ドラマ『プロミス・シンデレラ』10話・最終回感想、早梅と壱成の恋、永遠に


画像引用:火曜ドラマ「プロミス・シンデレラ」|TBSテレビ

基本情報

無一文、無職、宿無し、バツイチ!そんな人生がけっぷちのアラサー女子が、行き場がなく路上生活をしていると、性格の悪い金持ち男子高校生に拾われ、リアル人生ゲームをすることに…

これからの彼女の人生には、これからどんな事態が待ち受けているのだろうか?

『プロミス・シンデレラ』登場人物・キャスト

桂木早梅 … 二階堂ふみ
片岡壱成 … 眞栄田郷敦
片岡成吾 … 岩田剛典
片岡悦子 … 三田佳子
吉寅英二 … 高橋克実
藤田明美 … 友近
坂村まひろ … 松村沙友理
千葉望 … 森カンナ
松野茜 … 堺小春
黒瀬洸也 … 金子ノブアキ
野田健介 … 瀧澤翼
安達桃花 … 平川結月
篠崎千里 … 染野有来
下山和樹 … 青木柚
今井正弘 … 井之脇海

登場人物・キャストの詳細はこちらから。

ドラマ『プロミス・シンデレラ』登場人物・キャスト、相関図、全話視聴率
無一文、無職、宿無し、バツイチ!そんな人生がけっぷちのアラサー女子が、性格の悪い金持ち男子高校生に拾われ、リアル人生ゲームをすることに… 彼女の人生には、これからどんな人生が待ち受けているの...

『プロミス・シンデレラ』10話・最終回あらすじ、ネタバレ

菊乃にスタンガンで気絶させられ、そのままどこかへ
連れていかれたため、家に帰ってこない壱成を探す早梅。

見つからずに家に帰ると、悦子たちも帰ってきており、吉寅のスマホに、
菊乃に監禁された壱成から「今日、友達の家泊まる」というメッセージが来た。

その頃 成吾は、黒瀬の茶房で一杯お酒を付き合ってもらい、早梅に振られたことを告げる。

成吾の後悔

成吾は10年前のことを持ち出し
「もしもあの時、早梅が俺の靴を履いていたら何か変わったんだろうかって」
「でも、彼女は履かなかったし、俺も追いかけることができなかった」
「それが、答えです。俺にはその勇気がなかった。」
「きっと、あの頃の俺は、旅館を継ぐ将来のことで、手一杯で」
「彼女の人生を背負う覚悟なんてなかったんでしょうね」

「そりゃ、若旦那だって、高校生だったんですから」と黒瀬。

「逆ですよ。高校生だから、突っ走ときゃよかった。後先なんて考えず」
そう話すと、成吾は酔っぱらってテーブルに突っ伏した。
「あいつなら、きっと…追いかけた…」
「追いかけたでしょうね…。壱成君なら」

菊乃の妬み

その翌朝、まだ帰ってこない壱成を心配する早梅。

悦子のアドバイスで、早梅は旅館の仕事へ出た。
その時 早梅のスマホに、菊乃から監禁された壱成の画像が届く。

そして壱成のスマホを通じ、早梅に菊乃から壱成は今はまだ無事だと連絡が入る。

菊乃は、壱成を助けたければ成吾を誘って、今日中に成吾と関係を持てと言う。

その頃 菊乃は、壱成に届く多くのメッセージを見て壱成に話しかける。
「みんな、あなたのことを心配してる。人気者で羨ましいわ。」
「私は誰からも愛されたことがない。」
「今は顔を変えたけど、子供の頃は自分でも嫌になるくらい醜くてね」
「親にすら、相手にしてもらえなかった」

「彼女は、私とは大違いだった、10年前からずっと」

高校時代、早梅は菊乃をイジメてるヤツらから、
かばん持ちをさせられていた菊乃を助け
《嫌なら嫌って言いなよ》と言ってくれていた。

壱成は「そういうとこは変わんねえのな、昔っから」と告げる。
「つか 昔、助けてもらったのに、何でそんなに恨んでるワケ?」
「10年前に成吾の気持ちを踏みにじっておきながら」
「それをすっかり忘れて、彼女は新しい幸せを手に入れた」
「それが許せないのよ。何もかも。」
「私はね、早梅さんに汚れて欲しいの、理不尽を受け入れてもっと壊れて欲しい」
「そんな彼女を見たら、成吾だって、きっと…」
「バカじゃねえの?」
「結局成吾の幸せのためでも何でもなく、てめえの自己満じゃねえか」

