『俺の家の話』6話ネタバレ感想。西田敏行さんのマイウェイが話題に!


引用:金曜ドラマ『俺の家の話』|TBSテレビ

寿三郎がイタリア公演へ行ったときに出会った女性・「ちはる」に会いに行った寿三郎は、ずっと心に引っかかっていた ちはるに、イタリア公演で「大江山」を舞った際着けていた100万相当の面をプレゼントする。

その時、ちはるの夫と子供たちが帰ってきたため、寿三郎はちはるが結婚していたことを知り、車の中で不貞腐れて悪態をつくのだった。

ここでは、『俺の家の話』(俺家)6話のネタバレ感想、あらすじ・登場人物などの紹介をしていきます。

5話ネタバレ感想はこちら。

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『俺の家の話』(俺家)6話あらすじ

ようやく25年ぶりの家族旅行へ出発することができた観山家だったが、寿三郎がかつて愛を誓った女性たちへの謝罪行脚をしたいと希望したため、道中思わぬ寄り道が発生していた。

しかし、寿三郎の好きなようにさせると決めた寿一は、いろいろと心に思うところがありつつも車を走らせる。

一方、観山家に残ったさくらは、「つまんないな!」と言いながら、誰もいない稽古場で寿三郎と踊介から引っ切り無しに届くメッセージを寝そべって眺めていた。

結婚相手には安定した収入と貯蓄と不動産を持った男性を求めていたさくらは、嫌いなハズの「筋肉バカ」 寿一のことが頭から離れずモヤモヤとした想いを抱えていた。

道中寄り道をしつつも、ようやく目的地へと到着し、夕食を終えた寿三郎たち一行だったが、今度は近くの温泉旅館の女将に会いたいと言い出す。

その女性は、20年ほど前に寿三郎がプロポーズをし、そしてそれを了承してくれたという女性「まゆみ」だった。

『俺の家の話』登場人物・キャスト

観山寿一 … 長瀬智也
志田さくら … 戸田恵梨香
観山寿三郎 … 西田敏行
観山踊介 … 永山絢斗
長田舞 … 江口のりこ
O.S.D(オー・エス・ディー) … 秋山竜次
長田大州 … 道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)
観山寿限無 … 桐谷健太
プリティ原 … 井之脇海
堀コタツ … 三宅弘城
長州力 … 長州力
スーパー多摩自マン … 勝村周一朗
ユカ … 平岩紙
観山秀生 … 羽村仁成(ジャニーズJr.)
末広涼一 … 荒川良々

登場人物の詳細はこちら。

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6話ゲスト

ちはる / 田中みなみ

寿三郎が10年前に行ったイタリア公演で、通訳として同行してくれた女性。既婚者。

豆千代 / 池津祥子

元・新橋の芸者で寿三郎が昔交際していた女性。現在は水戸でカラオケ喫茶を営み、三人の子供と認知症の母の介護をしながら、栃木刑務所で服役中の内縁の夫の帰りを待っている。

川千まゆみ / 紫吹淳

寿三郎が福島で公演があった前日、飲み過ぎて急性アルコール中毒で搬送された病院の看護師。やがて恋に落ち、寿三郎がプロポーズしたところOKしてくれたが、その直後に寿三郎が人間国宝に指定されてしまったため、疎遠となってしまった。

たかっし / 阿部サダヲ

まゆみが女将をする温泉旅館の泊り客。福島での営業のために訪れていた「潤 沢」という歌謡グループのリーダー。「純烈」の隙間を縫って全国営業をしている。「潤 沢」は「潤沢」ではなく「潤沢」の「潤」と「沢」の間に半角スペースが入るのが正しい。

『俺の家の話』(俺家)6話ネタバレ

ようやく目的地に到着し、夕食を終えると、寿三郎はかつて結婚を誓い合ったまゆみに会いに行くと言い、温泉旅館へ向かった。

部屋に通された寿一と寿三郎、そして寿一の息子・秀生が待っていると、やがてまゆみが現れ「よりによってなんで今日なの?お引き取り下さい。」と告げる。

そんなまゆみに、秀生が「おじいちゃん、もうすぐ死んじゃうの。だから…、優しくしてあげて。」と告げ、場がしんみりとしたその時、一人のサングラスを掛けた男性がにぎやかに飛び込んできた。

