せっかく初デートに向けて洋服も選び、期待に胸を膨らませながら渉先生との待ち合わせ場所に到着した空に、早くも残念な出来事が…
そしてメンヘラをカミングアウトした沙織と「おだや」の俊一郎が…
ここでは、『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(ウチカレ)3話のあらすじ、ネタバレ感想、ゲストなどを紹介していきます。
2話ネタバレあらすじ感想はこちら。

『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(ウチカレ)3話あらすじ
はりきって渉(東啓介)とのデートに向かった空(浜辺美波)。しかし、碧(菅野美穂)の心配通り、慣れない異性との交流で、娘・空の初デートは想定外のアクシデントに見舞われる!
おだやでは、ゴンちゃん(沢村一樹)のもとに見合い話が舞い込んだことで碧との関係に変化が。
年下で美人の相手からの熱烈なアプローチとあって自信満々のゴンちゃん。
しかし碧は、ゴンちゃんが結婚すれば今までのように気軽におだやに入り浸れなくなることに複雑な思いを抱いていた。
さらに、恋をしていないと恋愛小説が書けない碧は、新作小説がはかどらず仕事もスランプに。
碧は漱石(川上洋平)の後押しでゴンちゃんとデートすることになるが……。
母・碧のデートにも、まさかの結末が待っていた!
一方で漱石はストーカー気質の恋人・沙織(福原遥)の異常なまでの執着に手を焼いていた。
同じ出版社でバイトまで始めた沙織は、漱石を24時間監視していて……。
そして光ひかる(岡田健史)は、元家庭教師の未羽(吉谷彩子)に想いを寄せながらも、年上の未羽との関係に密かに傷を抱えていた。
さらに、エリート一家の中で、オタクで落ちこぼれの自分が認められていないことにコンプレックスを感じているのだが……。
そんな中、空がバイトするおだやに、ガールフレンドの一人とデート中の光が偶然訪れる。
ガチャガチャで当たったビー玉を何気なく空に渡す光。その帰り、光にもらったビー玉越しに見えるサカサマの景色は、空の目にいつもより綺麗に見える……。
碧と空、二人を取り巻く人間関係が少しずつ動き始めていた……。
引用:https://www.ntv.co.jp/uchikare/story/03.html
登場人物・キャスト
水無瀬碧(みなせ あおい) … 菅野美穂
水無瀬空 … 浜辺美波
入野光 … 岡田健史
ゴンちゃん … 沢村一樹
橘漱石 … 川上洋平【Alexandros】
小西 … 有田哲平(くりぃむしちゅー)
伊藤沙織 … 福原遥
小田俊一郎 … 中村雅俊
ケンタ … 中川大輔
ナオキ … 大地伸永
愛梨 … 長見玲亜
渉周一 … 東啓介
未羽 … 吉谷彩子
詳しい登場人物やキャストについてはこちらをご覧ください。

3話ゲスト
ゴンちゃんのお見合い相手 / 貴島明日香
おだやでゴンちゃんを見かけて一目惚れしたものの、自分から声をかける勇気も鯛焼きすら買う勇気も出ずに、商店街のおばちゃんに見合いをセッティングしてもらった。
『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』3話ネタバレ
期待に胸を膨らませ、渉先生とのデートへ出かけた空だったが、待ち合わせ場所にいた渉先生の鼻から鼻毛が出ていたことにショックを受け、デートを終えた後も、渉先生の鼻毛のことしか覚えていない空だった。
ある日、空が「おだや」でバイトをしていると、デート中の光が偶然「おだや」を訪れ、連れの彼女がトイレに立っている間に、空にガチャガチャで当たったビー玉をプレゼントするのだった。
光からもらったビー玉を手に、反対に映る自分の好きなモノや場所などを次々と覗き込んでいる空。
自分が卒業し、少子化の折に廃校になった小学校へやってきてビー玉をのぞき込んだ空は、その中に子供たちが楽しそうに遊んでいる光景を目にし微笑む。
その時、校門の柵に貼ってあった「旧すずらん小学校解体工事のお知らせ」の文字を見た空は「なくなっちゃうんだ…、この学校」と寂しそうにつぶやき、写真を撮ろうとスマホを手にすると、もらったビー玉を落とし、そのままビー玉は転がっていって排水溝に落ちて無くなってしまった。
一方ブランドショップでデート中の光に、母から電話が入る。法事の前日には帰れると話す光に、母は帰ってこなくていいと告げる。