成吾の画策

早梅が成吾に、菊乃だったらどこに監禁しそうか心当たりがないかを尋ねていた時、
黒瀬が成吾のためにコーヒーを淹れて持ってきてくれた。

その時成吾は、黒瀬にお願いして壱成にメッセージを送る。

「壱成君ヘルプ。新しいコーヒー豆、どこにしまってあるの?」
「見つかんなくて困っててさー」
「成吾さんも、君も几帳面過ぎ」
「洸也兄貴からの頼み事はこれっきりだよ」

自分が成吾に言った
《兄貴への頼み事はこれっきりだ》
という言葉を思い出した壱成は、菊乃に返信してもらう。

「花火大会の日、男の子が忘れて行った虫かごの横だよ」

そのメッセージを見た成吾は、壱成がどこに監禁されているか気付いたのだ。

菊乃の犯行の証拠固め

壱成は菊乃に、結局早梅が羨ましかったんだろうと言う。
「自分が正しく、まっすぐ生きられなかったから」
「早梅を同じ目に遭わせたくて、必死なんだな」
「うるさい」と菊乃。
「俺も、あんたと同じだよ。」
「あいつを拾った時、どうせ金ちらつかせりゃ尻尾振って、言いなりになるだろうと思ってた」
「でも、あいつは違った。」
「早梅はあんたの言いなりになんかならねえ。あんたは早梅にはなれねえよ」

菊乃はベラベラうるさいとスタンガンで再び壱成を気絶させようとする。

その時成吾から菊乃に電話が成吾から入る。
「恥を忍んで頼みがある。今日座敷の予約が入った。先方が君を指名してきたんだ」
「私は、出入り禁止じゃなかったの?」
「かたおかが生き残るためには、君の力が必要なんだ」
「座敷は何時から?」

菊乃は仲居の茜に本当に予約が入っているのかを確認すると、
もう菊乃の手を離れた茜は、本当に予約が入っているとメッセージを返す。

菊乃がかたおかへ行くと、藤田とひまりが出迎え、
着替えの前に成吾が部屋に寄って欲しいと言っていたと伝える。

菊乃が成吾の部屋に入ると
「頼む、壱成を無事に返してくれ」と成吾が頼み込む。
「何の話かしら?」と とぼける菊乃。
「これまでのことは、俺の弱さが招いたことだ」
「でも、弟だけは、巻き込まないでくれ。頼む」
「そう…。じゃあ今、この場に早梅さんを呼んで。」
「私の前で彼女と関係を持って」
「できないの?」
「そうすれば、壱成を無事に返してくれるんだな?」
「ええ。約束するわ」
「あいつは今どこにいる?」
「それは、あとで教えてあげる」

成吾は黒瀬と組んで、今の2人のやり取りを全て撮影していた。
「これで、君が壱成を監禁してる証拠が撮れた」と成吾。

救出された壱成

「壱成の居場所は教えない、この時期助けが遅れれば熱中症で死んじゃうかも」
という菊乃に、成吾は「心配は無用だ」と話すのだった。

その頃早梅は、壱成が監禁されている場所に到着し
「何してんの、あんたは!」と言い殴る。

殴り続けながら菊乃は壱成に言葉をかけ続ける。
「あんだけ、菊乃さんと二人きりにならないでって言ったのに」
「どんだけ心配したと思ってんの?」
そう言うと早梅は壱成に抱きつき、泣きながら訴える。
「怖かった。もう二度と会えないんじゃないかって思って、凄く怖かったんだから」
「もう、どこにも行かないで」
「うん。」
「ずっと一緒にいてよ」
「分かった。次はぜってえ約束守る」

