ドラマ『リコカツ』9話 あらすじ感想。咲と紘一の心がようやく一つに!


画像引用:金曜ドラマ「リコカツ」|TBSテレビ

基本情報

雑誌編集者の水口咲は、自衛官の緒原紘一と運命的な出会いをし、ほぼ交際ゼロ日でスピード結婚したのだが、早くも離婚!?

運命的な出会いをきっかけに、華やかな結婚式を終え、幸せな新婚生活が始まると思われたのだが、同じ家で暮らし始めた二人は、互いの生活習慣の違いや、結婚生活に求める価値観の違いにより意見が食い違い、大げんかとなり新婚早々離婚を決意する。

『リコカツ』登場人物・キャスト

緒原(水口)咲 … 北川景子
緒原紘一 … 永山瑛太
青山 貴也 … 高橋光臣
水無月 連 … 白洲 迅
三本木 なつみ … 大野いと
一ノ瀬 純 … 田辺桃子
城木 里奈 … 中田クルミ
大崎 哲郎 … 松永天馬
立川 誠実 … 中山麻聖
重森 敦 … 菅原卓磨
早乙女 大 … 池田 大
狩場 学 … 吉田涼哉
谷 雅樹 … 柴田勇貴
鹿浜 梓 … 夏野琴子
鹿浜 楓 … 平岩 紙
緒原 薫 … 宮崎美子
緒原 正 … 酒向 芳
水口 美土里 … 三石琴乃
水口 武史 … 平田満
松山あざみ … 松川星

登場人物・キャストの詳細はこちらから。

TBS金曜ドラマ『リコカツ』登場人物・キャスト、相関図
画像引用:金曜ドラマ「リコカツ」|TBSテレビ 雑誌編集者の水口咲は、自衛官の緒原紘一と運命的な出会いをし、ほぼ交際ゼロ日でスピード結婚したのだが、早くも離婚!? 運命的な出会いをきっ...

『リコカツ』9話・あらすじ、ネタバレ

ある朝 咲は、紘一との思い出が詰まった共有名義のマンションを売ることを決意し、母・美土里と姉・楓、そして姉の娘・梓に家を売ることを宣言する。

紘一の父・正が就職!?

一方 紘一の父・正は、元妻・薫が働く箱根の旅館を訪ね、支配人に面会を求める。

サムライみたいな人が来ていると噂になり、多くの仲居や薫も陰から見ている中、正はやって来た支配人に、求人雑誌を見せて履歴書を渡し、ここで働かせて欲しいとお願いするのだ。

正は採用されたものの、挨拶の声は大きすぎるし、風呂桶1個洗うのにも時間をかけすぎるし、畳み方も自分流の畳み方で、若いあざみがリーダーだということにも納得しきれずにいた。

貴也がマンション売却手続きをする

その夜、姉の楓が貴也を咲の自宅へと呼び、マンション売却の一切を委ねる。

貴也は「まだ共有名義にままってことは、ローンの支払いも、半分ぐらい出してもらってるってことかな?」と尋ねると、咲は「うん」と答える。
「このまま払い続けてもらうわけにはいかない。」
「紘一さんに新しい彼女ができたから。自衛官同士…、分かり合える人だと思う。」

咲から正式に代理人として依頼を受けた貴也は、水戸の緒原家に紘一を訪ねる。

貴也が紘一に、不動産の売却に関する委任状にサインを求めると、紘一は「問題ありません。売却に全面同意します。それが…、咲さんの幸せにつながるのであれば、反対する理由は全くありません。」と告げ、ものすごい勢いで委任状にサインをするのだった。

武史が立川と決闘!?