「みんなが集まってる時に、光がいたら通ってる大学の話や医学部へ行かなかった話になることを父が嫌がる」と母は口にし、「あんた、もう、バカな漫画とか描いとらんで…。」と母が言いかけたところで光は電話を切ってしまう。
その後再び母親に電話した光は「途中で切ってごめん。ちょうどよかった。俺も忙しいからさ…。母さん…、体だけは気を付けてね。」と母に告げ、電話を切るのだった。
その夜、自分の部屋で象印を見ていた空は、碧の寝室に突然やってきて「寝る。」と宣言する。
空は碧のベッドですずらん小学校が取り壊されマンションが建つらしいことを告げる。そして横になった空は、自分の思いを碧に伝える。
「好きなものが、ずっとその形のまま、あり続けることって…、ないんだな。」
「好きな場所だったか?小学校。そりゃよかった。」
「だから、母ちゃん、ありがとう。」
「えっ、なに?」
「あの象印がいる間、うちをここに住めるようにしてくれて。」
「あの象印も、いつかはなくなるかも知れない。」
「まあな。形あるものは、いつかは滅する。」
「だったら、形あるうちは大事にしたい。」
「見てられるうちは、見ていたい。触れるうちは触りたい。」
その後、空に締め切りを指摘された碧は「誰かお金だけくれないかな~?遊んで暮らしたい。」と口にすると、空は「母ちゃんは、私のために、やりたくない仕事してる?」と尋ねる。
「違う。君にはむしろ感謝してる。あんたがいなかったらこんな仕事、とっくに辞めてる。」
「あんたがいてくれてよかった。あんたがいたから頑張れた。」
「人のために、誰かのために、何かやれるって、幸せなことなんだよ。」
「自分のために頑張れることは、たかが知れてる。…気がする。」
その翌日、漱石の恋人・沙織は「おだや」で漱石を待ち伏せするつもりで、行き先をチェックしていたが、GPSの調子が悪くなっていた。
そこで俊一郎が直してあげると、漱石は既に戸田まで行っていたため無駄足だったと悲しむ沙織に「無駄足ついでに食べてってよ。うちの焼きそばおいしいよ。」と告げる。
沙織は、おだやが有名な店であることを口にし「悲しいことがあった日は、ちょっと贅沢しようって、入ったんです。」と俊一郎に告げる。
そして「昨日の夜、とうとうこのGPSのことで、ケンカになって…。」と告げ「わだし…、なんも持ってないんです。」と津軽弁で話し始める。
「愛しか持ってねえはんで…。青森から男ば追って上京してきました。」
「んで、そのおどごさ逃げられでまって。したら、漱石が拾ってくれで、行き場のねえわだしば。」
「だばって、わぁ、もうストーカーみだぐなっちゃって。ホントは一日ついで回りてぇぐらいで。」
その後、標準語に戻った沙織は、漱石がもう好きかどうかも分からず、執着だけで頑張ってるような感じだと話す。
そして「私、メンヘラなんです。これ安定剤です。リリカスって言います。知ってます?」と俊一郎に告げると「いや知らない。メンヘラ?メンメン…、タンタン麺とも違うよな…。」と戸惑う。
そんな俊一郎を見て、沙織は「親父ギャグ最高」と告げ、話しているうちに気持ちが落ち着いてきたと口にし、俊一郎にハグを求めるのだった。
俊一郎は嫌がるものの、沙織が「私の安定剤になってください。ハグ ミー。軽いヤツでいいんで。」と求めたため、沙織をそっとハグしてあげる俊一郎だった。
その頃、空は光に声をかけ、カフェでビー玉を排水溝へ落としてなくしてしまったことを謝っていた。
光が「その後、恋人とはどう?うまく行ってたって、この前言ってたじゃん。」と尋ねたため「ウソだよ。鼻毛、鼻毛出てた。おしまい。ジ・エンド。」と空。
「ウッソ?短絡的過ぎない?」と驚く光に、空は「だって、美しいものに憧れることを恋というんでしょ。」と答える。
その後空は光に、母が小説家の水無瀬碧であることを告げ、今夜幼馴染のゴンちゃんとデートで、ボブ・ディランを聴きに行ってることを伝えるのだ。
その夜、漱石から譲り受けたチケットでボブ・ディランのライヴを楽しんだ碧とゴンちゃんは、空から取り壊されてマンションになると聞かされた、かつて自分たちも通っていた小学校を訪ねる。
2人は思い出話に花を咲かせ、あちこち学校内を探検し、最後に学校出口の下足箱付近でゴンちゃんに思わず「ゴンちゃん。嫁に行くの、やめませんか?」と碧。
《母ちゃんは、大事なところで、セリフを間違えた。》
