『TOKYO MER~走る救急救命室~』11話・最終回感想。チームの行方


画像引用:日曜劇場『TOKYO MER~走る救急救命室~』|TBSテレビ

基本情報

都知事の命で新設された「TOKYO MER」。「MER」とは、モバイル・エマージェンシー・ルームの略称で、チームの使命は、最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両(ERカー)で、危険な事故・災害・事件の現場に駆け付け、いち早く救命処置を施すこと。一人も死者を出さないことが、彼らに課されたミッション。

主人公の喜多見は驚異的な救命技術を持つスーパー救命救急医。強い信念を持ち、どんな危険な現場でも瀕死の患者の基に飛び込んでいくと言うのだ。

『TOKYO MER』登場人物・キャスト

喜多見幸太 … 鈴木亮平
音羽尚 … 賀来賢人
弦巻比奈 … 中条あやみ
蔵前夏梅 … 菜々緒
冬木治朗 … 小手伸也
徳丸元一 … 佐野勇斗
ホワン・ラン・ミン … フォンチー
赤塚梓 … 石田ゆり子
千住幹生 … 要潤
駒場卓 … 橋本さとし
白金眞理子 … 渡辺真紀子
久我山秋晴 … 鶴見辰吾
高輪千晶 … 仲里依紗
深沢陽斗 … 佐藤寛太
喜多見涼香 … 佐藤栞里

登場人物の詳細についてはこちらから。

日曜劇場『TOKYO MER~走る救急救命室~』登場人物・キャスト、相関図!
画像引用:日曜劇場『TOKYO MER~走る救急救命室~』|TBSテレビ 基本情報 都知事の命で新設された「TOKYO MER」。「MER」とは、モバイル・エマージェンシー・ルームの略...

『TOKYO MER』11話・最終回あらすじ・ネタバレ

かつて喜多見が助けたエリオット・椿の製造した爆弾により、涼香は帰らぬ人となってしまった。

世間の目は喜多見と赤塚に集まり、赤白戦争も白金大臣が優位となっているばかりか
水沼議員の献金疑惑も騒がれなくなっていた。

チームの解散を口にする喜多見

そんな中、喜多見は妹の葬儀後に倒れ、入院していたため、MERのメンバーがお見舞いに現れる。

喜多見は、審査会で本当のことを分かってもらい誤解を解いて認めてもらうという
他のチームメンバーに、涼香が死んだのは自分のせいだ、紛争地域に行き椿を
助けたからだと、MERを解散すると口にするのだ。

だがMERの他のメンバーは、互いにMERを続けることを望み、喜多見チーフがいない
今だからこそ、審査会で認められるように力を合わせて行こうと話しているところに音羽が現れる。

冬木が音羽にもMERが存続できるように協力して欲しいと依頼するが、音羽はその申し出を断り、
医療従事者はやはり危険な現場へ行くのではなく安全な病院で患者を待つべきだと告げる。

その時爆発事件が発生し、都庁危機管理対策室から中規模医療事案でMERの出動を要請される。

音羽はその要請に対し、喜多見が不在で他のメンバーはMERへの参加禁止となってるため、
出動は出来ない旨の連絡を入れると室長の駒場も了解するのだった。

現場に出ることができない喜多見

そんな中、退院した喜多見が涼香の遺骨を手に家に戻ると、
そこに公安の月島と南がいて、室内を調べたと告げる。

爆破テロ頻発に、ネット上では、腐った政治の改革を掲げる
LP9を支持し、加入を公言する若い不満分子も現れ始めたという。

「俺には関係のないことです」そう答える喜多見に月島は告げる。
「お前の責任だ。お前が椿の命を助けなければ、こんなことにはならなかった」

「現場に出ろ、喜多見幸太」

月島がそう告げると、南は喜多見が動けば公安は椿の行動が読みやすくなるから、
協力しろと命じるが、喜多見はもう出ないと言い切る。

「ふっ!誰かのために生きていた人間ほど、世の中に裏切られた時の絶望は大きい」
「椿は…、お前を試しているのかも知れないな。」
「このまま落ちぶれて行けば、ヤツの思うツボだぞ」