菊乃の終わりの始まり

成吾は、壱成とのやり取りの中の「虫かごの横」というメッセージで場所が分かったという。

壱成が小さい頃、成吾はせがまれて山にも川にも遊びに連れて行った。
成吾はこの町で自分と壱成が知らない場所はないと告げる。

「警察に行こう。俺が付き添うから」と菊乃に話す成吾。
「何がいけなかったの?」と菊乃

黒瀬が警察に連絡をすると口にすると、菊乃は部屋を飛び出し、旅館の中を逃げ回る。

やがて包丁を手にした菊乃は自分の喉元に包丁を当て、
もう何もかも終わりにする、菊乃から加賀美明に戻ると話す。
「きれいに化けたつもりだったけど、無駄だった。魔法はもう解けちゃった」
「だから、私は死ぬしかないの」
「信じてもらえないかもしれないが、高校生の頃」
「俺は君を醜いとも、みじめだとも思ってなかったよ」

成吾は高校の時、菊乃と日直をし、その時日直の仕事を
菊乃が完璧にやってくれたから、成吾は
《今日一日、加賀美さんのおかげで楽ちんだった。加賀美さんと日直一緒で良かったよ》
《ありがとう》
心からそう告げていたという。そして菊乃にとって
その優しさから成吾のことを好きになったのだった。

そこに早梅が壱成を連れて現れ
「菊乃さん、私思い出した。あなたと一度会ってたこと」
と、カバンを持たされていた菊乃を助けていたことを思い出していた。

菊乃は早梅が羨ましく思い憧れ、早梅みたいになりたかったが、無理だったという。

自分には自信も勇気もなく、弱くずるいみじめな
生き方しかできなかったから死ぬと訴える。

「人のこと、勝手に強いって決めつけて、逆恨みもいいとこ」
「揚げ句の果てに、死ぬとかバカじゃないの?」
「あなたが悪いのよ。なにもかも全部」
「あなたが、あの時、成吾の気持ちを踏みにじったから」
「だから、私があなたの代わりに、成吾を誰よりも幸せにしてあげようって決めてたのに」

「私のこと、嫌いなら、最初っから私の方に来いよ。この自己中女!」
菊乃は早梅を押し倒し、馬乗りになって殴りながら言葉にする。
「何もかも、あなたのせいよ。あなたのせいで私は…」
早梅は菊乃を押しのけて言う。
「あんたは弱くなんかない!ずるくてみじめでも必死に生きて来たんでしょ?」
「でも、成吾を幸せにしたかったんなら、やり方が間違ってた」
「私みたいになろうなんて思わなくてよかったのに。」
「あなたは、あなたよ、明さん」
そう告げると、早梅は菊乃の前から後ろに下がる。

「明。君は俺をずっと支えてくれた。早梅の代わりではなく、君自身がだ。」と成吾

「嬉しかった。日直一緒でよかったって言ってくれて。それに今の言葉も」
菊乃は泣きながら「ありがとう」と口にする

ギクシャクする早梅

《騒動が一段落して、元の生活が戻ってきました》
《旅館かたおかにも活気が戻り、私は仲居として忙しく働く毎日》
《壱成は、学校が休みの日だけ、旅館のバイトを続けています》