「潤 沢」リーダー たかっし 登場

その男性は、歌謡コーラス・グループ「純烈」が営業に行っていない場所を選び、純烈の隙間を狙って営業に回っている、まゆみもファンだという「潤 沢」というグループのリーダー「たかっし」だった。

たかっしの登場で気分を害した寿三郎は、寿一にもういいと告げ「まだらボケのジュマンジはね、もう帰りますから。」と電動車イスで部屋を出て行った。

たかっしは出て行く寿三郎を見て「いいな~伝統芸能は、あんな体になっても偉そうにふんぞりかえっていられるんだから。ただ、その家に生まれたってだけでね。」と侮蔑ともやっかみともとれる言葉を吐く。

そして寿一を翌日のステージに招待し「何なら、飛び入りします?」と挑発するのだった。

寿一、寿三郎にキレる

その後寿一が寿三郎を風呂に入れる際、ロッカーの100円玉が見つからず、もたついて小銭をぶちまけると、寿三郎は「何やってんだよ。最悪だな、来るんじゃなかったわ。ホントによ~、早く拾えよボーッとしてねえで。」と悪態をつく。

そんな寿三郎にキレた寿一は、寿三郎に怒鳴る。
「あんたに言われたくねえよ。」
「来るんじゃなかった は、こっちのセリフだよ、くそジジイ。」
「みんな、ずっと我慢して付き合ってきたんだ。あんたの我がままに。」
「なのに、はあ?100円玉がスッっと出てこなかったぐらいで、来るんじゃなかった?」
「お前が言うか、くそジジイ!」

寿三郎と親子げんかになった寿一は、ゴミ箱を蹴り上げ外へ出て行ってしまった。

さくらが現れる

寿一が外に出ると、そこにさくらが現れた。寿一は思わずさくらにグチを吐く。
「頭では分かってるんです。でも、どうしても期待しちゃう…。」
「これだけやってやってんのに、ありがとうのひと言もねえのかよって。」
「いつになったら、さくらさんみたいに、割り切って下の世話ができるようになるのか。」
「割り切っちゃったら、親子じゃないですよ。」

「介護の現場で、色んな親子見て来たけど、どんなに自分を殺して割り切っても…。」
「親は親だし、子は子なんです…。下の世話したくらいじゃ、ひっくり返れません。」
「だから、時々、どうしようもなく、悲しくなるんです。」
「えっ、じゃあ、これ、この気持ち、ずっと続くんですか?」

***

その後さくらは、寿一に、今日は自分の誕生日だと言い、プレゼントに抱っこして欲しいと告げる。それも、お姫様抱っこではなく、担ぎ上げる山賊だっこだという。

なかなかどういう抱っこか理解できない寿一に「これ、かぶったら思い出します?」と世阿弥マシンのマスクをさくらが取り出すと、寿一は「さくらさん、それは秘すれば花ですよ。」と言い、ようやく思い出し、さくらを担ぎ上げたのだ。

寿限無にとっての踊介

その頃、同室にいる寿限無に、踊介が話しかける。
「そういえば寿限無、お前さ、彼女とかいんの?」
「俺 結婚を考えてる相手がいて、LINEでプロポーズしようと思ってんだけど…。」
「一応、お前の意見も聞いとこうと思って。何しろ、お前は腹違いの兄弟だったから。」
「だったら、まず、寿限無って呼ぶな!」
「寿限無さん、もしくは兄さんと呼べ、話はそれからだ。」
「次お前って言ったらぶっ飛ばすから。いいか?」」  「何で?」
「俺の中で、観山家の継承順位は、寿一、俺、秀生、大州、長田、お前だから。」

