一人高熱を出し、仕事を休んで寝ていた漱石に、俊一郎に癒しを感じた沙織から「長いことありがとう、バイバイ」というメッセージが突然届く。
漱石の頭の中を「俺じゃダメだった?」と尋ねた漱石に向けられた「ごめん…。」という声が漱石の頭の中を駆け巡る。
ここでは、『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』6話のあらすじ、ネタバレ感想、ゲストなどを紹介していきます。
5話ネタバレ感想はこちら。

『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(ウチ彼)6話あらすじ
沙織から突然の別れを告げられたため、夜の道で車を走らせた漱石は、熱にうなされ対向車線へとはみ出してしまい、あわや大事故になる寸前にハンドルを切り、左側の路肩に停車する。
その時 碧が、偶然 漱石に電話し、企画を通してくれたお礼を告げると、様子があまりにもおかしいため、小西を迎えに行かせ病院に運ばせて、慌てて病院へ駆けつける。
碧は「君がいなくなると困る。」と告げ漱石にキスをしようとすると、漱石は「僕、40度の熱の風邪なんですよ。」と碧を止め「僕の事、本当に好きなんですか?」と尋ねる。
お互い自分の気持ちを確認してみた2人は、結局、気持ちの確認を止め、ファジーでいくことにした。
そして碧は漱石に“母と娘”を描く新作小説『真夏の空は、夢』を頑張ることを誓い、その後の碧は、漱石との約束も忘れるくらい執筆に没頭していたのだ。
そんな中、空は渉との順調な交際に少々浮かれ気味だったが、碧は「渉先生と結婚したりしたら、母ちゃんは1人だな。本当に好きになったら、母ちゃんのことなんて忘れちゃうよ」と口にする。
「忘れないよ。」と否定する空だったが、心のどこかで碧が遠くへ行ってしまうような気持ちを感じていたのだ。
一方光は、空への想いを隠しながらも、どうしても碧と空の血液型が親子ではありえない組み合わせであることが気になり、「おだや」へ食事に行き、さりげなく碧と空の血液型を尋ねる。
その時、何かを感じ取った俊一郎が日本酒を手に光に近づき、一緒に飲むことになった。。
酒が入ったことで、それまで光の中に閉じ込めていた空への思いが、名前は伏せつつも、つい口をついて出てしまうのだった。
その頃、漫画の登場人物の血液型を調べていた空は、O型の親からAB型の子供が生まれないことをググって知ってしまう。
疑問を感じた空は光に電話し、自分と母親の血液型について質問するが、どちらかが勘違いしているのではと光が告げると、空は碧の血液型を調べ始める。
碧の血液型がO型であることを調べ上げた空は、光を呼び出しこれから自分が本当にAB型なのかを調べに行くと告げるのだった。
登場人物・キャスト
水無瀬碧(みなせ あおい) … 菅野美穂
水無瀬空 … 浜辺美波
入野光 … 岡田健史
ゴンちゃん … 沢村一樹
橘漱石 … 川上洋平【Alexandros】
小西 … 有田哲平(くりぃむしちゅー)
伊藤沙織 … 福原遥
小田俊一郎 … 中村雅俊
ケンタ … 中川大輔
ナオキ … 大地伸永
愛梨 … 長見玲亜
渉周一 … 東啓介
未羽 … 吉谷彩子
詳しい登場人物やキャストについてはこちらをご覧ください。

