画像引用：Night Doctor – フジテレビ
『ナイト・ドクター』基本情報
2024年度から施行される医師の働き方改革が、医療界を悩ませている。柏桜会あさひ海浜病院では「365日24時間、どんな患者も断らない」という医療を目指し、医師たちが過労死寸前で崩壊間近の救急医療を立て直すべく、新たな働き方として夜間救急専門のチーム「ナイト・ドクター」を設立することとなり、訳ありの5人の医師たちが命に真摯に向き合っていく。
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『ナイト・ドクター』4話 ネタバレ・あらすじ
転落して搬送されたという女性患者を、朝倉美月と共に、桜庭瞬と高岡幸保が受け入れた。
我がまま放題の花園詩織
救急隊員は女性・花園詩織の恋人が付き添っているという。
恋人だという男性が、幸保の恋人・青山北斗だったため、幸保は驚く。
北斗は、店の情報を広めてもらうために、
インフルエンサーで、SNSでの強力な宣伝力を持つ詩織を利用したという。
しかしそのせいで、詩織に交際していると思い込まれたと説明する。
やがて目を覚ました詩織は、北斗に手を握るよう口にする。
指導医の本郷は、次々に運ばれる重症患者を美月たちに任せて、
幸保には詩織の経過観察を指示した。
わがまま放題で、付き添う北斗へ甘える詩織に対し
幸保のイライラは募るばかり。
見かねた深澤がどうしてそんなに焦っているかを訪ねる。
幸保は、女医の30％は独身、もう30％が既婚、残りの30％が離婚だと告げる。
「自分は30までに結婚して…」
「誰もがうらやむ女医のロールモデルになるって決めたの」と口にする。
そんな中、突然詩織が姿を消してしまった。
ラウンジの窓際でメイクをしているところを幸保が見つける。
詩織は幸保に「あんたって友達いないでしょ。」と言う。
「うわべだけの浅い付き合いしかしてなさそうだもんね。」
その後も幸保を呼び出しては、我がまま放題な詩織。
幸保は看護師の益田舞子に、詩織が何を言っても呼ぶなと指示するのだった。
深澤が心美の病気を勇馬に話す
そんな中、心美に頼まれた雑誌を手にし、
内科病棟へ届けに行った美月は、深澤新と会う。
そこに岡本勇馬が現れ、美月は挨拶をする。
「誰、知り合い？」と美月に尋ねる深澤。
「何言ってんの、彼は心美ちゃんの彼氏でしょ。」と美月。
勇馬が彼氏だと聞いた深澤はそれから機嫌が悪くなる。
勇馬の些細なことにイチャモンをつける
「どうせ、チャラついてんだろ」などと…
勇馬は心美がずっと学校を休んでいることを心配していた。
「心美さん、まだ良くならないんですか？」
「いつ頃、退院できるんですか？」
そんな勇馬の思いに、幼いころから心美は血管の病気だと深澤は話す。
「あいつの病気は、完治するものじゃないんだ。」
美月は深澤に勝手に病気を話して良かったのと心配する。
北斗と会えない幸保
その時、病院へ青山北斗が現れる。
詩織が見舞いに来てとしつこいからというのだ。
一方北斗は、詩織の見舞いのため
「今日も会えない」
と幸保にメッセージを送っていたのだ。
時間が空いてしまった幸保は他の友人の連絡先に目をやる。
その時、詩織の「あんたってさあ、友達いないでしょ」という声が浮かぶ。
「うるさい」とつぶやき、幸保は帰って行った。
心美の怒り
その頃深澤が心美の様子を見に行くと、いつもと様子が違った。
「勇馬に話したでしょ。私の病気のこと。どうして？」
「いつまでも隠し通せるわけじゃないし、早めに伝えた方がいいかと…」
「勝手なことしないで。お兄ちゃんには関係ないでしょ。」
「私は私でちゃんと考えてたのに…。出てって！もう出てってよ！」
その日の勤務時、深澤の様子を見た美月は
「心美ちゃんに怒られたでしょう」と話す。
幸保と詩織の衝突
そこに、機嫌の悪いままの幸保がやってくる。
桜庭が休みだと聞いてますます機嫌が悪くなる。
幸保はその足で詩織の様子を見に行く。
詩織は、幸保の実家や子供時代について調べていた。
