引用土曜ナイトドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』|テレビ朝日
「田舎で暮らせないかな?もちろん仕事は続けるけど、仕事量を減らし、できるだけゆったりした生活ができないかなって。」と打ち明けた伸寛。
一方萌子美は、自分が自分でなくなったような気がして怯えるのだった。
ここでは『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~。』9話のあらすじ・ネタバレ感想などを紹介していきます。
8話ネタバレ感想はこちら。

『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』9話あらすじ
モノと話せなくなった萌子美は当初は大丈夫だと思っていたが、混乱してどうしたらいいか分からなくなっていた。
佑矢に支えられて何とか気持ちを落ち着かせるのだがが、家族は萌子美にとっての”普通のこと”が出来なくなったことを心配する。
兄・俊祐は自分を責めながらも素直になれず、ぶっきらぼうに当分仕事を休むことを提案し、萌子美もそれを受け入れる。
そんな中、萌子美は祖父・須田観に「もし再びモノと話せるようになったら、その力を何に使いたい?」と問われる。
今まで、自分に与えられた力の使い道など考えたことのなかった萌子美は、自分の力の使い道を真剣に考えるのだ。
その後、ボヤ騒ぎを起こして借りていた部屋を追い出されたと語っていた観だったが、その発言が嘘と判明したため、千華子は怒るのだった。
なぜ観は長い間、音信不通だった娘家族の前に現れたのか? まったく見当がつかない千華子や伸寛だった。
千華子が腹を立てているのを気にすることなく翌日帰宅した観は、伸寛に田舎への移住計画の進展を尋ねる。
萌子美が落ち着くまでは先送りにするつもりだという伸寛に、観は自分も祖母と田舎に移住する計画を立てていたという話をする。
そんな観に俊祐が、かつて起こした不倫騒動について聞いてくる。「後悔はしていない」という観だったが、その場にいないと思っていた千華子が立ち聞きしていて、ヒステリックに騒ぎ出す。
そんな中、伸寛が山梨に行くと宣言するのだった。
『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』登場人物・キャスト
清水萌子美 … 小芝風花
清水俊祐 … 工藤阿須加
清水伸寛 … 田辺誠一
清水千華子 … 富田靖子
須田観 … 橋爪功
岸田佑矢 … 加藤清史郎
依田涼音 … 水沢エレナ
桜井真由 … 内藤理沙
登場人物の詳細はこちら。

