基本情報
無一文、無職、宿無し、バツイチ！そんな人生がけっぷちのアラサー女子が、行き場がなく路上生活をしていると、性格の悪い金持ち男子高校生に拾われ、リアル人生ゲームをすることに…
はたして彼女の人生には、これからどんな事態が待ち受けているのだろうか？
『プロミス・シンデレラ』登場人物・キャスト
桂木早梅 … 二階堂ふみ
片岡壱成 … 眞栄田郷敦
片岡成吾 … 岩田剛典
片岡悦子 … 三田佳子
吉寅英二 … 高橋克実
藤田明美 … 友近
坂村まひろ … 松村沙友理
千葉望 … 森カンナ
松野茜 … 堺小春
黒瀬洸也 … 金子ノブアキ
野田健介 … 瀧澤翼
安達桃花 … 平川結月
篠崎千里 … 染野有来
下山和樹 … 青木柚
今井正弘 … 井之脇海
登場人物・キャストの詳細はこちらから。
1話ゲスト
恵 / 柳美稀
壱成の知り合いのモデル。壱成に告白していて、誕生日パーティでプレゼントとして、告白の返事をするように壱成に求める。早梅をババアと呼ぶ。
『プロミス・シンデレラ』1話あらすじ、ネタバレ
ある日専業主婦の桂木早梅は、結婚１年足らずの夫・今井正弘から
「ほかに幸せにしたい人ができた。離婚してくれ。」
と突然一方的に離婚を切り出される。
家を飛び出した早梅
早梅は、そのショックから家を飛び出すが
その時パート先の店長から電話が入り、クビを言い渡される。
その上スリに有り金をすべて奪われ…
アラサーでバツイチの無一文、無職、宿無しになってしまった。
そんな早梅が公園で野宿生活を始めて数日経ったある日、
目の前に高級老舗旅館「かたおか」の御曹司で高校生の片岡壱成が現れる。
壱成は後継ぎの兄・成吾とは対照的に性格も素行も極めて悪い。
崖っぷち状態の早梅に興味をもった壱成は、彼女で暇つぶしをしようと自分の屋敷に連れて行く。
リアル人生ゲーム
壱成は早梅をただで泊めてやるといい、コンビニカレーも食べさせる。
その代わりに“リアル人生ゲーム”をやろうと持ち掛ける。
サイコロを振って、出た目のミッションをクリアすれば賞金をゲットできるというものだ。
早梅はあまりにも悪趣味なゲームに腹を立てる。
しかし、その時食べていたカレーで300万円の掛け軸を汚してしまった早梅は、
その借金返済のため、リアル人生ゲームに参加せざるを得ない状況になってしまった。
最初のミッションは「セレブパーティーで主役に恥をかかせる。20万円」
片岡家に長年仕える執事・吉寅英ニの手回しで、美しく磨き上げられた早梅は、
壱成にモデル・恵の誕生日パーティに連れてこられる。
パーティーでの初ゲーム
壱成と一緒に来た早梅は、パーティの主役・恵から敵視され、トイレに連れ込まれる。
その時壱成が現れ、早梅の肩を抱き、恵を挑発する。
その上 壱成は早梅に
「お前みたいなビッチと付き合えるかバーカ」と恵に伝言したら賞金を30万円にするという。
席に戻った早梅は、小声で伝えるが恵には聞こえなかった。
「もっとでっかい声で」と壱成。
「何？ハッキリ言いなよおばさん」と恵に促される早梅。
「お前みたいなビッチと付き合えるかバーカ」
恵はワインを手にし、早梅の頭にかける。
「どういうこと？私真剣に告白したのに。」と壱成に告げる恵。
「よく言うわ、男とっかえひっかえしてるくせに。」
「ついこないだ知り合って、俺のどこを好きになったわけ？」
「それは…、イケメンだし、お金持ちだし…」
「歴史ある老舗旅館の息子さんで…」
壱成は自分が家を捨てて、無一文になっても受け入れるのかと尋ねる。
壱成と恵を叱る早梅
驚くめぐみに壱成は追い打ちをかける。
「ほらな、金とか家柄にすりよってきたくせに」
「自意識過剰で、たいして売れてない三流モデルなんか、相手すっか バーカ」
壱成が恵に罵声を浴びせると、早梅は壱成の頭をつかんで顔をケーキに叩きつける。
「やりすぎ、もう少し人の気持ちってもんを考えなさいよあんたは」
その様子を見ていた恵は壱成に反撃する。
「金とか家柄にすり寄って来た？当たり前じゃん。あんたの魅力、それしかないし」
「大体、結局旅館継ぐのは優秀なお兄さんの方なんでしょ。」