その夜、紘一が一人で夕食を食べていると、突然 咲の父・武史から電話が入り、紘一にどうしても頼みたいことがあるというのだ。

一方、文芸部で仕事をしている咲の元へmarie claire mode編集長の大崎がやってきて、パリのmarie claire mode本社で3年間の海外研修ができると咲に告げるのだ。

文芸部の小松原部長も、今書いている水無月の小説が完成したあとなら全く問題がないと言っていることから、咲は「前向きに、少し考えてもいいですか?」と返事をするのだ。

その頃、武史に呼び出された紘一は、武史が美土里をだまして大金を奪った立川と決闘をするから見届け人になってほしいと頼まれる。

立川が潜伏している部屋に入っていった武史は「美土里からだまし取った2000万円、耳をそろえて返してもらおう。」と凄む。

しかし立川は「俺が稼がせてやった金だから、俺が使って当然だし、一回り以上年下の男と付き合えて、いい夢見られてよかったんじゃねえの?」と言い捨てる。

武史は紘一の手を振りほどき立川に殴りかかろうとするが、紘一が手を離した瞬間 腕をぶつけて痛めてしまい動けなくなったところを逃げ出そうとする立川。

そんな立川の前に紘一は立ちはだかり「待て。」と行く手を遮る。立川は「どけ」と言い紘一の顔面にパンチを入れるが、自衛官の紘一はビクともしない。

再び襲い掛かって来た立川を素早く制圧し、上にのしかかると、立川は「金なんかいらねえだろう。あの女は先が短えんだから。あったって使いきれねえよ!」と叫ぶ。

そう叫ぶ立川に武史と紘一は「えっ?」「どういう意味だ?」と尋ねるのだった。

武史の思い

病院で腕の治療をしたあと、武史は美土里の元を訪れるのだが、どうしてもと紘一にもつき合わせる。

紘一の姿を見た咲が「どうして?」と尋ねると、武史は「見届け人としてね、立川との決闘に付き添ってもらったんだ。」と答える。
「見せたかったなあ、俺の大活躍。立川は、俺の気迫に泣きべそかいちゃってさ。」「はあ」
「立川は、警察に突き出しといたから安心して。」

すると美土里は「余計なことをしないで、年を考えなさいよ。万が一ってことがあるでしょ」と武史に説教すると、武史は「俺のケガなんて、たかが知れてる。」と告げる。

その時紘一は、楓の娘・梓を2階に行かせる。梓が2階へ行ったタイミングで武史が話し始める。
「立川が言ってたんだ、美土里が…、病気だって。」
「あいつ…、美土里のバッグの中、勝手にあさってたんだよ。」
「それで…、乳がんの再検査の通知を勝手に見つけたって。」

美土里は本当だと言い、再検査も受けたけど間違いないという。しかし治療はしてないししないつもりだと言い、未来が怖いし年齢には勝てないから美しいままで死にたいという。

武史は「バカ野郎」と怒鳴り、美土里と2人っきりにしてもらう。

その後武史は美土里に、初めてのデートのこと2回目のデートのことなど話し「美土里は見た目だけの女じゃない、俺の人生の全てだ。俺はくだらない、何の価値もない男だけど、生きてくれないか?俺のために。」と訴える。
「生きててくれよ。生きててくれさえすれば、俺はもう何もいらない。復縁なんかしなくていい」
「美土里が元気で、生きてくれさえすれば…。」

武史が涙ながらに思いを訴えると、美土里は「分かったわよ。」と治療を受けることを了承するのだ。

本心を覆い隠す2人

その頃、自宅へ紘一と一緒に戻っていた咲は、武史から美土里が治療を受けることを了解してくれたという電話を受け、紘一にもそのことを伝える。

咲と紘一は、結婚についてや夫婦観などについて話し始め、紘一は「君に何かあったら…自分は…」と口にするが、すぐ「君は青山さんが守ってくれる」と紘一。

咲も「紘一さんにも、守らなきゃいけない人がいるもんね。」とお互い相手の嘘を信じていた。

そこに貴也がやってきたため、紘一は「間男ではありません、失礼します。」と家を出て行った。

貴也は咲に、家が売れて契約書を交わして来たと伝え、「咲は、俺に「もう、誰とも結婚しない」って言ったけど、それって、一番好きな人とはもう結婚できないからじゃない?」と話す。
「紘一さんは、もう新しい人と前に進んでいる。」と咲。
「俺が聞いてるのは、咲の気持ち。咲はどうしたいの?」