そのことでネチネチと嫌味を言い出す。
ついに幸保はキレて、詩織とぶつかってしまった。
「ホント最低、ありえない」と詩織。
「ありえないのはそっちでしょ！」
「私と北斗の関係知って嫉妬して散々嫌がらせして」
「あんたなんか、患者でもなんでもない！」
幸保はその足で本郷に「具合が悪いから」と早退を申し出る。
「患者とモメたそうだな、途中で投げ出すのか？」と本郷。
そんな本郷の声を無視して「失礼します」と幸保は出て行った。
美月と幸保の衝突
その後美月は帰ろうとする幸保を止めようとする。
「ちょっと帰るってどういうこと」
「ほっといてよ。ああいう患者来たら、頭にくることだってある」
「男に浮気されてもヘラヘラしてられる朝倉とは違うの」
「高岡に、私の気持ちなんてわかんないでしょ！」
「そっちだって、何にもわかってない」
「私はね、夜働く北斗に生活リズム合わせるために、わざわざここで働くこと選んだの」
「えっ？」 「そんな理由？」
幸保は、北斗に好かれるために、髪形や服装も変えた。
しかし、詩織は横から現れ、北斗の優しさにつけこんだという。
そんな幸保に美月は告げる。
「北斗さんに、そこまで依存して、本当の高岡はどこにいるの？」
本当の幸保とは
その後ホットラインが鳴り、成瀬暁人が受ける。
聞くと清掃作業中に薬剤が混合し、塩素ガス中毒患者が3人出たという
本郷は全員受け入れろという。
「桜庭も休みで幸保も帰ってしまった」と人員を心配する深澤。
本郷は「お前たちが蒔いた種だ、お前たちでカバーしろ」と言い放つ。
3人の患者が搬送され、それぞれ治療に取り掛かる。
しかし、1人だけ状況が改善しない患者がいた。
やがてその男性が、以前この柏桜会あさひ海浜病院を受診したことがあると判明した。
その時のカルテを見ると、甲状腺機能亢進の疑いがあるという。
そのせいで輸液が効かなかったと判明し、別の薬剤を投与する。
そのカルテを描いたのは幸保だった。
以前、ウォークインで受信したその患者の1回の診察で
甲状腺機能亢進を疑ったんだ、よほど気をつけて診察していたんだろう
こんなに細かく丁寧なカルテを初めて見たとそれぞれ口にする。
翌日、ナイト・ドクターに戻って来た幸保は、本郷にすいませんでしたと謝る。
＊＊＊
一方、院長の八雲は、成瀬に、話し合いは上手くいかなかったそうだと告げる。
成瀬は、こちらの病院には迷惑はかけませんのでと院長に答えるのだった。
＊＊＊
その日の夜中、幸保は詩織が寝たまま泣いているのを見てしまう。
本郷は「昨日も泣いてたらしいぞ」と幸保に話す。
「お前の彼氏以外、彼女の見舞いには誰一人来ていないらしい。」
その後、幸保は、一生懸命いろいろと調べものをするのだった。
翌朝の引継ぎで、幸保は詩織が精神疾患かもしれないという。
嘉島たち日勤の医師は、幸保の話を聞こうとしない。
嘉島は本郷に「あなたの部下が訳の分からないことをいってますが…」
「これは聞かなかったことにしていいですね？」と告げる。
対して本郷は、朝倉に意見を求める
「私は…、高岡がそういうなら…、コンサルすべきだと思います。」
「同じ医者として、私は高岡の見る目を信頼します。」
幸保は、脳外との交渉と精神科への紹介、そして一番難関の詩織の説得をする。
「髪を切るように、心のケアももっと気楽にすべき」と幸保。
「もし、私の思い過ごしだったら、土下座でもなんでもします。」
「だから、どうか精神科を受診してください。」
「お願いします。」
診断の結果、詩織には「境界性パーソナリティ障害」の疑いがあるという。
幸保の過去
「高岡、よく気が付いたな。」と深澤。
「彼女は私だから。」
幸保は20歳の誕生日に、親からプレゼントで整形してあげようと言われたという。
その親のひと言で、ありのままの自分じゃ誰にも受け入れてもらえないと思ったと幸保。
それから、必死に着飾り、化粧して、
他人から凄いと言われたいからと医者になったという。
「あ～あ、ホントつまんない人間。道理でちゃんとした友達すら、いないハズだよね。」
