引用土曜ナイトドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』|テレビ朝日
これまで同枠の妖怪シェアハウスや、美食探偵 明智五郎などで、コミカルで元気な女性を演じることが多かった小芝風花さんでしたが、今回の『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』では、内気で儚げな少女を演じています。
これまでと180度違う役柄を、小芝風花さんはどう演じていくのでしょうか?
ここでは『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~。』1話のあらすじ・ネタバレ感想などを紹介していきます。
『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』1話あらすじ
2年前の20歳の頃から、小さな工場で不良品のチェックをするのが清水萌子美の仕事だった。
このバイトは、ずっと引きこもりだった萌子美にもできる仕事をということで、母親の千華子が見つけて来たものだ。
日々、小さな工場で不良品のチェックをしている萌子美だが、不良品を仕分ける速度が他の従業員に比べて速く、周りの人たちと話をすることもなく黙々と仕事をしていた。
そんなある日、萌子美は他の従業員が仕分け終わった部品の中に不良品があるのを見つけ、思わず「その子、ケガ…」と言いかけてしまう。
実は萌子美には、幼いころから感情を持たないと言われているモノの気持ちが分かり、モノと話ができるという繊細な“感覚”があったのだ。
幼い頃はこの感覚を隠す必要性を感じなかったため、モノに代わって気持ちを話すことで、周囲との間に波風を立てることも少なくなかった。
現在は誰ともほとんど会話をせずに、工場でもどこかしら浮いた雰囲気のある萌子美は、工場内の高い位置にある窓を見て、突然チーフ従業員の中井に、あの窓を掃除した方がいいのではと言い出す。
しかし中井からは、清掃業者が来るのは数か月先だと告げられたため、萌子美はある行動を起こしてしまう。そんな萌子美の行動のため、工場ではちょっとした騒ぎとなってしまう。
萌子美の母、千華子は萌子美が工場で騒ぎを起こしたと知り、頭を抱える。
千華子は、萌子美がほかの子どもたちとどこか違うということに長い間悩み、何事もなく暮らしてほしいと願っていたが、それすら叶わないことに不安を抱いていた。
それでも夫の伸寛や、萌子美の兄で長男の俊祐とともに、千華子なりに娘をサポートしてきたのだった。
その数日後、萌子美は22歳の誕生日を迎えるが、その日突然萌子美は工場に行きたくないと言い出す。
せっかくの萌子美の誕生日なので、この日だけは穏便に過ごしたいと、千華子は萌子美の言うことを聞くことに。
その夜、家族揃って萌子美の誕生日のお祝いをしていると、突然の訪問者がやって来たのだ。
『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』登場人物・キャスト
清水萌子美 … 小芝風花
清水俊祐 … 工藤阿須加
清水伸寛 … 田辺誠一
清水千華子 … 富田靖子
須田観 … 橋爪功
岸田佑矢 … 加藤清史郎
依田涼音 … 水沢エレナ
桜井真由 … 内藤理沙
登場人物の詳細はこちら。

1話ゲスト
中井哲也 / 小倉久寛
萌子美が働く工場のチーフ従業員。
『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』1話ネタバレ
工場での休憩時間、チーフ従業員・中井哲也に、あの窓を掃除した方がいいと告げるモコミに、「業者さんが来た時やってもらうよ、再来月かな?」と答える中井。
その後、お昼のお弁当を食べ終えたモコミは、脚立を使って窓の掃除をしようとしたその時、脚立から落ちて病院へと運ばれたのだ。
兄・俊祐の運転でモコミを迎えに行く母・千華子は、モコミに「とにかく、工場に迷惑かけるような事しないでよ。」と釘を刺すのだった。
その日の夜、モコミは母・千華子に「窓の掃除って、なんでそんな余計な事したの?工場に迷惑かけるような事、しないでよ。」と言われたことを思い出す。