かたおかを後にした菊乃を、早梅の元夫・正弘が迎えに来て
2人の新たな第一歩を歩み始めようとしていた。

早梅は吉寅に料理を教えてもらって、腕がなまってたからと腕を上げようとしていた。

しかし2人の間はどこかぎこちないものがあった。

壱成は黒瀬に早梅とギクシャクしていると相談してみた。

一方仲居の間ではアラサー女子と男子高校生の恋愛漫画が
流行っていると、その話題で持ち切りだった。

その内容が自分と被る早梅は、複雑な気分でその話を聞いていた。

そんな中、初めの頃 早梅がカレーをぶちかけて汚してしまった
掛け軸の修繕が終わり戻って来た。

悦子はこれで縛り付けるものはなくなったから、
早梅のしたいようにするようにと伝えていた。

早梅は今度の25日に引っ越しすることを決め、身の回りの整理を始めていた。

早梅に25日の給料でプレゼントをしようと企んでいた壱成は
「間に合わねえよ、それじゃあ」と言い部屋を後にする。

早梅の引っ越しが決まってから、ずっと元気がない壱成は、
早梅の引っ越し当日に、こないだまでイジメていた下山からも
「ドンマイ」と慰められる。

ラストネタバレ

黒瀬から壱成がサプライズを計画していたことを聞かされた成吾は、
学校帰りの壱成を待ち伏せし、副社長の権限でバイト代を前渡ししてくれた。

「追いかけろ、お前がそうしたいなら」と成吾。
「ありがとう、兄貴」と壱成。

早梅にプレゼントする靴を手に入れた壱成は、自転車で
早梅が乗っている吉寅が運転する車を追いかける。

「早梅!早梅!言ったじゃねえか!もうどこにも行くなって。ずっと一緒にいろって。」
「次はぜってえ守るって、約束したじゃねえか!」

吉寅が車を停めると、早梅は車を降りて逃げ出す。

「おい、早梅!早梅!早梅」
「来ないで!」
「何で逃げんだよ!」
「怖いの」
「はあ?」
「だから怖いの!信じるのも、信じられるのも怖いの!」
「私…、一人で生きて行こうって決めて、結婚にも失敗しちゃって。」
「でも…、あんたといるのが楽しくて、あんたと、ずっと一緒にいたいて思ってたんだけど」
「でも…、私とあんたは10コ離れてるし、壱成の将来を台無しにしちゃうんじゃないかとか」
「壱成には、もっとふさわしい子がいるんじゃないかとか」
「もうどうすればいいか分かんなくて」

「私…、あんたのこと好きになっちゃった」

「俺は、どこにも行かない。ずっとお前のそばにいる。だから俺を信じろ!俺を頼れ」
「年の差なんて、どうだっていい。早梅だから好きなんだ!」
「俺が18になったら、結婚すんぞ!元旦那よりも、成吾よりも絶対に幸せにしてやる」

壱成は、成吾と早梅の思い出の木の下で早梅に靴をプレゼントする。
しかし、サイズが大きすぎたため、ヘコむ壱成。

「でも、嬉しいよ。壱成がくれるもんならなんだって嬉しい。ありがとう」

壱成が、プロポーズの答えをちゃんと聞いてなかったと言うと、早梅は
サイコロで決めると言い出し壱成がポケットから取り出したサイコロを振る。

「どの目がどういう条件だよ?」
「言わなくても分かるでしょ」

早梅がそう口にすると、壱成に抱きつきキスをする。

壱成はそんな早梅を嬉しさから抱きしめて振り回すのだった。

『プロミス・シンデレラ』10話・最終回 感想

この作品は、原作ではまだ続いているので、
できるのであれば続きが見たいですね。

今回の最終話で、前回少し気になった雪乃の過去の回収も
そこそこできたようで、納得できる内容でした。

まあまだ少し、雪乃の高校時代にイジメられていた描写や、
そんなつらい時期に成吾が心の支えになった描写がもうちょっと
あったら雪乃の歪んだ理由も分かりやすかったかも。

正弘が雪乃と 一緒に暮らすようになるのは 原作通りなので
あの2人の終わり方はいいとしても、正弘の菊乃に対する
思いというか、菊乃を選んだ理由が弱いような感じがしますけど…

まあ不倫したんだから、早梅と別れて良かったし、
早梅は早梅の幸せを手に入れそうなので良かったのかな。

でも思い返すと、早梅は1度くらいならと正弘を許そうとしてたんでしたね。
早梅の性格からすると、許すなんてちょっと考えられないんですけど。

***

今回の最終回は、これまであまり成吾のことを良く思っていなかった壱成だけど
それでも、兄弟の絆はちゃんと存在していたということが描かれており
ラストの展開としては丁度いいところで終われたかなと。

原作であれば、ここから壱成が18歳になるまでの禁欲生活が始まるんだけど
今回のラストシーンで壱成と早梅とがキスしちゃったから、この続きはないのかな?

いずれにしろ、ハッピーエンドで終わることができて
納得の最終回でした(・∀・)

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