そんな貴也の問いに、咲は答えることができなかった。

咲の背中を押す水無月

その後咲が水無月の仕事場を訪ねると、水無月は原稿はほとんど出来上がったが、最後のページがまだだという。

水無月は咲がちゃんと紘一との決着をつけないと完成しないというと、咲は「結末はもう分かっています。今さら…、戻れません。手遅れなんです」と話す。
「ふざけんな!」と咲を一喝する水無月。
「俺は、あんたら二人を見てて、こんなバカな二人はいないと思った。」
「全然違う環境で育って全然違う価値観で、バカみたいにぶつかり合って、裸の心を見せ合ってた」
「俺は、あんた達二人に、本当の愛が、本当に存在するんだってことを教えられたんだ。」
「それを今さらくだらない嘘ついて、「手遅れ」?そんなわけないじゃん!」
「これ、武士野郎のペン。必要なんだろう。結末は、あんたが決めて。」
そう言って、水無月は紘一からプレゼントされたライト付きペンを咲に返して送り出すのだ。

紘一の父・正の本心

その頃紘一は、母・薫から箱根の温泉宿へ呼び出されていた。紘一が薫が示す方を見ると、父・正が支配人からクビを言い渡されていた。

しかし正は、支配人に土下座をしてすがり「待ってください!お願いします。もう一度だけチャンスをください。」と訴える。
「自分は40年観、妻と子を養ってきた。家庭とは常にそこにあるもんだと思い込んでいた。」
「だが、この年になって家族とは?が何か分からなくなった。そして家庭は崩壊しました。」
「自分は国民を守ってるその自負でどんなつらい任務もやり通した。」
「しかし、一番大事な妻一人、息子一人に寄り添ってやれなかった。守ってやれなかった」
「それがやっと分かった。だから自分は、この場所でちゃんと生まれ変わらなければならない」
「この通り、平に、平にお願い申し上げます。」

その姿を見ていた薫は、紘一に「私…、お父さんを誤解していたのかもね。」と話す。
「お父さんの人生は、ずっと私と紘一と、一緒だったのかもね。」「そうだったと思います」
「男の人は口にしなくても分かるって思ってるけど、ちゃんと言葉にしてくれないと…」
「もう一度…、話をしてみよっかな。」

咲と紘一の本当の気持ち

一方、水無月から背中を押された咲は、紘一に「初めてデートをした場所に来て」とメッセージを入れる。

しかし待ち合わせをした雷門へは日が暮れても紘一がやってこないため、咲はもしやと思い、ソラマチへ向かうと、紘一はそこでずっと待っていた。
「どうしてここにいるの?初めてデートしたのは雷門でしょ?」と咲
「いや…、あっちは待ち合わせの場所だ。デイトといったら、こっちだろう。」
そう話す紘一に、だったら返信して欲しいと咲がいうと、紘一は携帯の充電がきれて返信しようにも返信できなかったという。

紘一は「では、雷門の前で、もう一度、待ち合わせしよう。」とエスカレーターで下に降りると咲は紘一を追いかけて叫ぶ。
「私だって!私だって、あなたに何かあったらと思うと、耐えられない。」
「私…、やっぱり紘一さんが好き!どうしようもないくらい好き。紘一さんと一緒にいたい」
「自分も…、君のことを忘れようと思った。何度も何度も忘れようとした。」
「だが…、できなかった。自分はどうしようもなく、君のことが好きだ。」
ようやくお互いに本心を打ち明けることができ、紘一は咲を抱きしめる。
「自分は変わる。君と、やり直すために、変わる。」 「私も」

『リコカツ』9話 感想

不器用で、自分の心に素直になれなかった紘一も、ようやく咲に本当の想いを打ち明けました。

それもこれも、紘一が咲の母・美土里と父・武史の夫婦関係や、自分の父・正の本心とそして、その本心を言葉にしてこなかったばかりに、母・薫になにも伝わってなかったということを目の当たりにしたからでしょう。

