引用土曜ナイトドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』|テレビ朝日
モノの声を聞くことができる萌子美が、自分のアルバイト先の工場で聞いた声…、それは汚れた窓の泣き声でした。
そのことを、自分の誕生日に家族に打ち明けた萌子美。家族の反応は…
ここでは『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~。』2話のあらすじ・ネタバレ感想などを紹介していきます。
1話ネタバレ感想はこちら。

『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』2話あらすじ
萌子美は、同居を始めた祖父の須田観に、現在 工場でずっと気になっていることを相談する。
そんな2人を見ている萌子美の母・千華子は、自分の父親と言え、本当は一緒に暮らすのも嫌なくらい、わだかまりのある観に娘の萌子美が頼るのを見て複雑な気持ちを抱く。
さらに千華子は、萌子美が口にした「窓が泣いている」という言葉にも引っかかりを感じていた。
幼い頃から、モノの声が聞こえるなどと他の子とは違う行動を見せる萌子美に、これまで千華子は心配を募らせてきたからだ。
そんな千華子の心配をよそに、萌子美が観に打ち明けた内容は、勤める工場の窓が汚れて泣いているということだった。
窓が泣くのを見たくないから会社を休んだと言う、萌子美の気持ちをあっさりと受け止め「俺に任せろ」と萌子美を安心させる。
そんな萌子美には、工場への通勤の行き帰りに、兄・俊祐が父方の祖父から引き継ぎ、経営している花屋に立ち寄るという楽しみがあった。
ここの花屋で、花たちと会話をするのが、学校を休みがちだった小学生の頃からの、萌子美にとっては安らぐ時間だった。
そんなある日、萌子美は俊祐が初めて仕入れて来たというバラを見て、あまり長く持たないことに気付き、表情を曇らせ兄の俊祐に告げるが、萌子美の言葉は流される。
ある夜のこと、萌子美は家族に、工場でのアルバイトを辞め、以前からやってみたいことに挑戦したいと伝える。
しかし千華子は、萌子美は人と接することが苦手なのだから、今の仕事が合っていると言い、全く萌子美の話を聞こうともしなかった。
そんな2人のやりとりを、萌子美の父・伸寛は複雑な表情を浮かべながら聞いていた。実は伸寛にも家族に大切な話があったのだ。
『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』登場人物・キャスト
清水萌子美 … 小芝風花
清水俊祐 … 工藤阿須加
清水伸寛 … 田辺誠一
清水千華子 … 富田靖子
須田観 … 橋爪功
岸田佑矢 … 加藤清史郎
依田涼音 … 水沢エレナ
桜井真由 … 内藤理沙
登場人物の詳細はこちら。