「お兄さんに何一つ勝てない落ちこぼれのくせに、偉そうにしてんじゃないわよ。」
早梅は続いて恵の顔にケーキをぶつける。
「何すんだババア」と恵
「うっさいブス！中身が顔に出ちゃって、可愛い顔が台無しだよ」
「あとさ、私はアラサーで、モデルでも金持ちでもないけど」
「それでも人として、あんたより劣ってるとは思わない。」
「人と人を比べんじゃないわよ。」
「あんたたち2人は性格きついし、壱成は根性腐ってるけど」
「この先どう生きていくかなんて自分次第。家柄も金も関係ない。こいつはこいつよ」
早梅、大女将に雇われる
吉寅に迎えに来てもらった壱成は、早梅に残り270万円なと告げ、公園で顔を洗ってくるという。
早梅が「あいつ、怒ってますかね？」と吉寅に尋ねると
「いいえ、むすろずいぶんご機嫌よろしいようで」と答える。
その頃、壱成の兄・片岡成吾が人気芸者の菊乃との食事を終え、
道を歩いていると、壱成たちの車を見つける。
その時、早梅の姿を目にした成吾は、10年前当時の淡い自身の胸の内を思い出す。
壱成たちが家へ帰ると、壱成の祖母で、
旅館「かたおか」の大女将の片岡悦子が帰ってきていた。
吉寅から全て話を聞いたという悦子は、
早梅を気に入り、自分の旅館で仲居として働きなさいという。
さらに給料もちゃんと出すし、引っ越したければ不動産屋も紹介する。
ここにいたければここにいればいいという。
ただ、掛け軸の弁償については、
これからも壱成のリアル人生ゲームに付き合ってあげてというのだ。
ラストネタバレ
翌朝より「かたおか」で働き始める早梅が黒瀬洸也に声を掛けると、
新人の着付けは自分が手伝うのがしきたりだと話す。
そこに仲居頭の藤田明美が坂村まひろと共に現れると黒瀬は逃げ出す。
明美が「これはどういう状況？」と尋ねる。
するとまひろが「新人の着付けは、俺が手伝うのがのしきたりとか言ったんでしょ？」
「私の時と同じ手口です。」と話す。
その後早梅が仕事を覚えていくと、仲居の千葉望が松野茜と現れる。
望は早梅に大女将のコネで採用されたのかを訪ねる。
「成り行きで」と答える早梅。
どうやら早梅には、副社長のお嫁さん候補だという噂があるようだ。
その日の夜、早梅は夢を見る。
それは10年前の初恋の夢だ。
早梅の初恋の男性が顔をあげると、その顔は壱成だった。
『プロミス・シンデレラ』1話 感想
なんていうか、いきなり夫に離婚を言い渡され、
家を出たのはいいけど、お金を全額スリに取られ、
パートまでクビになるけど、10歳年下の高校生に拾われるって…
あまりにも荒唐無稽な始まりだけに、結構受け付けない人もいるんじゃないかな？
その上、壱成の楽しみがリアル人生ゲームという人を小バカにしたようなゲームだし
恵とかいうモデルも人間性があまりにもだし…
でもそんな悲惨な状況にありながらも、
そんなに不幸な雰囲気を全く感じさせない主人公の描き方はいいですね。
人を小バカにしたような態度をとっていた壱成と恵の2人の顔を
ケーキまみれにしてくれたのも結構スカっとしましたね。
＊＊＊
実際、今回このドラマを見るにあたって、ある程度原作も読み込んで、
きっと二階堂ふみさんだったら、主人公ぴったりだろうなと思ってました。
んで、実際に見てみたところ、本当に主人公にピッタリだし、スゴくいい演技してました。
だけど、全体的になにか思っていた世界観と違うんだけど、なにが違うんだろう…
思うに、なんか早梅のバックボーンの描き方が薄かったのと、
もっともっと早梅を内面イケメンにしてもいいと思う。
内面イケメンだけど、色々と引きずっている部分もあるような感じ？
それと、高橋克実さんの役柄を、初回だけでも、手下も連れたフィクサーっぽい感じにした方が、
早梅がゲームから逃げ出せない理由が強調されるような気がするんだけど。
まあ、まだ1話だというのに、主要な人物がもうほとんど出揃ってきたので、
2話以降は更に面白くなっていくんじゃないかな？
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