また咲も水無月に諭されて、まだ手遅れではなくやり直すチャンスがあると思い、紘一に連絡することができたんだろうから、やはり水無月は2人の間を邪魔するキャラクターではなく、2人のキューピット役だったんですね。

ホントになんか久しぶりに米津さんのエンディング曲と映像がマッチして、スゴく感情を揺さぶられたラストでした。

そして、もしかしたらここで2人のキスがあるんじゃないか?と思いましたが、紘一がキスしようと勇気を振り絞ったものの結局キスできずにハグし、咲もキスしない紘一に対して、紘一らしいと思ったのか、ハグしながらの笑顔が良かったですね。

やっぱり、ここでキスってのは紘一らしくないし、このドラマの世界観を壊しちゃうような気がします。(別に、やたらキスしまくっていた某ドラマへの嫌味ではありません。)

初デートの時はエスカレーターに乗る咲に声を掛け、紘一が階段を駆け下りながら咲にプロポーズしていたけど、今回はそれとは逆に、エスカレーターに乗る紘一に咲が声を掛け、階段を駆け下りながら自分の思いを伝えるという演出がスゴく感動的でした。

また、今回武史も自分の本当の気持ちを伝えたため、咲の母・美土里が家へ戻ることになり、治療も受けることになりましたね。

お互い再婚するかどうかは別にして、武史はこれからちゃんと美土里を大切にして欲しいですね。

さらに、紘一の父・正も今回、紘一以上に不器用だっただけで、本当は家族に対してスゴク愛情を持っていることが判明しました。

やはり心の中でどんなに思っていても、言葉に出さないと伝わらないことって多いと思いますので、正もこれから変わっていく必要はありますね。

ただ、そのお陰で紘一は自分も変わらなくてはいけないという事に気付けたので、あの正の行動はナイスだと言えるのではないでしょうか。

とまあ、ようやくお互いの気持ちを確認し合うことができた2人だけど、ここで気になるのが、咲にパリのmarie claire mode本社で3年間の海外研修の話が降ってわいてきていることですね。

次回予告を見ると、そのことを紘一も知るようなので紘一は咲に行かせようとするんだろうけど、どうやらそのために、自分が自衛隊を辞めて咲についていこうとするような雰囲気が…

さて、次回いよいよ2人のリコカツに決着がつきますが、一体2人はお互いの幸せに対し、どのように向き合っていくのでしょうか。

全話ネタバレ感想はこちら。

『リコカツ』感想ネタバレ
雑誌編集者の水口咲は、自衛官の緒原紘一と運命的な出会いをし、ほぼ交際ゼロ日でスピード結婚したのだが、早くも離婚!? 運命的な出会いをきっかけに、華やかな結婚式を終え、幸せな新婚生活が始まると...

『リコカツ』10話 最終回・予告あらすじ

互いの気持ちを確かめ合った咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)は、改めて交際をスタートさせた。大切なマンションを売ったことを後悔する2人のため、貴也(高橋光臣)は買い戻しの交渉を試みる。すると、直接事情を聞きたいと買い主自らマンションにやって来て…。

そんな中、咲は3年間のパリ研修の話を受けるかどうか悩んでいた。ようやく手にしたチャンスだが、紘一との新たな生活のことを考えると、なかなか答えを出せない。もし研修を受けるとしたら、連(白洲迅)の新しい小説が完成したあと。時間は迫っていた…。

一方、パリ研修の話を連から偶然聞かされていた紘一は、咲のためにと悩んだ末に、ある決意を秘めていて…。

互いの幸せを優先しようとする咲と紘一は、どんな選択をするのか?

咲と紘一がふたりで考えた、ふたりが目指す“理想”とは…!?

引用:https://www.tbs.co.jp/rikokatsu_tbs/story/

『リコカツ』見逃し動画配信サービス

『リコカツ』の見逃し配信はParaviでどうぞ。

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