しかし、ゴンちゃんは、碧に「ヤダ、冗談よ。言ってみただけ。」と弁解する余地も残さずに「もうお見合い済んで、進めてもらってる。だから…。お前の気持ちには応えられない。すまん。」と深々と頭を下げる。
《何か知らないけど、徹底的にフラれた形になった母ちゃんである。》
《まるで積年の思いを打ち明け、断られたような、甘い夜風に誘われて、ふわりと発した母ちゃんのひと言は、取り返しのつかない大告白大会となり、容赦のない「ごめんなさい」という、鉄板の失恋ワードで返され、彼女は深い深い、マントルに届く穴の中。》
まるでゴンちゃんにフラれたみたいなことになってしまった碧は、大きなショックを受け、漱石との打ち合わせも上の空で、漱石に悪態をつく。
「大体、私、好きなんて言ってない。「結婚やめたら」って言っただけ。」
「だって「おだや」行けなくなるじゃん。「おだや」、家のリビング、茶の間。」
「ホントはこんなモデルルームみたいな部屋、落ち着かない。」
「影、飛ばしまくりの白い部屋!撮影用の部屋!今では取材も少ないのに。」
「シワ隠すためだけだからね、この部屋。」
碧は、あくまで「おだや」に行けなくなるのが嫌で、ゴンちゃんを好きなわけではないことを強調するが、漱石はほんの少しは好きな気持ちがあったんじゃないかと尋ねる。
碧は「夜だし?取り壊される校舎の中だし、ボブ・ディラン聴いた後だし、お酒も入ってたし。」と答えると「もしかして碧さん、恋愛下手ですか?」と疑いのまなざしを向ける。
「下手…、かもしれない…。若干、自覚はあった。」と答える碧に「それでよく、恋愛小説書いてましたね。」と話す漱石に、碧は「小説は、自分の思い通りに男が動くから。」と答えるのだった。
そんな中 光は、関係を持っていた、かつて家庭教師をしてもらっていた未羽に、もう会わない方がいいと切り出されてしまう。
最近出会った男性が、都内にいくつもマンションを持っている資産家だということを知った未羽は、当たりくじを引いたからその男に決めたというのだ。
その頃バイト中の空に、俊一郎が付け鼻毛姿の顔写真を撮影して欲しいとお願いする。
「その付け鼻毛?どうしたんですか?」と尋ねる空に「ネットで買ったの。ほら、太葉堂、そこの整体院の先生に教えてもらったの。」と渉先生に教えてもらったことを空に話す。
その話を聞いた空は、太葉堂を訪ね、渉先生に「どうしてデートに、わざと鼻毛、付けて来たの。」と大きな声で尋ねるのだ。
そんな中、働く細胞のガチャをやっていた光は、どうしても空がなくしたビー玉を取ろうと何度もガチャガチャを回していたが、やがて「何やってんだ?俺」と自分の行動に疑問を抱くのだった。
一方、碧と打ち合わせを終え、戻ろうとする漱石が、碧の昔の作品の映画化が決まりそうだと告げ、有名なミュージシャンがこの作品をやりたいといっていたという。
そのミュージシャンが、碧が大ファンの「サイレントナイフの悠人」で、碧に会って挨拶したいと漱石に聞かされた碧は、目の色が変わる。
「大っきいの来た!キタキタキタキタキタキツネ!」
「私、この人と恋するわ。これで猿、見返してやる。」
「青葉なにがしと見合いした、ゴンゾウを見返してやる。」
「私、悠人と恋します!」
『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』3話 感想
いや、とりあえず空とのデートは、渉先生の方から「見に行く?コツメカワウソ」って上野動物園に誘ったハズなんじゃないのかな?それなのに何故ワザワザ鼻毛を付けて来たのか?
まあ、失敗させようとしてたと次回予告にあったけど、だったら最初から誘わなきゃよかったのにと小一時間…
もし、これで空が幻滅せずに次のデートとなったら、渉先生はどうしたんだろうか?
もしかしたら、この手の残念感を何段階かクリアしたら、その時は本格的に付き合うというテストだったりして…
まあ何にしろ、自分から誘っといてフラれようとするなんて、全然意味が分からないですよね。
一方、今回の碧はなんかゴンちゃんにフラれたみたいな感じになっちゃったけど、幼馴染だったら、ゴンちゃんにゴメンなさいされたときに、「なに言ってんのあんた、そんなワケないでしょ。」と笑い飛ばせたんじゃないかな?
それが出来なかったということは、案外ゴンちゃんに対して本気で好意を抱いていて、それを否定されたことで、ショックでなにも言えなくなっちゃったんじゃないの?