『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(ウチ彼)6話ネタバレ
空は光に付き添ってもらい、自分の血液型を調べてもらうため、病院へ行き、受付をする。
その時光に、俊一郎から電話番号を聞いた碧が電話してきて、光に「やめて!検査、やめさせて!」と訴えるが、光に「どうやって?」と返されてしまう。
「ホントだ、どうやってだろう…。」と悩む碧に、光は言葉をかける。
「彼女は、それをすると思います…。今やめさせても…。」
「子供が何言ってるってことかもしれないっすけど…。僕がついてます。」
「…あっ、彼女が戻ってきます。」
「光君!お願いね。空をお願い。」
「はい。」
その頃碧は、自分の家の中で憔悴しきっていて、ゴンちゃんに話しかける。
「どうしよう…、どうしよう?ゴンちゃん。空が、どっか行っちゃう。」
「んなことあるわけねえだろ。」
ゴンは泣き始めた碧の肩を優しく抱いてあげる。
「うっ… 私の事、嘘ついた 今まで黙ってた私の事、許してくれない。」
「何言ってんだよ、大丈夫だよ。」
「もう終わりだ…。みんな終わりだ…。」
「んなことあるかよ。何も終わらねえよ。」
その頃、病院で検査を終えた空は、光に「ABだった。正真正銘AB型だった。」と告げる。
その後も付き添ってくれている光に、空はポツリとつぶやく。
「あの人、他人?」 「えっ?」
「だって、血がつながってないってことは、他人ってことだよね?」
「そんなふうに言うなよ…。母ちゃん、可哀そうだろ。」
「どんな事情があるかは、分かんないけどさ…。俺だったら、まず礼を言うね。」
「他人なのに、ここまで育ててくれた。」
「水無瀬碧は、水無瀬空を、すっげぇ愛してる…。俺にはそう見える。」
すると空は突然泣き出し「私どうしよう…。血液型なんか、調べなきゃよかった。」
「何でこんなことになっちゃったの?母ちゃん、大好きだし。私に何が起こってんの?」
光は取り乱した空に声を掛ける。
「しっかりしろ、しっかりするんだ。1人じゃない、俺がいる。ここにいる。絶対いる。」
「水無瀬を守る…、なんてカッコいいこと言えないし、自信もないけど…。」
「何があっても、俺がいること忘れんな。なっ?」
空はそんな光に泣きながら抱きつく。
《私が、初めて男の子にハグされたのはこれで…。》
《まるでヨレヨレになったおばあちゃんが、電信柱にもたれ掛かるみたいに。》
《恋とは遠く…、でも切実で…。入野…、いてくれ…。》
光に慰められた空は、少しだけ笑顔が出るようになった。
一方碧の自宅では、ゴンちゃんがスープを作ってくれていた。
碧は「いらない。」というが、ゴンちゃんがあまりにも美味しそうに飲んでいるため、一口だけ口をつけてみると美味しかった。
ゴンちゃんは「空も大人になったってことだ、分かってくれるさ。」と碧に告げると「そうかなあ…、どうなっちゃうんだろうな、私たち。」と心配な様子。
そんな碧にゴンちゃんは声を掛ける。
「いいか、碧。俺は何があっても、お前ら親子を守るからな。」
「あの時だって、空ごとプロポーズしたろ?ここで。」
「はっ??プロポーズ?何?それ?」
空が生まれたばっかりの頃、ゴンちゃんは碧に「お前よー、あの…、大変だったら、俺、一緒に育ててやってもいいぞ?」と伝えていて、ゴンちゃんはそれがプロポーズだったという。
「えっ?それプロポーズなの?分かんないよ~。もう空、夜泣きすごくて寝させてもらえなくて、朦朧としてるから「プロポーズです。」ぐらい言ってくれないと分かんないよ。」
その後碧とゴンちゃんは、口喧嘩となるのだった。
その頃渉先生とデートをしていた空は元気が出ないため、微熱があると言い、渉先生とのデートを切り上げ、光に電話する。
ちょうど風呂に入っていた光は、空からの電話には3コール以内に出るという約束をしていたため、あわてて風呂から飛び出して電話に出る。
家に帰りたくない空は、光の部屋へ行き、泊めてもらうことにする。
光は「こう見えて、年頃の男なんで」と言い、駅前の漫喫へ行ってオールするという。
その頃碧は、空からの「かーちゃん、今日はオールしてく。チェーン開けといてくれ。」というメッセージを見ながら半泣きで空の好きなリモンチェッロを飲んでいた。
一方、光が漫喫で漫画を読んでいると、店員が訪ねてきて「お客さんです。」と空を案内してきた。
「1人でいたくなかった。ついてきてしまった。」と話す空に、「いきなり気、許し過ぎじゃない?」と光。
「ヤドヴィガ描いたから。」
「誰かの心の中にあるものを、ああして具現化して、絵にするってことは、それはもう、心が通じ合ったも同じと思った。」
「そんなこと、いつ思ってたの?」 「今。適当に言った。」
「やめて、そういうのやめて。俺の心、もてあそばないでよ。」
「不思議…。私、入野といると、心が自由になる。」
「こんなに泣きたいのに、どうしようもないのに、ちょっとだけ心が抜け道見つける。」
「俺、抜け道かよ。」「でも、その抜け道の先には、光が見える。」「光だけにな?」
「疲れた。今日、疲れた。ちと寝る。」
そう告げると、空は光の肩を借りてガチで寝てしまった。
早朝、漫喫を出て空を駅まで行く途中に「はたらく細胞」のガチャガチャを見つける。
光は、ガチャガチャの中に空の好きなキラキラビー玉を見つけ「出たらやるよ。これで見ると、街が逆さまになって、新鮮なんだろ?泣きたくなったら、これで世界見てろよ。」と言い、お金を入れて回す。
すると1回でキラキラビー玉が出たため、それを空にプレゼントするのだ。
去っていく光をビー玉を通して逆さまに見る空。
《お守りにする、これ。》
《おう。》
空が家に帰ると、碧は起きていて「何か目 覚めちゃって、コーヒー淹れてた。飲む?」と声を掛けると、空は「うん。」と答える。
続けて空は、碧に近づいてきて尋ねる。
「母ちゃん。私、母ちゃんの娘じゃないの?」
『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』6話 感想
なんか、これまで水曜日に気楽に見れるホームドラマ+ラブコメみたいな感じで見てたけど、前回の血液型疑惑から、今回にかけて、かなり切ない内容になってきました。
冒頭でこそ、空と渉先生はいい感じにデートを重ね浮かれていた空だったけど、碧が母親じゃない疑惑が出てからは、空にとってそこまで渉先生は重要じゃない感じになってきましたね。
さらに今回「おだや」で、俊一郎に自分の空への気持ちを吐露していた光だったけど、前回までは、まあ光は空のことが気になってるんだろうなって感じだったけど、ここまでガチで好きになっていたとは…
でもなんだかんだ言って、空がこんなしんどい時に、頼れる親友と呼べる友達もいない中、渉先生ではなく、光に色々相談して、行き場のない時にも光を頼るとは、空はなんだかんだで一番光を信頼してるんだろうね。(まあ最初から今回の騒動に関係してたってのもあるんだろうけど。)
でもまあ前回も、渉先生とのデートで困った時に、母ちゃんの次に光を頼ってたから、空にとっては困ったときに便利な人という認識しかないかも知れない。
それにしても、今回 空に3コール以内に電話に出ると約束した光が、100%3コール以内に電話に出ていたのはスゴかったですね。
あれだけ人気者の光なんだから、あの風呂に入っていた時なんか、別の女の子から電話が入る可能性だってあったろうに。
もしかして、空以外の女の子とはLINEの交換はしてても、誰にも電話番号は教えていないんだろうか?
一方の碧の恋は、漱石とどうにかなりそうな感じもあったけど、空の血のつながり問題で、それどころではなくなっちゃいましたね。
一応は碧が主役なんだから、碧の恋愛ももっと色々出てきても良さそうだけど、このまま進むとゴンちゃんと漱石の二択になりそうな…
さて、次回は空に問い詰められた碧が空との出会いについて語り始めるけど、1度目の真相という話が嘘だったという。
そこまで空に隠しておきたい、空の出生の秘密とはいったいなんなのか?次回も非常に気になりますね。
7話ネタバレ感想はこちら。

