この物語は、警視庁での働き方改革の一環により、これまで3隊だった機動捜査隊に、架空の臨時部隊「警視庁刑事部・第4機動捜査隊」創設された設定で、そこが舞台となる。
主人公の伊吹藍と志摩一未ははその第4機捜に所属し、第1~3機捜のヘルプのみならず、捜査一課などの各部のヘルプも行う。
彼らは普段、覆面パトカーで地域パトロールをしているが、110番通報があればその事件現場に急行して、迅速に初動捜査を行う。
勤務は24時間の交代制で、初動捜査で事件が解決できない場合は担当の課に事件を引き継ぎ、警視庁の刑事部には属するものの、他課の捜査員のように一つの事件をじっくり扱ったりはしない。
したがって、街中で発生する様々な事案に対して、勤務時間の24時間内でできる限りの対処をするのが仕事となる。タイトルのMIUは機動捜査隊を指す「Mobile Investigative Unit」の頭文字を取った略。