「妹さんは残念だったな。死者が出たことは、私も無念だ!」

そう言い残して、月島は出て行ったのだ。

天沼の画策

一方、赤塚知事の容体は、刻一刻と悪化していっている。

心筋組織移植しかない状態だが、厚労省から実施病院の許可がおりず、
文科省から心筋組織提供を受ける許可がおりないという。

その頃天沼は、LP9の声明で自分の批判が大きくなり
イメージダウンとなっていることを気に病んでいた。

そこで天沼は翌日に控えたMERの最終審査会で、自分たちの
息のかかった記者だらけにし、そこで音羽に喜多見とLP9が
つながっていることを証言させ、世間の目や怒りを向かせようと画策する。

そして音羽に、上手く証言してくれたら、将来の医政局長の座を
約束すると話すと音羽はその件を了承するのだった。

審査会当日の出来事

翌日の審査会の日、音羽がMERのスタッフルームに行くと、みんなはMERの必要性を訴えるという。

音羽は、今日は息のかかった人間ばかりだから、解体と言う結果は覆らない、
よけいなことを言えば今後厚労省や政府から圧力がかかるかもしれないし、
喜多見が解散したがってるのだから戦う理由がないと言う。

すると、そこに体験会のお礼の箱を持って子供たちが大勢現れる。

中には、涼香と一緒に準備したみんながそれぞれ描いたERカーの絵が
たくさん入っており、さらに涼香からの
「子供たちも、私も、誰かのために頑張るMERのみんなが大好きです」
と書いている手紙と、体験会の時にみんなで一緒に撮影した
音羽と涼香が並んでいる写真が入っていた。

その時緊急アラームが鳴り、都庁危機管理対策室より、政府所有の研究施設で爆発が起き、
多数の負傷者が出ている大規模医療事案が発生したためTOKYO MERの出動が要請された。

爆発事件発生

音羽は再び喜多見が不在なので断ろうと、マイクに話しかけると、横から比奈がマイクを奪い取り
「MER 了解。出動します」
そう告げると、全員に医療セットの準備を指示し、全員でERカーへ向かう。

一人残された音羽が子供たちが持ってきた箱の中を見ると、
音羽が好きだと言っていたチョコ味のお菓子が入っていた。

「私は官僚の道を貫きます。それを涼香さんも望んでいると信じています」
そう言い残し、音羽はMERの最終審査会場へと向かった。

一方喜多見の元に、比奈から電話が入る。
「弦巻です。」
「音羽先生は最終審査会に向かいましたが、他のメンバーで出動要請を受けることにしました」
「喜多見チーフも来てくださいとは言いません。」
「ただ…、最後の出動になるだろうから、伝えておきたかったんです」」
「私は…、本当にMERが嫌で嫌で仕方ありませんでした」
「でも、今は、みんなと一緒に活動できたことを誇りに思っています」
「喜多見チーフに教わったことを、やってきます」
「MERは無駄じゃなかったって、私たちが証明してきますから…。行ってきます」

比奈が電話を切ると、駒場から他3か所で爆発が起きた、同時爆破テロだという連絡が入り、
公安内では都内全5か所で爆発が確認でき、LP9から犯行声明が出たという。

さらに1時間後に、東京のどこかで神経ガスを使用し大量の死者が出ると警告しているという。

天沼の思惑と音羽の信念

その頃MER最終審査会では、音羽がMERは解体すべきだと、
そして喜多見がテロ組織の椿とつながっていると証言していた。

天沼幹事長にテロ事件発生の知らせが入り、現場の様子がモニターに映し出されると、
天沼はここに喜多見がいないことがテロ事件にかかわってる証拠だろうと口にする。

現場の映像を見ていた音羽の頭の中をこれまでの喜多見の行動が映し出され、
《どんな批判をされても構いません。だけど命を救う事には手を貸して欲しい》
という言葉が思い出される。

音羽はようやく本当の気持ちを話し始める。
「彼らはヒーローなんかじゃありません。MERのメンバーは単なる医療従事者です」
「彼らは、誰かに褒められたいからでも、認められたいからでもなく」
「ただ、目の前の命を救いたいという、気持ちだけで行動しています」
「彼らが到着したら、全ての傷病者を必ず助ける。」
「このチームがいるというだけでみんなが安心する。TOKYO MERはそういう存在に成長しました」