9話ゲスト
石上俊太郎 / 黒岩司
清水家が山梨に物件を見に来た時に、担当してくれた不動産屋さん。
『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』9話ネタバレ
観が家に戻り、祖母と一緒に田舎へ移住して暮らす計画をしていたと話していた時に、帰ってきた千華子にその話をすると「嘘!」と観を否定する。
「えっ、嘘ってことは…。」と伸寛。
「嘘に決まってるでしょ。この人、不倫したんだからね。」
「お母さんが、この人と田舎に住むなんて、思うわけないんだから。」
「ものすごく不愉快なんだけど。住むとこあるなら出てってよ。」
その日の夜、フラワーショップの閉店後、俊祐と2人っきりになった涼音は「ねえ、俊祐。一緒に暮らさない?一緒に暮らしたい。考えてみて、返事待ってるから。」と自分の想いを告白したのだ。
一方怒っている千華子がその日の夕食を作らなかったため、観と萌子美とで餃子を作り、その日の夕食となった。
夕食時、不倫のことを尋ねる俊祐に対し「反省しようにも、こればっかりはしょうがないもん。」と話す観。
「しょうがない?」と俊祐。
「好きになっちゃったものはしょうがないもん。」
「浮気じゃなくて、本気だったって事?」
「そうだよ。」 「おじいちゃん。おばあちゃんのこと好きだった?」
「そりゃあ好きだったよ。」 「不倫の人と、どっちが好きだった?」
「その時は、どっちも好きだったね。」 「ずるい。」
「ずるくないよ。どっちも好きになって、不倫相手との関係に終わりが来て別れた。」
「けど、久美子とは終わってない。死んじゃっただけでさ。」
その話を偶然廊下で聞いていた千華子が「ふざけるな!」と怒鳴りながら飛び込んできて、出て行けと怒鳴るが、伸寛がいい加減にしろと止める。
山梨へ下見へ行く一家
それでも観に対して怒りを持つことをやめない千華子に対し、伸寛は「じゃあやりたいようにやればいい。俺もやりたいようにやる。山梨にいってくる。」と住むところの下見に行くという。
「私移住するなんて言ってないから。」と告げる千華子に「1人でも行く。」と伸寛。
「ともかく、俺は田舎で暮らすから。週末だけでもいい。」
「たとえ、どんな形になっても、田舎で暮らすって決めたんだ。」
「だから下見に行ってくる。」
結局家族全員で山梨に下見に行くと、部県の案内に不動産屋の石上がやってきて、家の案内をする。
下見した物件を伸寛が気に入ると、不動産屋の石上は「あとは、須田さんが奥さんと見に来ていた家も、空いてますよ。」と口にする。
すると千華子が石上に近付いていき「母は、この辺りに住むこと、楽しみにしてたんですか?」と尋ねる。
「もちろんです。よく覚えてます。2人で料理ができるキッチンがいいって。」
その後、伸寛と2人で近くを歩いていた千華子は母と観が仲良く暮らしていたことに驚きながらも、母が許しても自分は許さないと訴える。
その頃、観と川に散策に来ていた萌子美がトミーをバッグの上に置いて、川に近づいて観と自分の力が戻ったらについて話す。
「まだわかんないけど…、自分が楽しいって思えて、誰かのためになることがいいな。」
その後、俊祐が呼びに来たため萌子美が帰ろうとバッグの置いてある場所へ戻ると、大切な相棒のぬいぐるみ・トミーがいなくなっていた。
トミーは、近くにいた犬にどこかに連れ去られていた。
家族全員で必死になって探すものの、どこにもトミーは見当たらないため伸寛と千華子は諦めようとする。
すると俊祐が「あっ、いや…、諦めんの?…トミーだよ!」と訴える。
しかし、真剣になってしまったことにちょっと照れた俊祐が「まあ、俺、どっちでもいいんだけど。」と話すと「よくない!」と萌子美が強く訴える。
「トミーは、ずっと私のそばにいてくれて、いつも私の話を聞いてくれて…」
「誰よりも話を聞いてくれて…。トミーがいたから、なんとかやってこれた…。」
「またトミーと話したい…。」
そう言いながら、萌子美が泣き出すと俊祐が声を掛ける。
「できるよ…。萌子美は…、萌子美だから。」
俊祐の声に後押しされた萌子美は「お願い…、教えて…。」と声を掛け、近くの木に手を当て声を聞こうとする。
その時萌子美は、自分自身の力を取り戻したのだ。
『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』9話 感想
何はともあれ、萌子美の力が戻って再びモノたちの声が聞こえるようになったけど、はたして萌子美はその力をこれからどんな風に使っていくのだろうか。
遅れてやってきた反抗期により、萌子美を心配しているもののあんな風な言い方をしてしまう俊祐。早く素直になって元通りの俊祐に戻って欲しいものです。
また、涼音からの一緒に暮らすという提案に、俊祐はどんな考えを持ちどんな答えを出すのか。
***
かつて不倫した観だが、まさか浮気ではなく本気だったとは。そして観の亡くなった奥さんはそのことを許し、観と一緒に田舎暮らしをすることを楽しみにしていたというのは意外でした。
確かに観には不思議な魅力があるから、もしかしたら亡くなった奥さんも観のことを理解していて、全て分かっていて最初から許していたのかもしれません。
まあでも、亡くなった奥さんの気持ちがどうであったにしろ、当時多感な少女時代であったろう千華子にとっては許せない出来事だったことは想像できます。
それでも今回、母の気持ちを知ることができて、少しは気が楽になれたのではないでしょうか?
10話・最終回感想ネタバレはこちら。

全話ネタバレあらすじ感想はこちら

『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』10話 予告・あらすじ
行方がわからなくなったぬいぐるみのトミーを捜すため、清水萌子美(小芝風花)は木々たちに居場所を知らないか問いかける。すると、萌子美の祈りが通じたのか、再びモノたちの声が聞こえるように。木々たちに導かれ、萌子美はついにトミーとの再会を果たす。
帰宅した萌子美は以前にも増して積極的になる。職場に復帰し、仕事に行く前に岸田佑矢(加藤清史郎)とジョギングを開始。そこにはある思いが秘められていて…。父の伸寛(田辺誠一)も山梨への移住に向け、不要なものを処分し始める。千華子(富田靖子)はいまだ東京から離れる気はなく、伸寛は1人でも田舎暮らしを始めるという。「もちろん、一緒に来てほしい」そんな夫の言葉に心揺れる千華子だった。
そして役者志望の佑矢は夢を叶えるため、新たな挑戦を始めることにする。これまでのように頻繁に会えなくなるとわかるが、夢に向かって頑張る佑矢を萌子美は応援する。当の萌子美は新たな目標ができたことを家族に報告。萌子美の決意を伸寛や祖父の須田観(橋爪功)は応援するが、千華子はいつもの癖で萌子美を不安がらせることを言ってしまう。兄の俊祐(工藤阿須加)も妹の成長を目の当たりにして、複雑な思いを抱く。
そんな中、千華子は少しずつ父・観との関係を改善していく。娘に優しくされた観はなぜ音信不通だった千華子たちの前に現れたのか、真相を明かす。一方、萌子美や伸寛の前向きな姿に感化された俊祐も自分の本当の夢と向き合い始める。萌子美たちが大きく進化していく。
引用:https://www.tv-asahi.co.jp/mokomi/story/0010/
『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』動画配信サイト
『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』はTELASA(テラサ)で配信されています。
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