハラしてきた人の名前を?君、僕に嘘ついていない?」とさらに追及すると、翼は席を立って出て行ってしまった。
一方、八作の家に親友の出口俊朗が訪ねてきて、彼女・早良の様子が変で、中々会えないし、夜電話しても出ないことが多いと相談する。
「仕事忙しいんじゃない?」と八作が話すと、俊朗は「他に好きな男でも出来たのかもしんない。電話かけてみる。」と立ち上がり電話をしに行った。
すると、八作の部屋に隠れていた早良が、自分のスマホがそこにあると指さして八作に合図をおくるのだった。
一方、とわ子と卓球をしていた鹿太郎は、とわ子にぶつかって来た男性に「気をつけろよ」とどやしつけるが、相手がお世話になっている社長だと知ると、途端に低姿勢になり挨拶に向かうのだった。
『大豆田とわ子と三人の元夫(まめ夫)』3話 感想
今回は、とにかく器が小さいと言われる、佐藤鹿太郎のお話です。
3話では、とわ子と鹿太郎がどのような経緯で出会ったのかなどが描かれていたけど、現在はそこそこ売れっ子のファッションカメラマンの鹿太郎が出会った当時はスクープカメラマンだったとはちょっと予想外でした。
それを不倫を撮ってるって言えなかったため、ファッション系のカメラマンだと嘘ついて、それでもとわ子に嘘をついていたくないからって、本当にファッションカメラマンになっちゃうって、少し鹿太郎を見直しました。
ただ単に器が小さいばかりじゃなく、やる時はやる男だったんですね。
でもさすがに、自分が男であることを意識させたくないからって、自分が馬しか愛せない人間だって言っちゃうのは逆に引かれるんじゃないのかな?
でも、そこからの2人の距離が縮まっていく様は 結構いい感じでした。
特に、とわ子と鹿太郎が一緒に歩いている時、すれ違ったカップルの女性に「こんな男に好きって言われて、喜ぶ女いるわけないでしょ。」と鹿太郎がバカにされた時に、相手の女性に向かって「残念でしたねー」ってとわ子が叫んだシーンが好きです。
おそらくとわ子は、鹿太郎の良さが分からないなんて残念な人、せっかくこんないい人に告白されたのに、振っちゃうなんて残念でしたねーって意味で言ったんだろうね。
本当に鹿太郎は器が小さくて細かくて、残念な感じな男ですが、3話を見ていて思っていた以上に男気がちゃんとある男性だというのが分かりました。
今回までは、どうしてとわ子が鹿太郎と結婚したのかわからなかったけど、物語をみて納得できたと同時に、鹿太郎の器の小さいワケも見ることができ満足しました。
しかし、とわ子が鹿太郎と離婚した理由については、鹿太郎が「しゃっくりがね…、止まんなくなっちゃったの。俺には、それを止めてあげることが出来なかった。」としか語っていなかったので、詳細は不明です。
しかし、とわ子を佐藤さんと呼ぶおばさん御一行が現れた瞬間に、とわ子のしゃっくりが止まんなくなっていたことから、当時のとわ子の環境になんらかの問題があったんでしょう。
おそらくは、とわ子は鹿太郎の家族と上手くいってなくて、それがストレスとなってしゃっくりが出るようになったんじゃないでしょうか?
まあ一番考えられるのが、鹿太郎の母親によるイジメなどでストレスが加わり、しゃっくりが出るようになり、やがて止まらなくなったけど、鹿太郎は2人の間に入って仲良くさせることができなかったんじゃないでしょうか。
そのことは、当然ご近所さんの耳にも入っているでしょうから、いまだに当時のご近所さんに合うと、しゃっくりが出るんじゃないでしょうか?
実際、鹿太郎自身は器は小さくとも優しさがあるので、とわ子もそこまで嫌がらなくてもいいような気がするんですが、以前の物語でとわ子の自宅に入ったとたん、我が家のようにくつろぎ始めようとしてたので、そういうところも嫌だったのかも知れませんね。
そして、慎森同様、とわ子は鹿太郎にも既に別れを告げて、もう思い出の1ページになってしまったんでしょう。
まあしかし、慎森にしても鹿太郎にしても、とわ子が嫌いになって別れたワケじゃないので、まだ思いが残っててもしょうがないんでしょうね。
ところで、三人の元夫にまつわる新しい女性陣ですが、鹿太郎に言い寄って来た美怜は、鹿太郎を不倫の隠れ蓑に利用するために近付いてきただけというひどい女性でした。
また、慎森に近付いてきている小谷翼も、あの嘘の様子から何らかの企みがあって、慎森に近付いてきているようですね。
そして早良も、自分の恋人の親友と知りながら、八作に近付いてきているというのも、あんまりいい予感はしません。
はたしてこの先、この三人の元夫たちはどうなっていくんでしょう。
全話ネタバレ感想やまめ夫に関する情報はこちら。

『大豆田とわ子と三人の元夫(まめ夫)』4話 予告・あらすじ
とわ子(松たか子)の30年来の親友・かごめ(市川実日子)が、とわ子と同じマンションに住むオーケストラ指揮者の五条(浜田信也)から食事に誘われる。2人の相性の良さや、五条の態度からかごめに好意を抱いていることを確信したとわ子は、親友の幸せを願い、面倒くさがるかごめの背中を押す。しかし、当のかごめは目の前で鳴っているスマホの着信を無視したり、夜道で誰かにつけられたりと、最近何か隠し事がある様子。そんな中、とわ子は、偶然かごめの“ある過去”を知ってしまう。
その頃、八作(松田龍平)は、親友の俊朗(岡田義徳)の恋人・早良(石橋静河)からの猛烈なアプローチに頭を悩ませていた。さらに、早良の浮気を疑い始めた俊朗から3人での食事に誘われた八作は、つくづく自分のモテ体質が嫌になる。なんとか早良に嫌われようと試みる八作だったが、早良の行動はより大胆になっていき…。
一方、翼(石橋菜津美)の嘘に憤りを感じていた慎森(岡田将生)だったが、「まだわたしが誰なのかわからない?」という翼の問いかけに言葉を失う。鹿太郎(角田晃広)は、美怜(瀧内公美)にパパラッチ対策として交際相手の影武者を頼まれるが…。
引用:https://www.ktv.jp/mameo/story/3.html
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