「今の日本に必要なのは、誰かのために全力で頑張ることができる彼らのような存在です」

「ああだこうだと理屈をつけて、安全な場所から批判ばかりする」
「あなたたちに彼らを笑う資格なんかない」

「白金大臣。現場を視察した医系技官としてMERはこの国に必要な組織です」
「私は…、MERは存続させるべきだと、強く進言いたします」

突然の音羽の裏切りに、天沼は白金大臣にすぐに委員会の決をとるようにいう。

委員会は全員反対の挙手をする。白金大臣はその結果からMERの解体を決定したのだ。

天沼は音羽に霞が関から出て行ってもらうというと、音羽は
「ええ。現場に行きます。私はMERの医師ですから」
そう言い残し現場に駆け付けるのだった。

赤塚の白金大臣に対する期待

その頃、喜多見に椿から英語のメッセージが届く
「大量の神経ガスで大物政治家と、周囲の人々を殺害します」
「待ってるだけじゃ助けられない命があるのでは?」
とあった。

そのメッセージを盗聴していた公安の南は、椿の狙いは天沼だという。
しかし、月島はその椿からのメッセージに違和感を感じていたのだ。

MERの最終審査会後、白金大臣は面会謝絶中の赤塚都知事の病室へ強引に入っていく。

退室するように話す研修医の深沢に、赤塚知事は
「いいのその人は、お医者さんだから」
と告げる。

「先ほど最終審査会でMERの解体が決まりました。私の勝ちね」と白金大臣。
「はあ…。ムチャクチャ腹立つ」と知事。

なぜ過去に傷がある喜多見を使ったのかと尋ねる白金大臣。
「前にも話したでしょう。喜多見幸太はMERの理念そのものだって」
「政治の世界に生きて来て、今さらそんなきれい事信じられると思うの?」
「政治家がきれい事を言ったらダメですか?」
「私は、最後に純粋に、人の命を救う政治をしたかった。」
「白金大臣。あなたも同じですよな?」
「私は医系技官だったあなたがあなたが最初に立候補した時の演説を覚えてます」
「医師免許を持つ人間として、命を最優先する政治を行います!って」

「その泣き落としまで私にMERの許可を出される計画だったてことね」
「ええ。命をかけた、最後の言葉なら動いてくれるんじゃないかと思って」
「医師としての白金さんなら、私よりMERの重要性を分かってくれるハズだった」

そこまで話すと赤塚知事の病状が悪化し、バイタルモニターからアラーム音が鳴り響く。

医療スタッフが慌てふためく中、白金大臣の目に病室にあったPCの
「心筋組織移植 許可申請中」という文字が飛び込んでくる。

苦戦するMERチーム

そんな中、現場に出て傷病者の救助をしていたMERの比奈の元に、
徳丸が一人の患者を搬送してきて、左の大量血胸と心損傷の患者の
受け入れ先が見つからないと話す。

患者の容体は刻一刻と悪化していってるため、ERカーに運び
オペするしかない状況となるが、比奈にはそこまでの自信はない。

その時、音羽が現れERカーに運んでオペを急ぐとみんなに伝えると、
チームは安心した表情を浮かべ、ERカーへ搬送する。

すると、ERカーの前で厚労省の役人が待ち構えていて、
MERの解体が決定したため、ERカーは使用禁止となったと話す。

早くしないと患者の命が危ないという訴えにも、認められないので、
救急隊の搬送に急いで回すようにと聞く耳を持たない。

その時、音羽の無線に天沼から、
「血税を勝手に使うのは許されない」
「力を持たなくては、自分の理想は実現できない、君にはもう何の力も残っていない」
と告げられる。

八方ふさがりとなったTOKYO MER。
都庁危機管理対策室にも白金大臣がやってきたため
「ここも閉鎖するおつもりですか?我々はあなたの言うことには従えない」
そう訴える駒場室長。

白金大臣の決断

白金大臣は、駒場のマイクを手にし、言葉を発する。
「厚生労働大臣として、TOKYO MERの活動を正式認可いたします」
そう話すと、厚労省職員にもすぐにMERの支援に回るように指示を出す。

「白金!どういうつもりだ!?」と憤慨する天沼。

「天沼幹事長。引っ込んでいてもらえますか?
「政治家は、国民の命を守ることが仕事だと思い出しました」
白金大臣そう告げたあと、全国医師会や看護協会に連絡するように
指示を出しそれぞれの増援を依頼するように話す。