「俺は、別に、高岡の事、つまんないやつだとは思わないけど。」
「動機はどうであれ、真面目で勉強熱心な高岡がいたから、救われた患者さんがいたわけで。」
「そこまでひとつのことをやり切れるってすげえことだと思うよ。」
ラストネタバレ
深澤が心美の病室へいくと、岡本勇馬がいた。
勇馬は、心美と一緒なら高校でも病院でも場所はどこでもいいという。
心美は「お兄ちゃんもさ、恋した方がいいよ、恋。」と告げる。
「好きなんでしょ？美月先生のこと。」
そんなある日、美月たちが住む「あさひ清風寮」へ1台の引っ越しトラックがやってくる。
引っ越して来た人物は幸保だった。
「あさひ清風寮」の家賃はたった3万円だ。
浮いたお金で洋服代や美容代に全部回せるという幸保。
さらに幸保は、北斗と別れたと言う。
幸保はこれから自分に自信つけて
やりたいことちゃんと見つけて
絶対、見返してやるときめたという。
一方、寮へ戻って来た広瀬は手に封筒を持っていた。
美月があらわれたため、広瀬はあわてて後ろに隠す。
その封筒は、裁判所からのものだった。
『ナイト・ドクター』4話 感想
今回は高岡幸保がメインの物語でした。
てっきり青山北斗に、他に彼女がいて、
幸保は二股をかけられていたのかと思ったら、相手の思い込みだという。
とは言っても、インフルエンサーの彼女を利用して、
店の宣伝をしようとしていた北斗もどうかと思うけど。
でもそれだけにしては、北斗はあまりにも詩織の病室に通い詰め過ぎているような気が…
だいたい彼女である、幸保を放っといてまで
詩織の病室に通い詰める北斗の気持ちがイマイチわからない。
＊＊＊
それにしても、美月と幸保の言い争いも結構なモノがありましたね。
それぞれ見事なくらい、
お互いの痛いところを突き合う戦いは
見応えがありましたヽ(✿ﾟ▽ﾟ)ノ
しかし、美月だってあれだけ言われたのに自分が言い過ぎたことの方を気にするなんて
なんだかんだ言っても、優しいんですね。
また、取っ組み合いのケンカにまでなった幸保と詩織だったけど、
詩織が泣いている姿を見て、他の病気を疑い、ちゃんと説得までして、
治療の段取りまで組むなんて、なんだかんだ言っても、
幸保もしっかりと医師だったということですね。
まあ、今回の全ての原因は北斗にありますからね。
幸保は別れて正解だったと思いますよ。
一方、幸保の気付きにより、
詩織は境界性パーソナリティ障害の疑惑が浮上してきたワケですけど…
物語上で描かれていないエピソードも多くあったのかもしれないけど、
境界性パーソナリティ障害にしては…
確かに、自分から階段を落ちたんじゃないかと言う疑惑もありましたけどね。
＊＊＊
いずれにしろ、幸保は自身も詩織と同じだという部分があることに気付き、
北斗と別れて自分を取り戻す決意をし、生きて行くための第一歩を踏み出したわけだし、
元々優秀な人間なので、これからはあまり大きく惑わされることはないでしょうね。
「ナイト・ドクター」登場人物・キャスト ゲスト
朝倉美月 … 波留
成瀬暁人 … 田中圭
深澤新 … 岸優太（King & Prince）
桜庭瞬 … 北村匠海
高岡幸保 … 岡崎紗絵
本郷亨 … 沢村一樹
桜庭麗子 … 真矢ミキ
八雲徳人 … 小野武彦
嘉島征規 … 梶原善
根岸進次郎 … 一ノ瀬颯
益田舞子 … 野呂佳代
新村風太 … 櫻井海音
深澤心美 … 原菜乃華
岡本勇馬 … 宮世琉弥
佐野大輔 … 戸塚純貴
青山北斗 … 竹財輝之助
登場人物の詳細はこちら
4話ゲスト
花園詩織 / 松井愛莉
インフレンサーでSNSのフォロワーが8万人いるという女性。青山北斗は自分の恋人だとし、北斗の本当の恋人である高岡幸保に対しキツくあたる。
「ナイト・ドクター」見逃し動画配信サービス
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配信内容、話数などの詳細はサイトにてご確認ください。
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