2話ゲスト
中井哲也 / 小倉久寛
萌子美が働く工場のチーフ従業員。
『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』2話ネタバレ
萌子美に工場の窓が泣いていることを相談された祖父・観は、工場のお昼休みに萌子美の兄・俊祐と一緒に工場を訪ねる。
観と俊祐は、工場のチーフ・中井に挨拶し、ついでに泣いていた窓を観と俊祐の2人でキレイに拭いてあげた。そのキレイに磨かれた窓が喜んでいる様子を見た萌子美は嬉しくなったのだ。
その日の夜、家族が揃うのを待っていた萌子美は、みんなに「工場のバイト…、辞めたい。」と告げ、自分が今本当にやりたいことを話す。
「お兄ちゃんのお店で働きたい。」
そう話す萌子美に、兄・俊祐は花屋の仕事がどれだけ大変かを告げる。
さらに母・千華子は「お客さんとコミュニケーションを取らないと、いけないの。人と接することが苦手なこと忘れないで。」と萌子美の花屋で働きたいという想いを切り捨てたのだ。
翌朝の出勤途中に、萌子美はいつも見かけるフードデリバリーの青年が、落とし物をしたのを見かけ拾うのだが、千華子の「人と接するのが苦手なこと忘れないで。」という言葉が頭の中を駆け巡り、その青年に声を掛けそびれてしまった。
その日の仕事中も、千華子の「人と接することが苦手なこと忘れないで。」という言葉が、萌子美の頭の中を駆け巡り、思わず「うるさい」と怒鳴ってしまうのだった。
その日仕事を終え、トボトボと萌子美が工場から出てくると、工場の外でタクシー運転手の観がタクシーの運転席で萌子美を待っていた。
ドライブへ行こうと誘う観のタクシーに乗った萌子美を、観はラーメンを食べに連れて行った。
いきなりフォークで食べる観に「なんでフォークで食べるの」と萌子美が問いかけると「フォークで食っちゃいけないっていう、ルールでもあるんですか?ハハハハッ。」と笑いながら、萌子美に告げる。
「萌子美。工場辞めるなら、「次の仕事が見つかってからにしろ」なんていうのは、千華子が勝手に決めたルールだからな。」
「他にもあるんだろうな…千華子が決めつけた事。」
そう話すと、観は箸でラーメンを食べ「うん、やっぱりラーメンは、箸で食った方が、うまいな。」と話し、2人で楽しくラーメンを食べるのだった。
翌日、あることを決意した萌子美は、緊張した面持ちで工場のバイトへ向かう。勤務時間を終えた萌子美は、チーフの中井に「お話が…あります。」と声を掛けるのだ。
その日の夜、父・伸寛が帰ってきた時には、萌子美はまだ帰ってなかった。俊祐が「今朝…、萌子美ちょっと様子がおかしかった。」と告げると、千華子は萌子美に電話をかけようとする。
そこに萌子美が帰ってくると、千華子は「遅かったじゃない、連絡もしないで…。どこで、何してたの?」と詮索する。
「今日…、工場のバイト、辞めてきた。」と萌子美。
そんな萌子美に千華子は「これ以上のバイトが見つかると思う?後先考えずに行動して、あとになって辞めなければよかったって後悔しても知らないからね。」と告げる。
続けて「どうして勝手にそんなことしたのよ?」と語気を強める千華子に、萌子美は「うるさい!」と怒鳴り、話を続ける。
「どうして、いつも、私が不安になるような事ばっかり言うの?」
「不安になる…?そんな事、いつ言った?」
「今、言ったじゃん。私がこの先不安になるような事ばっかり、決め付けて言ったでしょう。」
「そういう事言われると、どんどん不安になる…。今までもずっとそうだった。」
「お母さんは、いつも私を隠そうとした。」
「私も、自分を隠さなきゃいけないって、ずっと思ってきたけど…」
「そんなの、お母さんが勝手に決めた事だから。」
そう話す萌子美に千華子は「私はいつだって萌子美のことを考えてやってきたの」「萌子美は何もわかってない。」と、萌子美の言葉を遮って話すが、千華子に対する萌子美の思いが爆発する。
「どうして、私の話を聞こうとしないの?」
「ずっと、私を隠そうとしてたから…、生まれてこない方がよかったのかなって思ってた。」
「ずっと、誕生日が大嫌いだった。」
「でも今年の誕生日は、自分をなんとかしたいって思って、今日バイト辞めるって言ってきて。」
「そしたら私、わかったことがあって…。」
萌子美が工場を辞めることを話した時、実は工場のみんなが、萌子美と話したがっていたということを知り、みんなが自分を避けてるのではなく、自分が避けていただけだということに気付いたというのだ。
そしてどうしても花屋で働きたいという萌子美に、俊祐は働くことを許してくれたのだ。
萌子美が花屋で働き始めたその日、清水家に清水伸寛税理士事務所から、大量に荷物が届いたのだった。
『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』2話 感想
タイトルが『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』だったから、萌子美があまり人と関わろうとせずに、いつも一人でおとなしくしていたのは、萌子美が持って生まれた性分だと思ってたけど、決してそうではなく、母・千華子による、萌子美を不安にする数々の呪いの言葉のせいだったんですね。
特殊な力を持つ萌子美だから、幼い頃はモノの声が聞こえるままに口に出しちゃうのは仕方ないし、千華子が止めるのも分からないでもないけど、頭ごなしに千華子の常識に当てはめて、萌子美を変な子扱いしちゃうのはさすがにどうなんだろうか?
ちゃんと幼いころから、千華子が萌子美の声を聞いてあげてたら、モノの声が聞こえるのは本当かも知れないと思う場面に出くわすと思うんだけどね。
そんな萌子美のことを否定しない祖父・観が萌子美の前に現れたことで、千華子のルールに縛られなくていいと知り、22歳の誕生日にようやく千華子の呪縛から逃れ、萌子美が自分の道を歩み始めることができてホントに良かった。
まあ1話からずっと、自分の価値観で萌子美を縛り付けていた千華子なんで、今回、萌子美がはっきりと千華子に反発してくれて、見ていてホントにスッキリしました。
さて、ラストで萌子美が自分の好きな場所である、清水生花店で働くことができたのはいいけど、俊祐の彼女で店員の涼音が嫌そうなそぶりを見せていたので、今後変なトラブルに発展しなきゃいいけど。
そして今回ラストで、萌子美の父・伸寛の事務所の荷物一式が自宅に送られてきたことで、もう一波乱起きそうです…
そして次回あらすじを見る限り、母・千華子はまだ萌子美を工場で働かすことを諦めていないようですね。
いったい、いつになったらこの母親は、萌子美を認めてくれるんでしょうね。
3話ネタバレ感想はこちら。

全話ネタバレあらすじ感想はこちら

『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』3話 予告・あらすじ
清水萌子美(小芝風花)は念願が叶い、兄・俊祐(工藤阿須加)が経営する花屋で働き始める。しかし、なれない作業が多くて失敗ばかり。1人で店の留守番を頼まれた際も、イヤホンを拾った青年(加藤清史郎)を見かけてつい追いかけ、予約の花を受け取りに来た客の対応が出来ず、迷惑をかけてしまう。
俊祐はバイトの依田涼音(水沢エレナ)から、従業員を増やすなら時給を上げてほしいと不満を言われる。それでも、萌子美が自分から初めてやりたいと言い出したことだけに、兄としてその思いを大切にしたかった。一方、母・千華子(富田靖子)は人とコミュニケーションを取るのが苦手な萌子美に客商売が務まるとは思えず、工場のアルバイトに戻ることを内心望んでいた。
そんな千華子と夫・伸寛(田辺誠一)の間には微妙な空気が漂ったままだった。千華子は伸寛が相談もなしに経営する税理士事務所を閉め、自宅でのリモートワークに切り替えたことを納得していなかったのだ。伸寛が家にいるようになったのを境に、千華子は夫の昼食を作らないようになる。千華子の父で最近娘一家と同居を始めた須田観(橋爪功)は、千華子のふるまいにあきれてしまう。
萌子美は涼音からフラワーアレンジメントのやり方を教わる。常識にとらわれることなく、花が望んだところに配置する萌子美だが、涼音はアレンジメントのルールに従い、手直し。伝えたい思いはあるものの、それを言葉にできない萌子美だった。その矢先、萌子美は配達で手がいっぱいの俊祐や涼音の代わりに、1人で店の戸締りをすることに。閉店の準備をしていると、新規の客が至急フラワーアレンジメントをしてほしいと頼んでくる。店にはほとんど花が残っておらず、萌子美はどうすべきか悩むが…。引用:https://www.tv-asahi.co.jp/mokomi/story/0003/
『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』動画配信サイト
『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』はTELASA(テラサ)で配信されています。
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