全話ネタバレあらすじ感想はこちら。

『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』7話予告・あらすじ
「かーちゃん、誰?」親子の血の繋がりがないことを知られ、空(浜辺美波)から問い詰められた碧(菅野美穂)は、それまで空に隠していた“真実”を語り始める……。かつて心から愛した男性がいたこと。その人に裏切られたこと。死を決意して訪れた樹海で置き去りにされている小さな空に出会い、一緒に生きようと思ったこと……。
碧の話を聞き、今まで以上に母娘の特別な“絆”を感じる空。しかし二人の間には、それまでとは違うぎこちない空気が漂うようになっていた。さらに、新作小説に取りかかっていた碧は再びスランプに悩まされる。そんな中、碧の小説『アンビリカルコード』を読んだ光(岡田健史)は、あることに気づく。小説の内容が、空から聞いた碧と空のなれそめとそっくり同じだったのだ……!一方、空は、碧の引き出しの奥に“臍の緒”が隠してあるのを見つける。自分が拾われた子なら、なぜ臍の緒があるのか、疑惑を抱き始める空……。
翌日。空と光は、本当のことを知るであろう俊一郎(中村雅俊)とゴンちゃん(沢村一樹)を問いただすが、二人はお茶を濁し……。碧がなおも自分に嘘をついていたことを知り憤る空は、今度こそ本当のことを聞き出すため、光と沙織(福原遥)、ゴンちゃんと俊一郎を連れて、碧の元へ!打ち合わせに訪れていた漱石(川上洋平)も巻き込み、碧が空に話したくなかった衝撃の真実がついに明らかに……!
そしてその頃―。疎遠になっている空からフラれることを怖れる渉(東啓介)は、ダイビングに訪れた海で、流木を集める謎の男に出会っていた。怪しげでありながらどこか雰囲気があるこの人物の正体とは……!?
引用:https://www.ntv.co.jp/uchikare/story/
『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』見逃し配信
『ウチの娘は、彼氏ができない!!』の見逃し配信はHuluでどうぞ。

配信内容、話数などの詳細はサイトにてご確認ください。
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