モコミはぬいぐるみのトミーに「ねえ、トミー。余計なことだって…。迷惑かけるようなことだって…。」と話しかけ「おやすみ。」と言い眠りにつくのだった。
翌日も、元気に工場へと向かい、ボルトの選別をし終えたモコミだが、家へ帰る時に、高いところにある窓が泣いているのを見て、どうしても気になってしまう。
チーフの中井に「どうしたの?」と声をかけられたモコミだったが、千華子の「ともかく、工場に迷惑かけるような事しないでよ。」という声がモコミの頭の中で聞こえ「いえ…、なんでもないです。」と答えてしまうのだった。
翌日、萌子美22歳の誕生日の朝、千華子が起こしに行くと、萌子美はバイトを休むと言い出したのだ。
その日の夜モコミの誕生パーティーが開かれ、家族写真を撮影しようとしているその時、突然玄関のチャイムが鳴る。
インターホンのモニターを覗き込むと、チャイムを押したのは千華子の父で萌子美の祖父・須田観だった。
モニター越しに観の顔を見た千華子は、「開けなくていい」と知らんぷりを決め込むが、萌子美が玄関から出て行き、家の門を開け招き入れようとする。
すると千華子がやってきて「何しに来たか知らないけど、帰って。」と告げるが、萌子美は「入って、おじいちゃん。」と家の中に招き入れたのだ。
千華子は観に来た理由を尋ねると、住んでいる家でボヤを起こし追い出されたため、この家に住まわせて欲しいというのだ。
千華子は「私も、みんなも嫌だろうし、萌子美は特に知らない人と暮らすのはストレスだろうから。」と観に告げると、萌子美は「大丈夫だよ。おじいちゃんだもん。」と答える。
千華子が「この人、どれだけひどい人か、分かってないでしょう。」と萌子美に話すと「お母さんだって…。」と言葉を返す萌子美。
すると千華子は萌子美が小学5年からずっと引きこもり続けてきても、何かできることがあると思って工場を見つけ出し、バイトをお願いしたことを告げ、休む理由を言わない萌子美に、また引きこもるつもりかと問い詰める。
すると萌子美は、突然千華子に「嘘つきじゃない!私は…、嘘つきじゃない。おじいちゃんだけは…、私を嘘つきって言わなかった。」と言い、部屋に閉じこもってしまった。
萌子美は15年前の祖母のお葬式に、祖父の観と話していた時のことを思い出していた。
「どうして雨は降るの?」と尋ねた萌子美に「簡単に言うと、水蒸気が雲になって重力で落下してくるってことなんだよ…。全然簡単じゃねえな…。つまり、人の涙も、いつか雨になって降ってくる。」と告げる観。
萌子美は雨を手に受け「そうだね。いろんな気持ちがある。」と告げると、観は「わかるのか?」と尋ねる。
「うんわかる。」と答える萌子美に「そうか。すごいぞ、萌子美!」と優しく声をかける。
続けて萌子美が「死んだらどうなるの?」と尋ねると、観は「生まれ変わるかな。」と話す。
「どうやって?」と尋ねる萌子美に、観は「生まれ変わるのは…、死ななくてもできる。生きてても、生まれ変われるよ。」と優しく頭を撫でながら声をかけるのだった。
***
1階では千華子が「あの人のせいで、萌子美の誕生日が台無し。どうしていつも、私を苦しめるの?」とグチってると、萌子美が階段を下りてきて話し始める。
「脚立のことだけど…。工場で脚立から落ちたのは…、窓が泣いてたから。」
「泣いてたから、きれいにしたくて、窓を拭こうとした。」
「萌子美、まだそんな事、言ってるの?」と千華子
「嘘じゃない。窓が泣いてた。ずっと泣いてた。」と強く訴える萌子美…
「おじいちゃんもお祝いしてね、今日は私の誕生日だから…。」
千華子は嫌がり抵抗したものの、結局祖父の観も含め5人全員で萌子美の誕生日の写真を笑顔で撮影したのだった。
『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』1話 感想
なんか小芝風花さんと言えば、いつでも元気いっぱいなイメージがあるけど、このドラマの小芝さん見ていると、これまでと全然違う魅力を醸し出していて、あらためて何でもこなせる凄い女優さんだなぁと感心させられました。
内容については、まだ1話で舞台設定やキャラクターの紹介メインのストーリーなので、どういった物語になるのかはまだはっきりとはしてませんが、モノの気持ちが分かる萌子美が、色々なモノの気持ちを感じ取って、周りをハッピーにしていく物語になっていくのかな?