「国民の命を守ることが、私たち厚労省の務めです。しっかりと頼みますよ」

その後白金大臣は、久我山に電話を入れ後方支援の依頼をする。

天沼幹事長のことを久我山が心配すると、白金大臣は闇献金の帳簿を公表し、
退いてもらうと話し、文科省と京山大学附属病院に話を通し、iPS細胞を
つかった心筋組織の使用許可を今すぐねじ込むように命じるのだった。

一方ERカー内での重傷者のオペを終えた音羽たちの無線に、建物内で
新たな負傷者が確認できているだけで18人、さらに増える見込みだという連絡が入った。

閉胸を比奈たちに託し、音羽が外へ出ると多くの傷病者が溢れかえっていて、
搬送先も見つからず、救急隊の数も全く足りていなかった。

しかし、建物内からは次々と新たな患者が運び出されてきていて、途方に暮れる音羽たち。

その時、あたりから救急車や消防車の音がし、
音羽達が辺りを見回すと、近隣各県の緊急車両が到着した。

やがて千住を隊長とするレスキュー隊も到着し、救助活動を始める。

なにもできないでいる喜多見

その頃、一人自宅で落ち込んでいる喜多見の元に、赤塚知事の
心筋組織移植の許可が出たと喜多見の元妻・高輪千晶が訪ねて来た。

「あなたは…、何やってんの?こんな所で。今みんな必死に戦ってるんだよ」
「怖いんだよ。現場に行ったら、涼香の事思い出して何もできなくなっちゃいそうで」
「あなたの知らないところで、誰かが亡くなるのはかまわないの?」
「散々好き勝手やって、命が大事なんて調子のいいことばっかり言って」
「いざという時に、あなた何をやってるのよ!?」

「涼香は、俺のせいで死んだんだ!」

「そうね。でも、苦しくてもそれを抱えて生きていくしかないでしょう?」

「ううっ…、無理だ。」

「1人じゃ無理かもしれない。でもあなたには支えてくれる仲間がいるでしょう?」

千晶はそう告げて、MERのヘッドセットを置くと、比奈が奮闘している声が聞こえてくる。

喜多見はその声を聞いて、次々と仲間との出来事が頭の中を駆け巡る。

その時、現場では新たな爆発が起こり、その音は喜多見にも届いていた。

喜多見の決意と存在感

中にはレスキュー隊も含め12名が取り残されていた。
駒場は安全確認が終わるまで待てと指示する。

しかし音羽は
「待っていたら助けられない命がありますから」
と仲間たちと突入していった。

千晶は喜多見に
「みんな命を救うために最善を尽くしてる。私もこれから自分にできることをやってくる」
「それが医者だって教えてくれたのは、あなただよね」
そう言い残して、病院へ向かったのだ。

電波状況が悪く、可燃性のガスが次々と漏れている中、
MERとレスキュー隊は12名全員の搬送を終え引き上げて行った。

その時音羽が、崩れた壁の先で一人の男性の足を発見した。

近づいて行くと、肩の部分がパイプに突き刺さって
意識のない男性ががれきにもたれ掛かっていた。

新たな負傷者を発見したため、無線で応援を呼ぶが、電波状況が悪く相手からの応答はない。

このままだと命が危ないと判断した音羽は一人でガスが充満し始める部屋の中で、
パイプを抜き取るためのオペを始めるが、徐々に意識が遠のいて行き倒れそうになる。

その時喜多見が現れ、後ろから音羽の身体を支え
「ガスが下にたまっています。立って深呼吸して」
と、音羽を立たせる。

駆けつけて来た喜多見を見た音羽も元気を取り戻し、
パイプを抜く際に大量出血させないための血行遮断術を
施し、男性の肩から2人でパイプを一気に抜く。

助け出した傷病者を2人で持ち上げようとすると、そこに千住隊長率いる
レスキュー隊が現れ、患者を運び出してくれた。

その頃、あまりの患者の多さで先が見えない事の不安に患者自身が襲われ、
MERチームも披露が見え始めていたところに喜多見が現れみんなに声を掛ける。
「みなさーん!医師の喜多見といいます。」
「重症の患者さんから順番に搬送しますね。」
「ここには医者もいますし、すぐにオペができる車もあります。安心してください。」