一方、別の部屋では、舞が大州に能をやめるかやるのか、早く結論を出すように迫っていた。

「一回やめて、やりたくなったら、またやれば」と舞が話すと、大州は「やめても俺の居場所があるよね?」と尋ねてきたため、舞は「当たり前でしょ」と答えるのだ。

その頃寿三郎の部屋では、寿三郎の隣で布団に入っていた秀生がすすり泣きをしていたため、どうしたのかと訪ねる。

秀生はまゆみに「おじいちゃん、もうすぐ死んじゃうの。」と言っていたことを気にしていて、寿三郎に「ごめんなさい。」と謝る。

秀生が寿三郎に死んじゃやだと話し、布団の中に入って来たため寿三郎は喜んで、秀生のことをかわいいと思うのだった。

そんな中、部屋の外をうろついていた踊介が、山賊抱っこをしている寿一と、担がれているさくらを見つける。

踊介は「マジで?」と驚き「俺に会いに?あっ、さっきちょうどLINE送ったとこ、君に…。ねえ、見て見て見てよ、見てよ。」と興奮気味に訴える。

そんな踊介に、さくらは冷静に「あの、そろそろ戻るんで、ごゆっくり。帰ります。顔見れたんで満足。始発で帰りま~す。」と告げ帰って行った。

「潤 沢」のコンサート

その翌日、みんなで「潤 沢」の野外コンサートを見に行く。たかっしのサービス精神や演出で人を笑顔にする大衆芸能にショックを受けた舞は、合間に「潤 沢」のグッズを買っていた。

そして寿一は、たかっしに昨夜「飛び入りします?」と挑発されていたため「伝統芸能の神髄をとくとご覧に入れましょう。」と対決するという約束をしていたのだ。

しかし歌謡ショーのコンサートで能を舞っても誰も見るハズもなく、潔く負けを認め、たかっしに謝りにいくことにした。

寿一は寿限無 踊介と一緒に、たかっしの楽屋へと謝りに行くと「潤 沢」の他のメンバー3人が、青森の豪雪により会場に到着することができずにいた。

新曲「秘すれば花」の発表披露の場だけに、形だけでも4人じゃないと格好がつかないたかっしは、寿一と寿限無、そして踊りが得意ではない踊介に振付を教え、4人でステージに立つのだ。

その頃寿三郎はコンサート会場を抜け出し、まゆみに会いに来ていた。

「20年も経ってから会いに来るなんてひどい。」と話すまゆみに、寿三郎は自分の胸の内を告げる。
「いや…、忘れて欲しくなかったの。死んだらおしまいなんて、悲し過ぎるでしょ。」
「あの人はひどい男だったって、好きな人には何度も思い出してもらいたかったから。」
「忘れるもんですか…。私が忘れても、お子さんたちが思い出すでしょ。」
「これだけ迷惑をかけたんだから。」

一方、寿一たちが「潤 沢」のメンバーとして立ったステージは大盛り上がりの内、新曲の披露を終えた。

ステージを降りた寿一は、たかっしに「もう一曲いいですか?」とお願いすると、たかっしは承諾してくれたのだ。

ステージ上が暗転しイントロが流れると、スポットライトに照らされ、車イスの寿三郎が登場し、マイ・ウェイを見事に歌い上げた。

寿三郎の歌を聞いた寿一たちは寿三郎に駆け寄り、次々と言葉をかける。
「親父、最高!」  「ありがとう」
「父さん、ホント最高だよ、父さん。」
「ごめんね、めんどくさいとか言って。だってめんどくさいんだもん。」
「宗家、俺 もっと甘えていいかな?タメ口でもいいかな?」
「タメ口でいいよ。もちろんだよ。」
「ありがとう、みんな上がって来いよ。ステージに。」

ステージに上がった観山家を、ずっと陰から見守っていた末広が現れ、写真を撮ってくれた。

楽しかった家族旅行も終わり、末広が撮影した家族写真を、25年前に撮影したハワイの家族旅行の写真の隣に置くさくら。

スパリゾートハワイアンズで撮影した写真に目をやりさくらがつぶやく。
「うん。こっちのほうがいい。」

『俺の家の話』6話 感想

いやぁ~!今回もホントに面白かった。

こんなに面白いのに、視聴率は初回以外前回の5話まで10%に届かないし、今回も8.5%って……やっぱり恋愛ドラマじゃないのからなのかな?

でも一応、寿一とさくらの恋愛ドラマ要素もあるし、寿三郎と踊介という当て馬もいるのに、なにが視聴率に結びつかないのか?やっぱり小ネタが古めだったりするからなのかな?