プラス加藤清史郎くんとのラブストーリーもあったりして…って、今の萌子美からはラブストーリーが想像しにくいですね。
さて、1話の感想ですが、モノの気持ちが分かると言う萌子美の話が信じられないというお母さんの気持ちも分からないではないですが、あまりにも頭ごなしすぎるし、萌子美だけじゃなく夫の伸寛に対しても、上から押さえつける感じだし、家族を仕切ってる感がなんか自己中な毒親っぽくてちょっと苦手な感じ。
その反面、お母さんからは嫌われているものの、おじいちゃんの観はすごく優しくて温かい感じがする。
ところで、おじいちゃんは萌子美がモノの気持ちが分かるというのを信じているのかな?
信じているフリだけだとしたら、ちょっと嫌かも…
萌子美は小学校5年生から不登校だと言うことから、萌子美自身が、モノの気持ちが分かることを周りに話したため、変な子扱され不登校になったんだろうね。
だけど、分かるのは特定のモノだけなのかな?また、人の気持ちとかは分からないのかな?
モノの気持ちが分かるんだったら、人が着けているモノから気持ちを読み取って、他人のことを分かったりしないのかな?そうすれば、周囲と上手くいってたんじゃないかな…
それとも分かるのは、モノがその時持つ感情だけなのかな?
でも子供の頃のエピソードで、「ジェルが菜々ちゃんのだって言ってるから。」って萌子美が言っていたシーンがあったから、言葉も分かるんだろうね。
って、モノの気持ちは分かっても、人との距離感や周囲の空気が上手く読み取れないからこそ、萌子美の不思議な空気感とかが生まれ、あの繊細で儚げな萌子美の魅力になっているんだろうから、その辺は深く考えない方がいいんだろうね。
まあなにはともあれ、今回一番気になったのが、なぜお母さんの千華子は祖父の観をあれだけ嫌っているんだろうか?ということ。
観が高校教師時代で、千華子がまだ多感な10代の時期に、観がなんかとんでもないことでもやらかしたんだろうか?
それで、その時やらかしてしまった観が、そこから気持ちを入れ替え、真人間になった過去があったから、萌子美に、観自身がその時からは生まれ変わったとして、生きてても生まれ変われるよって言ったんだろうか?
と、色々考えてみても、まだ1話なので何もかもが不明です笑
まあ見ているウチに、色々と解き明かされていくだろうから、それを楽しみに見続けたいと思います。
2話ネタバレ感想はこちら。

全話ネタバレあらすじ感想はこちら

『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』2話 予告・あらすじ
清水萌子美(小芝風花)は同居を始めた祖父・須田観(橋爪功)にずっと気になっていることを相談。萌子美の母・千華子(富田靖子)は自分の父親とはいえ、わだかまりのある観に萌子美が頼るのを見て複雑な気持ちになる。
千華子はさらに、萌子美の言った「窓が泣いている」という言葉が引っかかっていた。千華子は萌子美が幼い頃から、他の子とは違う言動を見せるたび心配を募らせてきたのだ。
萌子美が観に打ち明けたのは、勤める工場の窓のことだった。窓が泣くのを見たくないという萌子美の気持ちを観はあっさりと受け止め、「俺に任せろ」と孫を安心させる。
萌子美は通勤の行き帰りに、兄・俊祐(工藤阿須加)が父方の祖父から引き継いだ花屋に立ち寄るのを楽しみにしていた。この花屋で花たちとの会話をするのは、学校を休みがちだった小学生の頃から萌子美にとって心安らぐ時間だった。萌子美は俊祐が初めて仕入れたというバラを見て、顔を曇らせる。あまり長くもたないことに気づき、そのことを兄に告げるが…。
ある夜のこと。萌子美は家族に工場でのアルバイトを辞め、以前からやってみたいことに挑戦したいと伝える。しかし千華子は、人と接するのが苦手な萌子美にはいまの仕事が合っていると、娘の話を聞こうとしなかった。萌子美の父・伸寛(田辺誠一)はふたりのやりとりを聞いて、複雑な表情を浮かべる。実は伸寛にも家族に話があって…。
引用:https://www.tv-asahi.co.jp/mokomi/story/0002/
『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』動画配信サイト
『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』はTELASA(テラサ)で配信されています。
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