その後的確に指示を出す喜多見に、MERチームは息を吹き返したかのようにみんな元気に動き始めた。

それを見ていた千住隊長が口にする。
「何だろうな。あいつが来ただけで何となんとかなる気になっちまう。」
「よし、俺たちも搬送手伝うぞ!」

喜多見が患者の容体を見ていると、夏梅がある人物たちに気付く。
夏梅が見ている方向に喜多見が目をやると、そこにSIT隊員たちがいた。

彼らもまた傷病者 搬送の手伝いにやってきていた。
「やっぱり、喜多見チーフがやってきたことは間違ってませんよ」

都内5か所での救出搬送作業がすべて終了し、清川が告げる。
「軽症者196名、重傷者48名」
「死者は…」
「ゼロです!」

その声で、危機管理対策室のみんなが沸き立ち、白金大臣も
後ろの見えない位置に移動し小声で「イエス」と小さくガッツポーズをする。

椿の真の狙いは?

国と東京が手を組めばこれだけの力が発揮できると駒場。
しかし、肝心の主犯・椿が椿がつかまっていないと白金大臣

その頃厚生労働省では、自分が命を狙われているのか?と天沼が怯えていた。
月島は「椿の狙いは天沼で間違いない。警備を固めろ」と指示を出す。

南は月島に「もしかして椿の狙いは、天沼ではないのでは?」と進言する。
すると「分かっている。今のは盗聴に備えて指示しただけだ」と月島。

「では、椿は誰を」と南が問うと、月島はある考えが浮かんだようで音羽に電話を入れる。

「警視庁の月島だ。盗聴の可能性がある。イヤホンマイクを外させて、喜多見に代われ」

音羽が喜多見に電話を渡す。
「一つだけ聞く。妹を亡くした今、お前が一番失いたくないのは誰だ?」

その頃 椿は東京海浜病院内にある、MERのスタッフルームに現れ、
神経ガスの装置をテーブルの上に置き、喜多見に電話を入れる。
「椿です。今から神経ガスを使って、大物政治家と、同時に罪なき多くの人々を殺害します」
「その責任は、国民を見捨てた権力者にあります。」
「とても残念なことですが、正しく美しい世界を作り上げるためには犠牲が必要なんです」

「きれいごとを並べ、青臭い理想を掲げているだけじゃ、何も変わらないんですよ」
「喜多見先生にも、これで理解してもらえると信じています」

電話を切った椿は、神経ガス装置の時限起爆装置のスイッチを入れ、スタッフルームを去ろうとする。

するとその時銃声が鳴り響き、椿の身体を銃弾が貫いたのだ。

撃たれた椿がすぐに神経ガスを起爆させようとリモコンを取り出すと、
月島たちが現れ椿からリモコンを取り上げ押さえつける。

神経ガスの起爆装置はシンプルなものだったため爆発物処理班に処理をさせることに。

喜多見たちMERチームがスタッフルームに到着した時は、
もう既に椿は取り押さえられ、銃弾により腹部から大量出血していた。
「妹のかたきはとってやったぞ」と喜多見に向かって話す月島。

「あなたにもらった命、有意義に使わせてもらいました」と椿。

喜多見が医師であるために!

椿に対し、厳しい目を向けるMERチーム。

月島は警察病院へ連れていくために連絡を入れさせる。

その時喜多見が椿に近付き、椿をひっくり返し様子を見てみんなに告げる。
「銃創は背部から左胸腔、右上腹部に及んでいます。」
「すぐに出血を止めなければ危険です。ERカーに運びましょう」

喜多見はみんなにオペの指示を出し、ERカーに運ぶ。

音羽は涼香を殺したヤツだから、このまま警察に渡そうと言うが、
喜多見はその声を無視し、オペを始めようとする。

このままでは心停止するとオペ服を着用した喜多見が訴えるが
誰一人として喜多見の指示に従おうとしない。
「どうしました?」と尋ねる喜多見。
「こんなヤツを救う価値なんてありません」
「助けたらまた誰か殺すかもしれない」そう話す音羽。

「涼香は俺が医者であることを誇りに思ってくれていました」
「あいつは、誰かのために頑張る人が好きでした。」
「目の前の命を見捨てたら、俺は医者じゃなくなります…。」