小ネタといえば、今回も割と早い段階から、戸田恵梨香さんに「嫌いなんです、筋肉バカ」って言わせていたし笑

「筋肉バカ」って、TBSの金曜ドラマ「SPEC」で、戸田恵梨香さん演じる主人公・当麻紗綾が、携帯電話に登録している、加瀬亮さん演じる相棒・瀬文焚流の登録名でした。(ちなみに戸田さん演じる当麻は「餃子女」)

まあ、確かに「SPEC」も2010年のドラマですから、10年以上前だったり…

そして「潤 沢」の新曲「秘すれば花」の作詞がなかにし札で、作曲が筒美洋平って、一瞬あのTOKIOの「AMBITIOUS JAPAN!」を作詞作曲した、今は亡き大物作詞家と作曲家の名前かと思ったら、こちらも「札」とか「洋」とか微妙に違うんですね。

さらに「潤 沢」も「潤沢」ではなく、「潤沢」の「潤」と「沢」の間に半角スペースが入るのが正しいとか意味わからないですよね笑

とまあそれ以外にもいろいろ小ネタが満載ですが、それ以上に今回一番気になったのが、誕生日プレゼントで寿一に山賊抱っこをされたがるさくらって、いったいどういう…

でもまあそれ以上に、ここまでの展開で登場人物それぞれの思惑が細かくゴチャゴチャと入り組んできている上、今回も色々なエピソードを詰め込んでいるけど、それでも物語として破綻してないところは凄いですね。

もちろん破綻していないだけではなく、ちゃんとエンターテイメントとして楽しませてくれていますので、やっぱり宮藤官九郎さんは天才ですよね。

さて、自分が寿三郎の子供だと知って、遅い反抗期を迎えていた寿限無ですが、今回も冒頭から態度は不貞腐れていたものの、なんだかんだ言って寿一がたかっしに謝りに行くときも一緒に行ってたし、「潤 沢」の偽メンバーとしてステージに乗る時も、ちゃんと振付覚えていたしで、やっぱり根は真面目なんですね。

それにしても寿限無の中で、踊介の順位が寿一はもとより、秀生、大州どころかO.S.Dよりも下ってのは笑いましたね。

犬みたいに、順位によってそれぞれ寿限無の態度が違うってことでいいのかな?

まあ、いずれにしろラストで仲直りできたようでなによりです。

それにしても、ラストの西田敏行さんが歌ったマイ・ウェイ 素晴らしかったですね。

ツイッターでも「西田さんの美声に泣けた」「上手すぎる」「さすがの歌唱力」などといった感想が寄せられています。

やはり西田さんは、エンターテイナーとして素晴らしい方なので、ずっとお元気でもっともっと色んなドラマでお目にかかりたいですね。

 

全話ネタバレ感想はこちら。

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『俺の家の話』7話 予告・あらすじ

無事、家族旅行を終えた観山家一同。往路の息の詰まるような車中とは一変、大合唱をしながらの帰路となった。そして、寿三郎(西田敏行)は帰宅後すぐにリハビリを開始。忙しくなった舞(江口のりこ)と踊介(永山絢斗)はリモート介護に切り替え、稽古場では寿限無(桐谷健太)が体験入門のお弟子さんたちの稽古をつけるという日々が続いていた。

そんな中、ひとり暇を持て余していた寿一(長瀬智也)の元に、さくら(戸田恵梨香)がやってくる。旅行中にした告白の返事を聞いていないさくらは、寿一からの返事を待っていたのだ。しかし、寿一はその前にと、自分がスーパー世阿弥マシンであることをさくらに告白。話を上手くかわしたかのように思えたのも束の間、さくらから返事を催促され、寿一は返答に窮する。

日は変わり、元妻であるユカ(平岩紙)との秀生(羽村仁成)の親権を巡る話し合いのため、寿一はスーツ姿で踊介のミヤマ法律事務所へとやって来ていた。だが、寿一はその場でユカを怒らせてしまい・・・。

引用:https://www.tbs.co.jp/oreie_tbs/story/

『俺の家の話』見逃し動画配信サービス

『俺の家の話』の見逃し配信はParaviでどうぞ。

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