漱石には「おだや」へ行けなくなるからって言っていたけど、碧の心の奥深くに、きっとゴンちゃんへの好意が隠されているような気がする。
おそらく、悠人と恋するというのは、碧が持つ負けず嫌いな気持ちと無意識下にあるゴンちゃんへの思いをかき消すためなんだろうなと感じますね。
また、今回メンヘラだということをカミングアウトした沙織だけど、新たに俊一郎に安らぎと安心感を見出しましたね。
ひょっとしたら、沙織と俊一郎の年の差カップルが登場する可能性も出てきましたね。
演じる中村雅俊さんが69歳、福原遥さんが22歳で、その差47歳とヘタしたらおじいちゃんと孫でもおかしくない年齢だけど、そんな展開も面白いかも笑
ちなみに物語中で、沙織が飲んでる安定剤は「リリカス」って言ってましたが、どうやら架空の薬みたいですね。似たような名前で「リリカ」というのがありますが、これは神経系の鎮痛剤(神経障害性疼痛の薬)のようなので違う薬ですね。
さて、空とお似合いなんじゃないかなと個人的に思っている光だけど、今回彩子との関係が終わって、そろそろ空とタッグを組んで漫画を描き始める物語になっていくのかな?
しかし、意外にあっさりと別れたようにも見えた光だけど、ガチャで意地になっちゃうとか、やっぱショックを受けてたのかな?その辺の複雑な男心が、ついガチャでビー玉をもう一度出して、空にあげようとするという行動に出てしまったのかな?…まあ、色々と混乱してたのは確かでしょうね。
んー、でもここまで見てきて、岡田君にはなんかウエイ系というかチャラい感じがイマイチ似合ってないような気がしますね。
もう少し抑えた感じの人物像にして欲しい感じがします(いや、全くもって演技が下手というワケではなく、逆に上手く大学デビューのチャライ系男子を表現していると思うけど、せっかくの岡田君なんでね…)
まあ、今回でいうと、母親と電話している時の岡田君の演技の方が好きですね。
そして、今回学歴や漫画を巡って父親と対立しているという光の背景が描かれていましたが、母親は息子よりも父親の味方なんだ…
家族に理解してくれる味方がいないって、つらいし寂しいですね。ここから売れっ子の漫画原作者になって、両親を見返してやって欲しいものです。
でも、こういう両親だったら、漫画原作者として成功して、大金を稼ぐようになっても認めてくれない可能性も高いか…
次回予告を見ると、渉先生は忘れられない人がいるからと、空とのデートの時に鼻毛を付けて行ったということのようだけど、だったら冒頭で書いた通り最初から誘うなと…
これで空の方は渉アウト、光インになるのか、次回を楽しみに待ちたいと思います。
4話ネタバレ感想はこちら。

全話ネタバレあらすじ感想はこちら。

『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』4話予告・あらすじ
碧(菅野美穂)の小説『私を忘れないでくれ』が、人気バンドのボーカル・ユウト(赤楚衛二)主演で映画化されることが決定。碧はファンであることを隠し、気合いを入れて打ち合わせに臨むが……小西(有田哲平)は原作の内容を勝手に変えようとするユウトの言いなりになっていた。自分の作品が守られないことにストレスを抱えつつも、映画化を受け入れないと次の作品も書かせないという暗黙の条件を前にプライドが傷つく碧。誰よりも碧を気遣う漱石(川上洋平)は、作品を守るためにできることを考えるが……。
一方空(浜辺美波)は、デートに“つけ鼻毛”をしてきた渉(東啓介)にその理由を聞いていた。“忘れられない人”がいるのでわざとデートを失敗させようとしたという渉に、見くびられたように感じる空。自分でも意外なことに、勢いよく渉に別れを告げる!その夜、何かを思いついた空はペンを手に取り……。
おだやでは、ゴンちゃん(沢村一樹)の見合いが思わぬ形で破談に!俊一郎しゅんいちろう(中村雅俊)は、ゴンちゃんが碧のことを思って内心ほっとしている、と話すが……。
翌日、碧のマンションに漱石が訪ねてくる。碧のために映画を成功させようと策を錬る漱石だが、碧は触れてはいけない漱石の過去に踏み込んでしまう……!かつて漫画編集部にいた漱石は、あるスキャンダルを起こして文芸に異動してきたのだが……。そんな中、空は光(岡田健史)の作った物語をイメージした絵を見せるため、光と共におだやへ。二人は漫画制作を通して距離を縮めるが……。そこに碧と渉が偶然居合わせ、事態は急展開を迎える!
引用:https://www.ntv.co.jp/uchikare/story/
『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』見逃し配信
『ウチの娘は、彼氏ができない!!』の見逃し配信はHuluでどうぞ。

配信内容、話数などの詳細はサイトにてご確認ください。
コメント