「俺たちはMERじゃなくなります…。」

喜多見のその言葉に心を動かされたMERチームは全員協力して、椿の命を救ったのだった。

椿のバイタルが安定し、一命を取り留めたが、誰もなにも話さないMERチーム。

やがて音羽がつぶやく。
「こんなことに…」
「意味が、あるんでしょうか?」

「分かりません…」
「でも…」
「命を救えて良かったと…」
「今は思ってます」

喜多見がそう話すと、みんな涙を落とす。
一人黙々と縫合する喜多見

ラストネタバレ

その2か月後、TOKYO MERの正式発足記念式典が行われた。

天沼は、収賄罪で逮捕起訴された。
久我山は今も白金大臣に忠実に従っている。

そんな白金大臣の横に、手術が成功し仮病じゃないことが
発表され支持率が回復した赤塚都知事が座る。

赤塚知事は心筋組織移植の許可をねじ込んでくれたことの礼を言い、
必ずお返しするというと、白金大臣は総理の椅子を先に譲りなさい
というが、それはできないと赤塚知事。

そのころMERのスタッフルームでは、喜多見の元妻が
高輪千晶であったことが知れ渡り、もったいないと盛り上がっていた

厚生労働省医政局 MER計画推進部 MER統括官に任命された
音羽が司会となりTOKYO MERチームとERカーが紹介される。

チーフドクターを紹介しようとする音羽だったが、喜多見の姿が見えない。

みんなの後ろから、遅刻してきた喜多見が大急ぎで制服に着替え、
ごめんなさいと謝りながらみんなの先頭につく。

千晶が「よくあの人を再任させられましたね。」と赤塚知事に声を掛ける
「私じゃない。反対意見もたくさんあったみたいだけど」
「最後は、音羽統括官の強い希望でごり押しさせたって」

喜多見は
「ついに最高のチームの誕生ですね」と音羽に握手を求める。
「不必要な接触は控えましょう」と音羽。

「ですね。ふっ」

そんな中、式典会場に緊急アラームが鳴り響き、屋形船同士の
衝突事故が起き、大規模医療事案と認定され、TOKYO MERに出動が要請された。

チームがERカーに飛び乗ると、音羽も乗り込んでいた。
「いいんですか?音羽統括官」と尋ねる喜多見。
「私には、現場を視察する義務がありますので」

「MER了解、出動します」

『TOKYO MER』11話、最終回 感想・まとめ

このTOKYO MERも最終回を迎え、感動のラストを
迎えることができて、本当に良かったし感動もしました(T^T)

物語としては、喜多見が引きこもるのは前回の予告・あらすじにもありましたし、
1度目に出動しないというのは想定内でした。

また音羽が、途中からTOKYO MERを擁護しだすというのも
想定内でしたし、きっと白金大臣が赤塚知事の心臓移植の
認可を出すというのも想定内でした。

しかし、喜多見と音羽がいないなか、比奈が中心となって
MERの出動要請を受け入れテロ事件現場へ向かうというのは
想定外でしたし、先に音羽が現場に向かうというのも、意外でした。

まあ涼香の死によって、自分の心が死んでしまったかのように
なにもできなくなってしまうという気持ちは分かりますが、
中盤過ぎまで?後半まで?全く喜多見がなにもしないというのも
少し寂しくもありましたね。

まあ15分延長というのもあって、喜多見復活まで時間をかけた
というのもあるのかもしれませんが、やっぱり喜多見が活躍しないと
TOKYO MERという気がしませんね。

まあそれでも、今回のテロ爆破事件については、やはり
水戸黄門のように死者ゼロが復活したのは嬉しい限りです。

しかし、話はこれだけで終わらず、再び喜多見は椿の命を救ってしまいました。

というか、たとえ凶悪犯であってもなかなか銃を撃たないことで有名な
日本の警察が、相手が銃を構えていないのに2発も発砲し、しかも致命傷に
なりそうなところに当てるというのは珍しいですね。

足とか腕とか狙ったけど、胸と腹部に当たっちゃったっていうことなのかな?

しかし、そんな椿でも喜多見はキッチリとオペして、命を救ってましたが、
おそらく視聴者の多くは、涼香を殺した椿なんだから、このまま放っとけと
思ったんじゃないでしょうか?

まあ最後は喜多見のどんな命も助けるという、医師としての信念が勝っちゃったようで、
結局椿の命も救っちゃいました。

オペが終わり、椿のバイタルが安定した時の、喜多見以外の全員の涙には、
本当に考えさせられるところがありましたね。

でもなんだかんだ言って、最後は水戸黄門らしく、悪人以外は
全員ハッピーエンドという終わり方で本当に良かったと思います。

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